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2021年8月の記事一覧
おじいさんおばあさん、話が聞きたい
人は一代、名は末代というて、人間は一代の内に、死んだ後へ名の残るようなことを伝えるとか、または何か品物でも買い求めておくがよい。
人間は、死去した後に葬式とか弔いとかいうて入費を使うばかりであるから、生きておる間に名の残ることをしておかねばならんと思うて働けば、「若い者が礼を言わん。喜んでくれん」と、年寄り老人が集まりた時、不足話をせずにすむ。
若い者から、「おじいさんおばあさん、話が聞きたい
料理屋のごちそうを食うたことのなき人は味が知れん
金神参りというて、遠方から参って広大のおかげを受けて喜び、しだいしだいにおかげをいただいた人もあり、この大谷の土地でも参らぬ人もある。わしの顔を知らん人もある。
たとえば、なにほどのよろしい料理屋が隣にあっても、その料理屋のごちそうを食うたことのなき人は味が知れん。これと同様である。
これはただ、例えである。料理屋のごちそうは食わんでもよいが、此方が話しておる天地の神様のおかげは、受けずにとい
腹が立つ時には、心の鏡を磨いてもらうように
人は善悪の友によるというてなあ、此方へ参りて何かありがたい話と思うて聞いておる時には心が円い。わがうちでいろいろのことが思われるような時には腹が立つ。心に角がつく。
腹を立てると、顔、くちびるまで、色が変わる。これは血の巡りがとまるのである。体の弱い人は、すぐにさし障り、頭痛がしだす者もあり、癪の病ある人は腹が苦るようになりたりして困るが、これはいかなるわけであるかというに、体へ血の巡り働くのを
慢心すれば途中に大けがができる
何事にも、慢心すれば途中に大けがができる。用心は前からたおれぬ内の杖。
金光教教典
394頁
山本定次郎の伝え
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おはようございます。
「慢心は大けがのもと」「慢心は大けがのもと」と、これまで何度耳にし、目にしてきたかわかりません。
しかし、それが身に染みないと、知っていることになりません。
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52歳の時、脳梗塞を