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ミニマリスト本を読み漁った結果

お部屋の中の情報量が多すぎる…!と感じて物を減らそうか考え始めた時に、私がしたこと。
ミニマリストさんの本をとにかく読む
↑これです。

これまでの経験で「考えを変える」とか「自分に変化を起こす」ことは自分の脳にそれがスタンダードだとか良いものだと思い込ませることとほぼイコールだと知っていたので(自分で選んでする自分の洗脳です)、ミニマリストを名乗る人の思考を知ればいいと考えました。
YouTubeは手っ取り早くて無料でいいかもしれませんが、動画の特性上「捨ててよかったものベスト5」とか「捨てればお金が貯まる」とか「少ない服でコーディネートするおしゃれ」とかが多くなりがちなので、本を優先しました。
私が知りたいのは短絡的で分かりやすい「結果」「見た目」ではなくて、なぜその人がミニマルな生活を目指したのかという思考の過程であり、考え方そのものだったからです。

ミニマリズムを語るものからお洋服をメインに構成されたもの、写真で解説したものまで2~30冊読みました。
(10冊くらいでタイトルと著者名で自分の求めている情報が書かれていそうか分かってくるので、あとは偶然のヒットがあるかな、くらいで読んでいて、大体は「ハズレ」でした。笑)
その中で、個人的に「この人の選択した理由に興味がある」と感じたのがこちらです↓

私が惹かれるのは、「どうしても選びたいものがあった」「結果として痛みを伴っても減らすことを選んだ」という切実な何かを感じられる本です。

しぶさんはマキシマムな生活とその時の苦しさを経験したからこその持たない理由や、金銭面のとらえ方、優先事項から逆算した合理性などがすきです。
また、アトピー改善のために大きく生活上の選択をふっているのも、大切なものと痛みとの評価がみられて興味深いです。

やまさんは自分の強みと弱みの両方から目をそらさず、かつ家族とよい関係でいるために何を手放すか・何をお互いに協力できるかにフォーカスして、結果的に物を減らすことで望みを実現した図式がすてきだと思いました。
目の前の結果だけにとらわれずに、時間をかけて楽しんで実験している姿が、思い込みをはずすことの良さを教えてくれます。

あとは、個人的にお部屋の見た目が大好きなcoyukiさん。

私は物の数の少なさで勝負する世界にいるのはミニマリストではないのでは?と思っていて、かつ物自体への美意識のようなもの(色やデザインや統一感)が好みと合致する方が自分のアイディアに還元しやすい気がするので、coyukiさんのバランスの良さはとても心地良く、ブログなどもよく見に行っています。

みなさん、言葉の選択に人として誠実な雰囲気を感じられたこと、ミニマリストをファッションや自己顕示の手段として扱っていないこと、物を減らす痛みや理由を明確に語っていらっしゃることなどが、この人のミニマリズムを自分にインストールしたい!と思った理由です。

私自身は現時点で、完全にミニマルにできる・したいとは思えないのですが(やはり「数」ではないという思いと、まだ要/不要をジャッジできる段階にない部類の物がいくつかあるから)、何度も読んで、彼らの思考になじんでいきたいなぁと、思っています^^

#note #コラム #ミニマリスト #断捨離 #本

読んでくださりありがとうございます☆サポートで美味しいコーヒーショップのミルクティを飲んで、またよい記事が書けるようにお勉強します!