JASSO奨学金書面審査応募のコツ 海外留学支援制度(大学院学位取得型)

2021年度の募集要項(予告)が公開されました。応募に際しては、必ず最新の情報を確認してください。

もうすぐJASSOの奨学金の募集が始まります。今年は9月1日に募集開始で10月15日まで応募を受け付けるようです(→NEW応募受付自体は10月1日からに変更、ただ募集期間の延長はなし。事前登録は9月1日より可能)。前回JASSO奨学金の面接について書いたところ結構JASSO奨学金に関する記事のニーズがあることが分かったので、今回は書面審査についても書くことにしました。この記事は、私が個人的に感じた書類作成の注意点に加えて、エッセイの書き方についても網羅しています。私の記事は基本的に2020年度の情報をもとにしていますが、今後応募条件や書類の変更が発生する可能性があるので、応募の際は必ずJASSOや取りまとめ大学の最新の発表を参照してください。

1.奨学金の概要

・ 大学院(修士・博士)の留学用の給付型奨学金(返還不要)
・最大3年間支給。年間上限250万円までの学費に加えて、月々の生活費も給付
・年齢制限:修士課程で35歳未満、博士課程で40歳未満
・基本併給可
・留学前・留学中どちらも応募可能
というかなりお得な奨学金となっています。
受給者の絶対数が多い奨学金でも有名で、2020年度の採用者は93名です。同じ分野から数名しか採用しないという狭き門の奨学金もある中で、JASSO奨学金はかなり門戸が広い奨学金です。また採用者/応募者が93人/239人であり、3人に1人強が合格しているため、応募条件を満たせばかなりチャンスがある奨学金です。

また朗報になりそうなのが、、、

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