副業を勧める理由3選
今では当たり前になりつつある副業ですが、なんでこんなにも増えてきたのしょうか?
答えはたくさんあると思いますが僕なり副業が増えてきた要因について3つご紹介していきたいと思います。
1つ目 複数の収入源を持つべき時代
最近ではウイルスの影響だけではなく、日本のGDPが毎年1%も減少してきています。
あまりピンとこないことかもしれませんが、簡単に言うと
GDPとは「日本企業が儲けたお金」ということです。
つまり日本の儲けが年々減っているということですが、もっと身近な所で言うとあなたの会社の儲けが毎年1%下がっているということです。
GDPが下がるというのは、直接的な実感はないと思いますがお金の勉強をしている人たちからすると危機的状況だということです。
10年後は儲けが10%減るということになりますが、儲けが減った企業はどうするでしょうか?
早期退職制度という名のクビ宣告をしたり、給与のカットを行うようになります。
これは予想とかいうことではなく事実です。
ということは1つの収入源しかもっていない人は豊かにならないということになってきます。
そこで収入源を複数持つことが必要になってくるわけです。
1つが減ったとしても、もう3つほど収入源があれば慌てる必要なんてないですよね。
2つ目 スペシャリストからジェネラリストの時代へ
スペシャリスト・・・特定の分野に深い知識や技術を持つ人
ゼネラリスト・・・分野を限定せずに広範囲な知識・技術を持つ人
今の時代はスペシャリストがどんどんAIにとって代わっていく時代になってしまいました。
少し前まで安定していると言われていた、今でも人気の会計士や税理士はおそらくほとんどがいらなくなってしまうことでしょう。
今は高収入を得ているSE(システムエンジニア)もどんどん人が必要なくなってくる時代が目前に迫っています。
専門知識や技術といういうのはAIにとって代わりやすいというのを覚えていた方がいいかもしれません。
ではどんな人材が今後は必要とされるのか?
それは間違いなくゼネラリストです。
例えば、1つの会社で1つの部署に10年間いた人材と
10年間に5つの部署を経験した人材はどちらが会社にとって必要となる人材になるでしょうか?
答えは後者です。
なぜかというと会社の全体像をつかむことが出来ていて、広い視野で物事が考えられるからです。
1つの部署にしかいない人材というのは、会社がどのように成り立っているかなんて全然わかりません。
むしろ毎日のルーティーンワークになりがちで思考停止している人も多いと思うのはぼくだけでしょうか?
会社全体が見えている人は、今の会社がどんな状況にあって自分は何をすべきなのかが見えてくることも多いものです。
たくさんのことを経験して複合的な思考をもって仕事ができる人を今の世の中は求めているということです。
3つ目 副業している人との圧倒的な差ができる!
あなたの周りでも副業をしている人は何人かいると思います。
その人たちはみんなが遊んでいる時や寝ている時に頑張って仕事をしているわけです。
そんな人と副業もせずに遊んでいる自分では5年後、10年後には圧倒的な力の差が出来てしまうことになります。
おそらく、10年以内には日本人の半数は複数の仕事を掛け持ちするようになっていきます。
その波に乗るかどうかを個人の自由ではありますが、僕は自分の将来を良くしていきたいと考えているので、僕は今は4つほど仕事をしています。
たまに聞くのが
「うちの会社、副業禁止なんだよね、、、」
という人がいますが、正直言って勉強不足が露呈してしまうのであまり言わないほうがいいかもしれません。
厚生労働省が2018年には副業解禁を発表し、2020年9月には副業を促進するガイドラインまで企業向けに出しています。
つまり国を挙げて副業を勧めているという状況です。
会社の就業規則というのは厚生労働省が定めるガイドラインをもとに作られていることがほとんどです。
実質、公務員以外は副業をしていい、むしろ副業してくだいね!ということを国が発信しているということになります。
国も会社員という働き方が多い日本の限界を感じているからこそだと思います。
どんどん新しい働き方をする人が増えていき、経済を発展させていく試みがこれからも増えていくことでしょう。