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自分でつくれる自己肯定感

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自己肯定感が低くてもなくても、自分でつくっていけるアイディアをこつこつと
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2019年4月の記事一覧

優しさの皮をかぶった依存

ひとへの優しさと依存をごっちゃにしないために、知っておきたいことがあります。 依存を優しさだと信じてしまうと、どんどん自分が苦しく、生きづらくなってしまうから。 私もかつて、そういうひとりだったから。 ひとへの依存度が高い人の特徴はこういう感じです。 ・協調性が高い ・自己犠牲の精神が強い ・共感力が高い どうですか?いい人、やさしい人に思えるんじゃないでしょうか。 ですが ・相手の気持ちを大切にするけど、自分が嫌なことや損なことも受け入れがち ・ワガママを通

強さは「かたさ」か「しなやかさ」か

「強い」人、と聞いて、どんなイメージを持つでしょうか? 強靭な肉体を持つ人、あきらめない人、打たれ強い人、努力する人、etc.. 実際に思い浮かべるなら、歴史上の人物だったり、身近な憧れの人だったり、霊長類最強女子だったり、するかもしれません。 先日、3年ぶりくらいで会った人に 「前に会った時よりもしなやかな印象になった」と言われました。 うれしいなーと思うと同時に、私の思う「強さ」の定義が3年前とは違うものになっていることに気付いたんです。 それまでの私は、武装する要素

生きづらさからの回復にたったひとつ、必要だったこと

子供のころからずっと生きづらかった人間が 齢30にもなろうという時にイジメにあって絶望して、この世とオサラバしようかと思っていたのに 紆余曲折あって今、なぜか生きやすくなっています。 あれ?なんでだっけ? 回復の過程を全部、洗い出し直そうかと思ったんですが この3年4年の心の動きを詳細に書き出せるほど私の記憶装置はよくできていませんでした(照 とはいえトピックスをいくつか思い出そうと振り返りをしていて、 1つハッキリと言えることがあると気付きました。 生きづらい時には

褒められたのに、よろこべない

人から褒められた時に、素直によろこびをかみしめることができません。 頑張っていることや努力したことであればあるほど、 「褒め言葉に騙されてはいけない」 「誰でもできるんだから喜んだりしてはいけない」 「褒められたことを喜んでると思われてはいけない」 「もっとすごい人が星の数ほどいる」 そんな気持ちが、嬉しさと一緒に、そのうち嬉しさを覆い隠すほどに、むくむくと湧いてくるんです。 むしろ、意識的に、そう思う自分をつくろうとしているのかも? どうしてよろこぶことにストップがか

使う言葉で「未来」が分かる

自分の「未来」を占う、けっこう確実性の高い方法があります。 「今」の自分がどんな「言葉」を使って考え、話し、暮らしているかを知ることです。 どうして「今」なのか、それはどんな「言葉」なのか。 人は、どんなに客観的であろうとしても真実を見極めようとしても、 どこかで自分が見たいように、考え・記憶・状況なんかに意味をプラスしていっています。 分かり易い例が 学生時代にめちゃくちゃ辛くてもう本当に苦しくて二度とやりたくない!と思った部活のスパルタトレーニングが 年を取ってみる