寄付集めとNPOの組織づくりの件(さぽのよる会1月)
サポセン イノです。
めちゃくちゃ寒いですね…北九州も10年に一度の寒波なんて言われて
ここ2日くらい気温がマイナスに。。。
寒いうえに、来年度予算に向けた話が二転三転していて、時間ばっかりとられてやる気を喪失してしまいそうな日々が続いていますが…
まぁそれでもやることやっていかないといけないので。。。(´;ω;`)ウッ…
愚痴をあんまり書くとにーやんに止められるのでこの辺にしておきます。(笑)
さぽのよる会~一月の夜~
っで、昨夜は「さぽのよる会」の日でした。
テーマをご提供いただいたのは、先日投稿した、バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰で内閣府担当大臣優良賞を受賞された
NPO法人 わくわーく の小橋さんです。その内容はこちらから…
また、小橋さんが今取り組まれている「Be Happy プロジェクト」っていうのがあって、それを支援されている「合同会社 めぐる」の木村さんにも少しだけゲストとしてご参加いただきました。
(木村さん忙しいところありがとうございました!)
めぐるさんのHPはこちら!
内部コミュニケーションがおろそかに…
最初に合同会社めぐる 木村さんから取り組まれている事業の内容や、全国のNPOのみなさんが抱えられている課題などお話いただきました。
めぐるさんの事業は、NPO法人の方々やソーシャルビジネスに携わる方の
”お金”に関して「お金を巡らせる」ための手法や情報発信などについて伴走支援するような感じです。
クラウドファンディングなどのように単発での寄付を募るというよりも、継続的な支援者を確保していくためにどうするか?ということについてサポートされていくようでした。
印象的だったのは、そのために外とのコミュニケーションだけではなく、内部のコミュニケーションを整える必要性があるということ。
内部で、自分たちの事業について合意形成を図ることで、代表だけではなく、職員・仲間も自信を持って、寄付の呼びかけなどに取り組むことができるようになるということ。
聞いてみると至極当たり前なのですが、おろそかになりがちということです。(思い当たる節はある気がします・・・)
NPO法人のみなさんにとって、貴重な財源の一つである”寄付金”。
これは代表一人が情報発信するよりも、職員全員で行うことって大事ですし、だれがどう見ても効率いいですよね。
わくわーく Be happy プロジェクト
以前の投稿にもあるように、わくわーくさんは盛りだくさんの事業に取り組まれています。
あんbeも言っていたのですが、小橋さんの人柄・魅力がいろんな人を惹きつけ、そこから多様なプロジェクトに発展していっている印象です。
そんな、多種多様なプロジェクトを、めぐるさんのサポートのもと系統的に整理し、ロジックモデルを作成していくことから取り組まれたようです。
恥ずかしながら、ロジックモデル?ってあとで調べたんですが…笑
事業に影響を与えるヒト・コト・モノなどを洗い出し、それがどう影響していくことで、その事業の将来像はどうなっていくのか?みたいなことを整理して一枚の紙に落とし込んでいくような作業ですね。(違ってたらごめんなさい)
これ抜粋です。これだけでも相当細かいですね。。。大変だったようですよ。
これをやることで、この事業を何のためにやっていくのか?みたいなことって明確になるし、職員のみなさんと一緒に取り組んでいくことでその思いを共有できますね。
つまり合意形成していくことにつながりますね。
世代交代は課題…
小橋さんからお話いただいた後、参加のみなさんからの質問や感想などいただきましたが、
共通する課題は次世代の育成。。。確かによく聞きますね
北九州市にはあまり大きな組織のNPO法人は少ないと思います。
なのでリーダーが孤軍奮闘しているというか…
そんなNPO法人さんは多い気がしますね…
ホントにほかのメンバーはお金のことには興味がない。
自分ひとりでやっている感覚がある。
などの意見もありました。
そういった面で、わくわーくさんのやっている。
ロジックモデルの作成みたいな取り組みは効果もあるようですよ。
わくわーくさんでは、以前は、電話がかかってくると、必ず小橋さんが対応しないといけなかったそうです。
でも最近では、
電話がかかってきて、小橋さんが代わらないといけななぁって思って準備してても、電話に出られた職員さんの対応で完結してしまうことやほかの職員さんに代わって話を終えてしまうことも多くなってきているようです。
そういうのって、「うれしい反面ちょっと寂しいところも(笑)」っておっしゃっていました。
それってわかるような気もします。。そんなリーダーも多いかもしれませんね(笑)
そういう面でわくわーくさんとめぐるさんの取り組みは、
持続可能な組織づくりとして成果を上げているように感じました。
認定NPOを目指して…
こんな感じの今回のよる会だったのですが。。。
話のなかで、三つの法人さんが、”認定”を目指していいきたい!
とおっしゃっていました。
認定NPO法人っていうのは、ざっくり言うと
規約,規程の整備状況や会計処理の状況などの運営体制など含めた厳密な審査により、認められるNPO法人で、この”認定”を受けるとそのNPOに寄付され人は税の優遇措置がある。。。。みたいな
NPOの中のNPOのように言われたりします。
そのためには、やはりリーダーの”孤軍奮闘”だけではなかなか難しいです。
そういう面でもわくわーくさんの取り組まれているようなことは必要なのかもしれませんね。
よる会にご参加いただいているNPO法人さんは、できたばかりというよりも法人格を取得して、10年過ぎたりしたくらいの法人さんが中心なのですが、そういう法人さんたちが認定を目指す!っていうを聞くて勝手に気持ちが”ほっこり”していました。
イノ
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