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見つめる日々

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世界と自分とを、見つめ続けた「私」の日々綴り。陽光注ぎ溢れる日もあれば暗い部屋の隅膝を抱える日もあり。そんな日々を淡々と見つめ綴る。
クリシュナムルティの日記やメイ・サートンの日記から深く深く影響を受けました。紆余曲折ありすぎの日々… もっと詳しく
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2021年8月の記事一覧

2009年12月16日(水)

目を覚ますと午前四時半。いい頃合なのでがばっと起き上がる。途端に冷気が私の身体を包み込む…

2009年12月15日(火)

娘のアラームで目が覚める。午前四時。私は時計を見ながら、娘はこんな時間に起きて果たして何…

2009年12月14日(月)

いつ寝入ったのだろう。何度か娘に、本を読むのか寝るのかどちらかにしたら、と言われたことを…

2009年12月13日(日)

腹部の重だるさで目が覚める。何ともいえない痛み。起き上がり、早々に薬を飲む。この週末はや…

2009年12月12日(土)

本を広げたまま寝入ってしまったらしい。手にはペンを握ったまま。私は今更ながら本を閉じ、鞄…

2009年12月11日(金)

カーテンを開けて外を見やる。まだ雨は降っていない。天気予報は雨、降水確率は90パーセントだ…

2009年12月10日(木)

カーテンを開けると、窓が曇っている。もうそういう時期なんだなぁと改めて思う。曇った箇所に指で日にちを書いてみる。くっきりと浮かぶ指文字。そこから覗く世界は、なんだかとても小さくて、でもいつもと違った魅力がある。多分覗いてるということがもたらすものなんだろう。胸が少しどきどきする。街路樹の一本、一本を、その指文字の跡から覗いてみる。まだ点いている街燈の光を受けて、仄かに橙色に染まった風景。 窓を開ければ一気に冷気が流れ込む。待ってましたといわんばかりの勢いで部屋の中に篭っていた

2009年12月09日(水)

がらららら、がらがららら。ミルクの回し車の音が盛大に響いている。夢の中戦車に似たものが出…

2009年12月08日(火)

顔も洗う余力なく、横になった。とにかく横になりたかった。眠りたかった。そんなふうに思うの…

2009年12月07日(月)

目を覚ます午前三時。妙にぱっちりと目が覚める。布団の中で寝返りを打てば娘の頭が目の前に。…

2009年12月06日(日)

部屋の中に赤の他人が入り込んでいる。そんな気配の夢を見る。それはひどく不快な感覚で、私を…

2009年12月05日(土)

テーブルの上、ほのかに橙色に染まったマリリン・モンローの花一輪。今まさにちょうどいい具合…

2009年12月04日(金)

寝苦しくて目が覚める。午前三時。見ると娘の足が私の腹の上にあった。どうりで寝苦しいわけだ…

2009年12月03日(木)

からからという軽い乾いた音で目が覚める。ココアの回し車の音だ。これががらがらという重い音だったらミルク。それぞれに回し車の音さえも違う。今朝は何故かふたりとも起きており。ミルクはがしっと籠の入り口に齧りついて、人が来るのを待っている。娘が起きるまで待っててね、と私は声をかけ、窓を開ける。窓際の金魚たちも私を見つけて水面に浮かんできた。餌はまだだよ、と声をかける。 窓の外は雨。しとしと、しとしとと降っている。昨日のあの美しい月は何処へいったのか。あの空と月からは、今朝の雨など想