Zoom授業の可能性

数日前にSAPIXのオリエンテーションがありました。久しぶりに友達や先生の顔を見られて息子は喜んでいましたが、内容はあまり収穫なし。①算数は除外、②授業は数クラス合同、③発言は指名した人だけとワイワイ発言しながらの「双方向」とは程遠いイメージ。やはりZoomは「補講」でしかないのですね。マンネリ化しつつある自宅勉強のスパイスかつ保護者のガス抜き対策か。

他塾(SPICA)のZoom体験授業はちゃんと「双方向」できていたので、SAPIXももう少し本腰入れて準備して欲しかったのが本音。5月10日からは早稲アカのNN日曜の双方向も始まります。ぶっちゃけ動き遅いよね、SAPIX。


Zoomは「双方向」だけではない

Zoomは「双方向」にこだわらなかったとしても、使い道によっては化ける可能性のあるツールだと思うんです。今年限りの一時的なものだからと「補講」扱いのまま埋もれさせちゃうのはもったいない。

例えば、スケールメリットのある大規模校舎でしか開催されない筑駒対策等のニッチな補講も、Webで開催できれば、小・中規模校舎の生徒も自宅から参加できるようになります。千葉校舎の渋幕対策、神奈川校舎の栄光・聖光対策のようなローカルな補講も同様。関西校舎主導で行う灘対策だってWeb開催で新しいニーズを掘り起こせるかもしれません。

ブロック毎の特殊プリントが多い算数も、より狭い範囲を対象としたZoom(双方向でなくても可)が向いているように思います。普段のデイリーサポートや土特の分野別プリント等の共通教材は今の動画で事足りますが。


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