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DJ振り返り(2020/01/26) #はちゃぱ

 2020年1月26日、長野市で「Hatcha Metcha Party!! vol.13」にゲストDJとして出演しました。
スペシャルゲストにHARDCORE TANO*Cへの参加や音ゲーへの楽曲提供で有名なDJ Norikenさんが長野初出演ということで、大いに盛り上がり非常に楽しい記憶に残るパーティになりました。

自分の演奏履歴と何を考えていたかを残しておきたいと思います。

イベント概要

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選曲時に考えていたこと

 今回はスペシャルゲストにDJ Norikenさん。タイムテーブル的には自分はNorikenさんの前でDJユイさんの後ろ。頂いた時間は1時間。
NorikenさんがUK Hardcoreメインで選曲されるであろうことと、ユイさんがHardstyleを得意としていることから音楽的にはハードな曲に寄っていくだろうと予測をしていました。(更にいうとNorikenさんの後ろのCairnくんもUK Hardcoreを得意とするDJだったので)

1時間という色々つめこめる時間を頂いていたこともあり、自分の時間の中では1回フロアをゆったりさせつつもNorikenさんに向けてピークを持っていく、UK Hardcoreを自分もガッツリやりたいと思いつつもNorikenさんで大爆発してもらおう(そしてそれを自分もフロアで楽しみたい)という流れを組むことにして選曲していきました。

楽曲としてはいろんなコンテンツの曲を詰め込みたいと思い、アニソン、ボカロ、音ゲー、東方と割と節操なく詰め込んで、自分が関わっているパーティ「でんぱ☆ツウシン」の何でもあり感とか緩急の付け方を出せればいいなと考えてました。

履歴と振り返り

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上記のようなことを考えてプレイした当日の演奏履歴です。
当日のことを思い出しながら要所要所を振り返ってみたいと思います。

・1曲目-GAMERS! / 天道花憐、星ノ守千秋、亜玖璃
 
前のユイさんからHardstyleでパスをもらうかなと予想していたらデレステ楽曲だったのでテンション上がりつつもややぶっこみ気味にこの曲に繋いでスイッチ。この次の2曲で仕切り直しのようにHardstyleをかけているのはそういう事情です。
もう数曲同じ雰囲気で繋いでも良かったんじゃないかと振り返って反省。次からの流れがやや唐突だったようにも思う。

・4曲目-Prover / milet
 アニメFGOの2クール目ED曲。配信開始して間もなくだったこともありどうしてもかけたかった1曲。Hardstyleの荘厳なブレイクからノンビートな曲へはなかなか冒険だったかも。この曲から少し落ち着いた雰囲気にもっていきます。
歌手のmilet(ミレイ)さん。この曲で初めて知った方だったんですが聴き惚れてしまいました。

・8曲目-キミノヨゾラ哨戒班 / Orangestar
 Orangestarさんの「アスノヨゾラ哨戒班」のセルフアレンジ曲です。昨年ぐらいからvtuberにハマり、いろんな方が往年のVOCALOID楽曲のカバーを発表する流れで改めてボカロ楽曲を聴いたり知ったりして最近楽しいです。この曲は元曲とはかなりイメージが異なり、静かなイントロから疾走感のあるサビへの展開と雰囲気を変えるのにピッタリの曲。次の展開への結構重要な曲でした。

・11曲目-Easy Breezy / chelmico
 とその次の「Super Shooter」。全国10万人が思いつく繋ぎを今しかねぇって感じでやりました。多分2度としないけど楽しい繋ぎ。
「映像研には手を出すな」本当に面白いので皆で見よう。創作に対するワクワクが湧いてくる気がする。

・13曲目-ロキ / みきとP
 ご存知。って感じの曲ですがもうすごい好きなのでここ直近の出演だとねじ込むようにかけてる曲です。
このときはラスサビへ飛ばしたところ「はぁ!?」の掛け声がフロアから上がり楽しくなってしまった。展開としてはこの次からまた雰囲気が変わっていく折返し地点でした。

・16曲目-Alone (Gammer Flip) / Marshmello
 自分の出番中一番フロアに刺さった曲だったと思う。皆のテンションの上がり方がすごかった。選曲時にtwitterで原曲の「Alone」がゲームに収録されたと長野の音ゲーマーの方がツイートしてて、これはかけたいと考えてたのですが展開的に原曲は断念。GammerのFlipだったのでどうかなと思ったのですがやばいレスポンスがありバチクソテンション上がりました。
この次の曲から一気にBPM上げてNorikenさんへの期待を煽る感じを狙っていたのですが、すごい盛り上がっていたのと思ったより時間に余裕があったので一回落ち着くようにすることをこのタイミングで決断。

・21曲目-Eivan Polkka (VSNS Remix)(Mtell Hardcore Bootleg) / VSNS
 ネギミク。の原曲のHardcoreブートレグ。Mtellさんのクリスマスプレゼントの中の一曲。有名なネタだし曲調的にどこに挟んでもいい感じにテンションキープしてくれるお気に入りの1曲。フロアからの反応も良さげでした。

・23曲目-4 U Rave And Roll (Guchon Edit) / DJ Shimamura
 DJ Shimamuraさんの名曲をGuchonさんがFuture BassテイストでEditした曲。かなり好きな1曲ですが展開的には次曲の「Beam Of Light」と逆だったほうが展開的にはきれいだったかなと反省点。

・25曲目-Sky High / Kizuna Ai
 どうしてもかけたくてここでドロップ。プロデュースはYunomiさんということでメロディやシンセにふんだんにその特徴が現れている1曲です。特に歌詞の「さあ、スカイハイ」からのメロディラインが個人的にすごく胸を締めつけられる大好きなパートです。
この次の「Sad Machine」と大ネタをかけつつもテンション的には少しエモーショナルな感じになるよう意識してNorikenさん前に少し休憩的な時間になるようにしていました。

・27曲目-Into The Night / DJ Shimamura
 ラスト曲。これぞUK Hardcoreというブレイクの爆発するようなリフとシンセが本当最高な1曲。Shimamuraさんは最高。ここ数年で一番好きなUK Hardcoreの曲と言われたら多分この曲を選ぶと思う。そんな曲でNorikenさんにパス。バッチリ繋いでもらってフロアも最高潮でひとまず仕事はこなせたかなと言う感じでした。

全体として

総じて狙ったような緩急をつけれてフロアをコントロールできたと思う。ただし個々の曲の繋ぎの精度、タイムキープは相変わらずの課題。あとは転換時の柔軟性はもっと磨きたい。対応力というか流れを維持して自分のペースに持っていくのが理想なのでその点はもっとできた気がする。意外と緊張して視野が狭くなっていたので心にもっと余裕を持ちたい。

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