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2分で読める「今日からやる会議」~「ザ・ゲリラ」の宣伝方法を考える&作画をチェック~

毎週水曜日に更新中!「今日からやる会議」ダイジェスト版。
今週も番組スタッフ竹田がお届けします。

「ザ・ゲリラ」電子書籍版のプロモーションを考えつつ漫画の作画をチェックしよう!

7月17日、(株)コルク 代表取締役の佐渡島庸平さん、漫画家の猫田まんじまるさんをお招きして第7回漫画原作会議を開催しました。

数々の人気漫画を世に送り出した敏腕編集者の佐渡島さんとタッグを組み、森田さん原作の「ザ・ゲリラ」を漫画化するべくプロジェクトを進めてきました。
漫画原作の電子書籍を7月8日に発売しましたが、初日は紀伊国屋書店のデイリーランキングで3位に。発売から一週間の時点で売り上げは118部。売上額は5万9000円という結果に。

たとえば「宇宙兄弟」は最初から売れていたのでしょうか。
佐渡島さん「全く売れないです。宇宙兄弟もドラゴン桜も売れなくて苦労しました」とのお答え。
佐渡島さんはどのようにヒットに導いたのかというと・・
「ドラゴン桜」の時には書店に通りかかるたびに入り、
「書店員さんに『バガボンド』の担当なんですけど」とアピール。
その時の佐渡島さんは社会人1年目でしたが、それはあえて言わずに、
「(「バガボンド」の担当が)気合を入れて立ち上げた作品なんですけど平積みしませんか?」と声を掛けます。書き下ろしてもらった色紙などを持って地道にそれを色々な書店に回って行ったそうです。

「宇宙兄弟」の時には書店フェアを開催、SNSに投稿していただき最も「いいね」がついた書店員さんにNASA旅行をプレゼントするキャンペーンを敢行。NASA旅行は実際にはアメリカ・ヒューストンまでの旅行のため費用は出版社の報奨金とさほど変わらない金額で手配できますが、「NASA旅行」という響きの魅力で書店員さんに宣伝を競ってもらうことができたそうです。3万部までは手売りの要素が大きいとのこと。
そのほかにも読者の感想はがきに、予告なしでポスターを添えた手紙を返送して周りの人に薦めてもらうなど、コツコツとした努力を重ねたそう。

さて、「ザ・ゲリラ」のプロモーション方法は?
例えば1日1冊売る気持ちでツイートするなどの積み重ねが必要。
しかしテレビからネットにお客さんが移るのは難しく、ネットからネットのほうが情報がつながりやすいので、佐渡島さんは人気のインフルエンサーと絡んで記事を載せてもらい、広く「ザ・ゲリラ」を知ってもらう方法をアドバイスしてくれました。今後番組ではSNSで人気インフルエンサーとの対談を検討していきます。

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電子コミックの販売先は、かなり大人向けの内容なこともあって、なかなか決まりませんでしたが・・・
なんとDMM.comさんに良いお返事をいただけました!

その理由はなんと「番組のファンだから」とのこと。さっそくリモートご挨拶をしましょう!

DMM.comさんはテーマも「ヒューマンドラマ」と好意的に捉えていただいていました。
DMM.comさんの電子コミックサービスは、横断的に、他のサービスと絡めた展開をやりやすいところがウリだそうです。ドラマ化したときの動画配信や、本と映像をセットで販売するなどの展開もできるかもしれません。

次はネームを見ていきます。
猫田さんが3月からネーム作りを開始、佐渡島さんのチェックを繰り返し、すでに10回以上描き直し。時には徹夜もしつつネームを作っていただきました。4人が考えたセリフやポーズも反映されています。

森田さんが気になったのはカットされたシーンについて。
DMM.comさんとの連載の取り決めは、トータル200ページ分。
プロットをそのまま漫画にしていくことは分量的に難しく、原作からの引き算が腕の見せ所になりそうです。

今後も10月連載開始を目指して会議を進めます。

次回は「テレ東ロゴTシャツプロジェクト」がついに完結!

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