ルールは破るためにある

なんて言葉がある。これは不良少年が悪い事をする時に使うものではなく、「現行のルールでは不都合が多くより良い方法をとる必要がある場合や、ルールより優先することがある場合」の意味だろう。

さて私の住んでいる京都市では、火曜と金曜が燃えるゴミの日だ。4月に入って間もないある日のこと。当日の朝に出すのが難しかったため、前日の夜に出したところ、

マンションの管理人さんに見つかり、こってり注意された(TT)

運が悪かったのだろう、まあ当然ですね。それで聞いてみた。「一体いつだったら良いんですか」と。するとこう返ってきた。

「燃えるゴミの日は火曜と金曜！『当日の朝8時までに出して下さい』と書いてあるだろう？ だから当日の 0時〜8時までに出すんだよ」と。

…私の読解能力の問題だろうか。 じゃあ前日の23時59分なら駄目なのか（それは屁理屈）なんて思った。しばらくして

そうだ！年度が変わったばかりだから厳しく見てるんだ

と気付いた。事実9月となった今では、前日の夜に出してあるのを見かける。そりゃルールは守るべきだけど、どうしても出来ない人とか日とかあるじゃないですか。それより私が気になるのがこちら。

明らかにゴミ回収車が通った後なのに、ゴミが道端に置いてある

これどうするの。多分管理人さんが片付けるんでしょうが、それなら前日の夜に出す方がマシと思うのは私だけだろうか。（※実際は罰金が存在します） いや、どっちもどっちですね。

「収集日の前日にゴミを出して人命が奪われた」なんてことはきっと起こらない。だから管理し続けない限り、個人の意識に依るのだろう。ルールは存在しても、強制力や罰則が実際にない限りは破られてしまう。しかし冒頭に述べたように、変える必要が出てくるかもしれないし必ずしも守れるものではないのだ、と思った出来事だった。ちなみにあれからは、当日の朝に出すようにしていると報告して終わります。