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アレクサンダー・テクニークで「望みをかなえる」ために必須の2つのこと

アレクサンダー・テクニーク(AT)って知ってますか?
という以前のエントリ ↓ に続き、ATってなにするの?の入門編です。

アレクサンダー・テクニークは、パフォーマンスの向上・効率化の土台になるワークです。
F.M.アレクサンダーさんという人が(解剖学的な)頭と脊椎との関係性がパフォーマンスの質に影響する
という発見をし、
その再現性を高めたことにより「アレクサンダー・テクニーク」と呼ばれています。

つまり、単体で何かをするのではなく、パフォーマンス(行為)との掛け算により、効果が期待できるものなんですね。
ではその「ATを使う」というのはドウイウコト?なのでしょうか。
ポイントはたった2つです♪

①望み(実現したいこと)はなんだろう?

ATは目的との掛け算ワークです。
例えば「ストレスなくハイトーンで歌いたい」「堂々と人前で話がしたい」「もっと快適にパソコン作業がしたい」
そんな「望み」=自分の目的・やりたいこと・実現したいことを達成するために土台として活用します。

「ATを使って『何か』をする」ことは目的になりますが、「ATをする」ことは目的にはなりません。
ATはアレクサンダーさんが発見した「原理」「法則」てきなものと考えると、それ自体が目的でないことは明白ですね。

上達したいこと改善できたら嬉しいこと興味関心のあること知りたいことなどなどの
「望み」をはっきりさせることが、実現への加速装置になります。

教師から生徒さんへの「今日は何をやりたいですか?」がATレッスンのスタートになっています。

②頭が動けるから、全部がついてくる

私たち人間は脊椎動物なので、あらゆる動きのスタートは「頭」です。
ヒトが直立歩行に進化したため、「頭から動き始める」というとハテナ?となると思いますが
脊椎動物としてベーシックな魚や蛇が前進するところを想像すると納得できるでしょうか。
彼らは「頭から」前に進んでいきますね。

ところで「頭」はとても重く、5kgほどあるといわれています。
脊椎という小さな骨が湾曲しながら積み上がった上に頭が乗っているのに
人間はどうして直立なんていう不安定な状態で活動できるのでしょうか
(小さな達磨落としを不安定に積み上げ、大きな米櫃を乗せている図を想像してみてください。すぐに崩れそうですよね。)

それは、後頭下部と脊椎の間にある深層の小さな筋肉群(後頭下筋群)が常時、頭のバランスを保つ役割を果たしてくれているからなんです。

このバランス機能は何も意識しなくても常時働いていますが
日々の生活の中でそのバランスが働きづらくなるような動き・身体の使い方を私たちは知らないうちに習慣化していっています。

そのバランス機能の本来の役割を取り戻しながら何かを「する」ことがアレクサンダー・テクニークを「使う」ということで
つまりは頭が動きやすい状態を自分でつくることがスタートになります。
※この頭が動ける状態をどうやって作るの?はまた別のnoteで書きたいと思います。

先に書いたように、脊椎動物は頭が動きのスタートで
頭が動けるから、進みたい方向に全身がついてくるわけです。
逆に、頭が動きづらい状態(バランス機能を阻害している状態)では、やりたいことが効率的・建設的にできません。

というわけで

アレクサンダー・テクニークを「使う」時には
・自分の望みにコミットしよう!
・頭が動ける状態を自分でつくっていこう!

の2つが前提になっているよ☆というお話でした。

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読んでくださりありがとうございます☆サポートで美味しいコーヒーショップのミルクティを飲んで、またよい記事が書けるようにお勉強します!