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友人が購入した7万円のランドセル

どうも、さるはしです。

先日、来年小学校に入学予定の子どもがいる友人と久々に会いました。

コロナ禍なのでなかなか呑みにも行けず、おっさんに近い男2人でランチなんか嗜んで解散したわけです。

そこで聞いた話が「ランドセル」についてでした。

なんと友人は1人娘のために7万円もするランドセルを購入したんだそうです。

僕は未婚で子どももいないので知らなかったのですが、この値段は現在妥当な価格なんだとか。

気になったので友人の話も交えつつ、巷で噂のラン活について書いていこうと思います。

そもそも、ラン活とは?

友人の話を聞いてランドセルについて調べてみると散見された言葉が「ラン活」というもの。

ラン活とは、おそらく「ランドセル活動」の略で、ランドセルを選ぶためのプロセス自体を指すようです。

カタログを取り寄せたり、実際に店舗に赴いたりとランドセルを選ぶために行う活動が「ラン活」なんですね。

初めて聞いた言葉だったので友人にも確認しましたが、友人も知らなかったようでした。奥さんは知っているかもしれないですね。

友人のラン活

では友人はどのようなプロセスを踏んだのかと言うと、ほぼ奥さんが意気込んでいて友人はおまけだったとのこと。

まぁ、そもそもランドセルを背負うのは娘さんなわけですし、当然かも知れません。

娘さんの希望は、パープルのランドセルがいい、というもの。

奥さんの希望は、子どもの身体にフィットしておしゃれなデザインで、手作りされているものだったそうです。

いろいろ調べていく中でたどり着いたのが、鞄工房山本というランドセルブランド。

友人は「鞄工房山本 口コミ」などで検索して役立つ情報を集める担当だったと笑っていました。

ラン活のフローとしてはカタログ請求をして目処をつけたあとに店舗に実物を見に行き、購入したそうです。

特に揉めることなく決めきれたようだったので安心しました。

調べていく中で「ラン活で揉める過程もある」とも書かれていたので少し心配してしまいましたね。

7万円のランドセルを買う価値

この話を聞いて僕も知見が広がったので楽しかったのですが、気になったのは「子どもに7万円もする鞄を買う必要があるのか」ということです。

7万円あればできることがたくさんあります。

このご時世なので難しいですが、韓国や台湾への旅行もできますし、沖縄や北海道へもいけます。

ドラム型洗濯機や40型のテレビだって買える価格ですよね。

未婚だからこその意見かもしれませんが、「そんな高いものである必要があるのか」と気になってしまったんです。

友人が言うには、ランドセルは高かろう安かろうで、安ければ安いほど機能が劣るんだそうです。

5万円前後でも良いものが買えますが、残りの2万はちょっとした特別感の上乗せだと言っていました。

ようするに、機能を越した贅沢品というわけです。

僕はそれを聞いて、素直に「それはいいことだな」と思いました。

はっきり言って友人の家は裕福な方だと思います。友人は稼いでいる方だし、奥さんもしっかり働いていて収入は多いです。

そんな家庭だからこそ妥協せず、「良いものを買いたい」と選んだのであれば価値のある7万円なのではないかなと思うのです。

それに、最近は7万円程度当たり前なのだと言っていました。もっと上を見れるのがランドセルです。

一般的には贅沢に見えても実はそうじゃない、分かる人にだけの価値がある奥深いものだなと感じます。

友人の家庭とお子さんの未来が良いものになるよう、僕も祈っています。


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