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天然石と「美しい日本語」が織りなす、「世界に一つの物語」をお届けします

天然石のお守りアクセサリー作家、sarariです。

私のつくるお守りアクセサリーの名前は、どれも個性的。(だと思っています。)



今回はその「理由」と、私が作品名に託す「想い」についてお話ししていこうと思います。


石から感じる「物語」を届けたい

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私が作品名を付ける時には、まず、作品をしっかり見ることから始めます。

じーっと見つめて、観察して、作品から伝わってくる「物語」を感じ取るんです。

例えば「雨夜星 - amayonohoshi -」。

こちらは大粒のラブラドライトのピアスなのですが、ラブラドライトは一見するとグレー~ブラックのシンプルな石。

でも角度を変えて見ることで、ブルー、グリーン、イエロー、オレンジの入り混じる、宇宙や夜空を感じる美しい輝きを見せてくれます。

そんなラブラドライトを見つめて、感じて…。


「人はそれぞれ、心の中に無限の宇宙のような可能性を秘めている」
「隠された可能性、または才能・魅力が、このお守りアクセサリーを介して開花していく」


そんな物語を感じました。


「美しい日本語」探し

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次に取り組むのが、「美しい日本語探し」。

感じ取った物語に合う言葉を探していきます。

イメージに合うキーワードを入れて検索をしたり、類語を探してみたり、自分の頭の中にある言葉の中から探してみたり…。

そうして出会った、「これだ!」と感じた言葉を作品名に据え、そこから紹介文を書く作業に入ります。

選んだ言葉と、天然石の意味、そして最初に感じた物語を織り込むように、紹介文を綴っていきます。

ちなみに、この逆もあります。

作品名がどうしても決まらなくて、ひとまず感じた物語を「作品紹介文」として書いていく。

書き終えて、読み直して、改めてその物語に合うタイトル(言葉)を探しに行く。

そうやっていつも、作品名と、作品紹介文を決めています。


「美しい日本語」を選ぶ理由

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私の作品の名前に選ぶ言葉は、なかなか耳慣れない言葉、読みにくい言葉かもしれません。

「雨夜の星(あまよのほし)」「氷柱(つらら)」「小夜(さよ)」「東雲(しののめ)」「漣(さざなみ)」…。

「でも、美しい言葉だから、使いたい。」

そう思うから、迷わずそれらの言葉を使ってきました。(でも読んでいただけず、言葉の美しさが伝わらないのは寂しいので「雨夜星 - amayonohoshi -」という感じで、読み方をローマ字で添えています。)

選ぶときは作品から感じた物語に合う言葉、それも、なるべく美しい日本語を選ぶようにしています。

それが、「sarari」の世界観になるから。

作品を「キレイ」と思っていただきたい。

だから作品名も「美しい」と思っていただきたい。

そんな思いで試行錯誤をして、今の作品名のつけ方が生まれたのでした。



天然石アクセサリーをお守りとして身に付ける楽しさ、心強さを届けたい

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私が届けたいことは、作品によって異なります。

でも、根っこは同じ。

「天然石アクセサリーをお守りとして身に付ける楽しさ、心強さを届けたい」

それが、私が一番大切にしている願いです。

そのために作品名があり、作品ひとつひとつに意味があり、物語がある。

物語と、タイトル。

そしてアクセサリーの、天然石の持つ意味。

この3つがひとつになって、「sarari」のお守りアクセサリーが成り立っています。

だから、1日に多くても3つくらいしか、作品名と紹介文を書くことができません。

この作業は、かなりエネルギーを使うこと。

でも、言葉があるから、物語があるから「sarari」としてのお守りアクセサリーがあると思っているので、この方法は、これからも続けたいと思っています。

美しい天然石と、美しい言葉。

そしてお守りを身に付ける楽しさと心強さを、届けていくために。


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