22時に山下本気うどんに行ったら本気の優しさを感じた話

日に日に寒くなってきましたね。先日、仕事やら何やらを終えた夜22時、なんだかあったかいものが食べたくなり、ふらふらと歩いて行ったのは、最近気になるこのお店。

山下さんって誰？そもそも人なの地名なの？

そんなことを感じつつもいつもスルーしていた、このうどん屋さん。神楽坂だけでなく、渋谷並木橋、道玄坂などのグルメスポットに続々と出店しているらしい。9月3日にオープンした神楽坂店は、飯田橋駅にほど近い坂の麓エリアにある。立地を選びながらも、きちんと人通りが多いテナントにお店を構えているあたりが、最高にクール。

店名にもなっている山下さんは、香川県出身の元芸人さんらしい。なんと新宿のうどん慎(かつて食べログの評価がすごく高くて、気になって食べに行ったお店。コシが強くて本当に美味しかった！)で修行を積まれたそう…！

そんな山下本気うどん、日中は行列で入れないくらいの人気です。ところがその日は台風の晩。時節柄、神楽坂でも多くの飲食店が22時までに閉店するようになっていたこともあり、この日は待たずに入店できました。夜道に灯る灯りが優しいよ〜。

イケイケなお店はメニューも優しかった

メニューには天ざるや海老天など定番もあるけれど、それよりも創作うどんがフリーダムかつ豊作で気になります。全部美味しそう…！
ついつい目移りしてしまうけど、メニュー表には、おすすめの品にマークがついていて、選びやすいようになっています。初めてくる人にも優しいデザインだ…！

おすすめに従って、カレボナーラうどんを注文。カレーうどんとカルボナーラうどんがハーフ＆ハーフになっています。しかも真ん中にはバターが！右側ではカルボナーラ、左側ではカレー、真ん中エリアでは二つが混ざったクリーミーなカレーという3種類が味わえます。

丼物を選ぶとき、ついあれもこれも食べたい…！と思ってしまうわたしのような人間に、一杯で3種類の味を食べさせてくれるというとんでもない懐の深さです。

写真では伝えきれてないのですが、カルボナーラソースには泡ができています。濃厚を通り越してモコモコの舌触りでした。

フラッと入れる手軽さが優しいね

今回はさくっと食べて帰ったけれど、夜はお酒も出しているらしい。鶏天たるたるや肉じゃがなど、お母さんの手料理のようなアテも充実しているそうな。
入るときに姿勢を正してしまうお店が多い神楽坂に、気軽に入れるお店ができてくれてありがたい。遅くまでやっているので、帰り道やちょっと飲み足りないときにふらっと寄って帰るのによさそうです。