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「好き」を味方に

#私を構成する5つのマンガ
 GW最終日、今日は何となくやる気が出なかったので、やるべきことから目を背け、漫画の世界にどっぷりと浸かっておりました。

 そんな1日の終わりにとってもタイムリーなハッシュタグを見つけたので、初投稿は私の好きなマンガについて書いていこうと思います!

①ツバサクロニクル/CLAMP
 羽になって散らばってしまったお姫様の記憶を集めるために、時空を超えて旅するお話です。当時アニメが放送されていたこともあり、保育園の年長さんの時から大好きでした。人生で初めて単行本を手に入れたマンガです。当時はまだ幼かったので、途中から話の内容が理解できず、読みさしたままでいました。しかし、高校生になって私は再び『ツバサ』の世界に帰ってくることになります。なんと図書室にこの漫画が全巻揃っていたのです。読みさした物語の続きには想像を絶する展開が待ち受けており、ショックが大きすぎて一時期勉強が手につきませんでした。
 大きくなってから改めて全部読んでみて、これは私の運命の作品だと感じました。

②xxxHOLIC/CLAMP
 一つ目に続き、またまたCLANP先生の作品です!なんとこの物語は『ツバサ』の世界とリンクしているのです。妖怪や幽霊などの魑魅魍魎に悩まされていた少年が、ある日なんでも願いを叶える店に迷い込み、奇妙な毎日が始まります。ホラーな雰囲気もありますが、不思議と心が温まります。何よりも、侑子さんの「この世に偶然は無い。あるのは必然だけ。」という言葉で人生観がガラリと変わりました。このマンガに出会ったのもきっとまた必然だったのでしょう。
 個人的にまだ肌寒い春の夜中にこのマンガを読むのが大好きで、もはや春の風物詩になりつつあります。

③BANANA FISH/吉田秋生
 推薦で大学に合格し、自由を謳歌していた冬休みに母が図書館から借りてきたのを読みました。このマンガとの出会いがきっかけで、私は今大学でアメリカの銃社会について研究をしています。ストリートチルドレンに銃、海を跨いだ国に広がる全然知らない世界が私の興味を掻き立て、今に繋がっているのです。
 何よりもアッシュという少年の魅力がすごい。今まで何万人の少女を虜にしてきただろうか。

④文豪ストレイドッグス/朝霧カフカ
 高校の頃の友人におすすめされて読み始めました。
 文豪と同じ名前を持つ登場人物たちが横浜を舞台に異能力バトルを繰り広げます。この漫画の一番のおすすめポイントは敵であろうと味方であろうと、すべてのキャラクターに魅力が感じられるところです。それぞれの信念があるので、むしろ敵味方と分けるのは野暮なのかもしれません。自分が共感できる勢力やキャラクターに視点を置いてみれば、一つの物語が何パターンにも広がるのではないでしょうか。

⑤ギヴン/キヅナツキ
 まさしく大学時代のバイブルと言っても過言では無い。私は普段バンドでギターを弾いているのですが、主人公の立夏君がもはや私の分身か?というくらい性格がそっくりです。読みながら思わず、わかるーって言ってしまう。音楽を媒介にして人と人との繋がりが繊細に描かれています。読んでいるとライブがしたくなるので、『ギヴン』を読んだ後は練習のモチベーションが上がりました。若干BL的な要素もありますが、綺麗に描かれているので普段BLを読まない人でもヒューマンドラマとして楽しめるとおもいます。
 
 マンガを読んで新たに好きになったものや、好きになったものを通じて出会ったマンガが私にはたくさんあります。それらは全部、日々を生き抜く強い味方となってくれています。自粛期間中の今、新たな仲間を探す旅に出てみるのもいいかもしれません。

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました!おやすみなさい。