われもこう

八方美人です。愛想がいいとか喋りやすいとか言われるけど本質は、これ。妄想族であり夢見が…

われもこう

八方美人です。愛想がいいとか喋りやすいとか言われるけど本質は、これ。妄想族であり夢見がちだけど、わりと実体を覗き見したりしてます。若く見られがちなので、急にどっと老け込まないように気をつけつつ、精神年齢を年相応に引き上げることが今後の目標です。

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なんとなく…

日記を書くことが苦手で。 自分が書いたもの、特に自分の内面とか悩みや愚痴なんかも残すのが許せなくてメモすら恥ずかしいのは何でだろう。 じゃあ、なんでこれを書いてるのかと言うと、 「自分を無くし過ぎちゃった」 から。普通に生活して子育てして家事して仕事してを繰り返してたら、いつの間にか経っていた時間の中に私が行方不明になってきたから。 自分探しとかそんな御大層なことではないけれども、やっぱりこの程度の人間でも私と言う居場所を叫びたくはなるんだな。 お若い頃は「これが好き」

    • 書くことが見つからない。 楽しいことや笑った話など、あるにはあるけど。 突風に巻き上げられた砂埃みたいに、きっと砂漠の砂嵐はこんな感じなんだろうという感覚で嫌な事が脳味噌を覆っていく。 考えるのはよそう、と思っている間にも嫌な気分が何処からともなくやってきて埋め尽くされてしまう。 嫌なものから助けて欲しくても。 ヘリコプターの縄ばしごが垂れ下がってくる訳でもなく、大きな手のひらで引っ張り上げられることもなく、下がってなと構えられた銃から身を呈して守られたりもせず、この歳だと

      • どこにでもあるような家族の風景

        保湿クリームを塗っていた小学1年生の息子が振り向いた瞬間、私は爆笑した。 ベットベトだった! ラードを塗たくったみたいに白くなっていた。 もったいないわー って言いながら私は何度も顔のクリームを掌で取って息子の全身に塗り伸ばした。 その間、息子はヘラヘラと笑い続けていた。 「母ちゃん!これでツルツルになるね!」 って、満面の笑みで言う息子の顔はツルツルを通り越して、テッカテカだった。 リアルに比喩でもなく「剥きたてゆで卵」だった。 反抗的な小学4年生の長男がボソッと 「母ち

        • 気流 霰水からストーブ

          冬になると、とっても聴きたくなる曲。 1人でヘッドフォンしてあったかい部屋で陽射しが眩しいなあと思いながら聴きたい。 窓をチラッと開けたら外気が待ってましたとばかりに流れ込んでくる。はあ、気持ちいい。 いや、やっぱり寒っ。閉めよう。 お気に入りの曲は、CDで欲しい。 その曲の入ったアルバムのCDが欲しい。 あの曲は何曲目に入ってるのかな? こんな感じでこのアルバムは始まるのね、 へー、こんな曲調もあるんだ。 あ、この曲も好きかも。 来たきた!おー、やっぱりこの曲好きやわー

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        なんとなく…

          ひいおばあちゃんのお話。の、続き

          今度は、父方の曽祖母のお話。 父方の祖母のお母さんである、ひいおばあちゃんは隣の市の大きな田んぼがある集落に住んでいた。お顔がまん丸で、お菓子の「ぽたぽた焼き」のパッケージに描かれてるおばあちゃんみたいな人だった。 遊びに行くと、田舎の大きな家の土間の向こうの台所から叔母さんが顔を出す。居間の方に向かって 「おばあちゃーん!みんなが遊びに来たよ!」 って叫んでから、 「どうぞお上がり。おばあちゃん奥におるけん、行ってみぃさんね」 と、私たちにニコニコと言ってくれる。 おばち

          ひいおばあちゃんのお話。の、続き

          ひいおばあちゃんのお話。

          私は曽祖母を4人、知っている。 知っている、と言う表現はおかしいかな。 曽祖父は2人、会ったことがある。 まあ、人間誰しも曽祖父母は4人は必要な訳で。 4人全員、ひいおばあちゃんと会ってる人はそんなにいないんじゃないかと先日、言われたので思い出を脳味噌か引っ張り出しながら、 明治生まれの『ひいおばあちゃん』のことを。 今日は母方の曽祖母の回想。 まず、母方の祖母のお母さん。 (言い方が複雑だなー) (簡単な言い方ないかな) この方はほとんど記憶にないけど、母方の親戚の集ま

          ひいおばあちゃんのお話。

          ええ塩梅の匙加減

          いつも通りに起きて洗濯機を回してパジャマを着替えて旦那と私の弁当を作り、としているうちに息子たちが起きてくる、 いつもの朝。 朝ごはんを作ってみんなが食べてわたしが片付けて送り出す、 いつもの朝。 の、はずだったのだけども。 長男の様子がおかしい。 「学校に行きたくない!休む!」 体調は悪くないみたいだけど、話を聞くに上級生といざこざがあったらしい。 学校を休むことについては良し、とも悪し、とも判断はつけづらいけど、もっと深く話を聞くに社会問題になってるような深刻な感じで

          ええ塩梅の匙加減

          すぐスマイルするべきだ 子供じゃないならね

          ホフディランの「スマイル」 テレビのCMで流れてて、CDでよく聴いていた頃のことを思い出した。 スマイル、笑顔について。 10代の終わりくらいかなあ。その時は、なんて辛辣な事を明るい曲調に乗せて言うとるんやろ、と思った。 笑っててね、って言われたって…笑えない時もあるしさ、その前にいつでも笑ってる人ってどうなの?天使なの?女神なの? 可愛い人が笑えばそりゃ可愛いでしょ!? 当たり前じゃわ。 子供じゃないならねって、まあ、そりゃ、ねー、そう言われたら、あれっすけどね… と、

          すぐスマイルするべきだ 子供じゃないならね

          あなたが思うより健康です

          「流行ってるもんを子供から教えてもらうようになったら終いだよー」 と、聞いたことがある。 前の職場の先輩で、お子さんはその当時に高校生だった。 いやいや、そうは言うても世の中の流れとか察知しとるやろうし音楽とか映画とかドラマ、アニメにお笑いとか好きじゃけん一緒に楽しむと思うわー。 と、結婚してもないし子供もいなかった私は言い返した。 そんなん、うちの母親みたいやんかと笑っていた。いたのだけど。 ところがどっこい!!! 息子が小学高学年になろうとしてる今現在、流行っていると

          あなたが思うより健康です

          泣いている人

          先日、一緒に働いている女の子がポロポロと泣いていた。隠れるように、でも止められなくて本当にポロポロと涙を落としていた。 私よりも身長がかなり高くていつもシャキッとしていてテキパキと動いている彼女だけど、その時のその姿は少女のようで、ついつい背中をさすって抱きしめた。立ってたから私が抱きついたみたいになっちゃって情けない感じになってしまったけど… 他の人の話を聞いてかわいそうだと、でも何もしてあげられないのが悔しくて泣いちゃったと話してくれた。 私も同じ話を聞いていたけど、

          泣いている人

          年の初めの例として

          この世の中の形ある物すべては、いつか壊れる どこの世の形のない物だっていつかはなくなる と、私の母はよく言っていた。 おおよそ、その様なことを言っていた。 私がお皿を割っちゃった時、大事にしてた物をなくした時などによく言ってた。 「あー大丈夫、大丈夫!形ある物は全て壊れるように出来てるの。永久に形があるものなんてないから。」 慰めてくれてたのは分かってるよ。 でも、本質はその通りだなと最近になってよく分かる。 他にも、その当時は理解に苦しむ母の言動が、今となっては全くもっ

          年の初めの例として

          汚れちゃったのはどっちだ 世界か自分の方か

          マスクをしている生活も長くなって、顔の大部分が隠れてるのをいいことにメイクをしない…いや、コロナ禍以前もしてないか(笑) (笑)って、すごく便利だな(笑) メールなどの文章の通信で会話をする事が得意じゃない。唐突だけど、好きじゃないです。嫌いでもないけど。 クスッと笑う程度のおもしろいやり取りはするし、特に意味のない会話もいい。 でも、なるべくならば、メールなどの文字情報は使いたくないなー、と。嫌だなー、と。手軽だけど細かなニュアンスかま伝わらない時もあるしなー、と。

          汚れちゃったのはどっちだ 世界か自分の方か

          橙と青が交わって天国を作る時間がある

          師走になると焦るのは、日本人の遺伝子に組み込まれているからだろか。 何かと気忙しくなるのも文化や伝統なんだろうなと買い物帰りに考えてた。 子供たちは楽しみにしてるし、世の中も楽しい雰囲気になる12月に、焦って鬱々と溜息を忍ばせているのは私だけなんじゃないかと切なくなって、情けなくて泣けてくる。 この時期がうきうきと楽しかった頃の頃なんて忘れてしまいそうだ。 しかし、なんでこんな寒い時期に一年の〆の区切りを置いたんだろう…春だったら大掃除もお歳暮配りも除夜の鐘も初日の出も初詣

          橙と青が交わって天国を作る時間がある

          ハンドルネームと戸籍上の名前とあだ名

          #名前の由来 書いてみよう。みたいなとこにあったお題だけど このまま書き始めてええの? noteを使わせて頂くにあたり設定したのが 『われもこう』 まあ、読んで字の如くで草花の名前の 『吾亦紅』 すっとしてて、ゆらゆらして、ポンッとしてる。 小さい頃、おままごとをする時は吾亦紅の花を摘んで苺に見立てて遊んでた。 近くで見ると花の部分は、小さな花の集合体で、じーっと見てると少し気持ち悪い。 そこがとても良い。 「花」自体も好きだけど、なんと言っても「字」が素敵なので、この名

          ハンドルネームと戸籍上の名前とあだ名

          アーモンドのチョコレートだけかじって過ごした

          ゆらゆら帝国のこの節のあるこの曲、なんとなく淀んだ気分のあつい真夏の昼間などに特に聴きたくなる。 ギターのリズムが好き。ギターのリズム?弾き方?音楽理論に詳しくないから分からないけど、コードの進み方?とかが気持ち良い感じがする。 歌詞も口ずさんでるとお口が気持ちいい。 ついつい鼻歌で歌ってると必ず 「それ何の歌?」 って訊かれるから、そんな時は必要以上に熱唱してエアギターやってると失笑されて 「楽しそうだね」 というニュアンスのことを言われて終了するのを何回かやったな。 ゆら

          アーモンドのチョコレートだけかじって過ごした

          ヘリコプターはイルカ

          でも、 イルカはヘリコプターじゃないんだよね。 と、母に話したことがある。母の反応は勿論 「は?どう言うことね?」 そりゃそうだ。 よく分からないけど断片的に記憶にあることや、過去に意識が戻される音、何かを思い出す匂いなど、誰にでもあると思う。 そこで、「ヘリコプターはイルカだけど、イルカはヘリコプターじゃない」問題(そんなにご大層なことじゃないが)、結論は 分かんない! 『ヘリコプター』と言う言葉を思い浮かべると、自動的にイルカの画像が脳味噌に出てくる。 実物のヘリ

          ヘリコプターはイルカ