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ランジャタイ 去年作ったネタ どれが1番おもろいんや決定戦 の感想

1月21日にツイキャスで無観客生配信されたネタライブ。
ネタバレは避けながら感想。

毎月のトークライブは何度か見るようになったものの、毎年しているらしいネタのトーナメントは初めて。
今年は資金ができたのか、事務所がお金を出してくれたのか、ユーロライブという会場を貸し切り、プロの照明や音声の方、ランジャタイのエピソードトークでもおなじみの後輩いいねのいさやまくんにも手伝ってもらっての開催。

当初の予定では去年作ったネタを8本やるつもりだったらしいけど、始まったら国ちゃんがやたら乗り気で12本やると意気込んでいて、伊藤ちゃんは国ちゃんの体力が持つのか心配げ。
エキシビジョンで今さっき思いついた新しいネタをやりたいと国ちゃんが前のめりなのも「大丈夫?やらないほうがいいんじゃ?」となってたけど、国ちゃんはすぐ終わる一瞬で終わると言い張ってエキシビジョンで新ネタ、5分くらい。
一瞬で終わらなかったし、M-1の規定時間より余裕で長かった。

だいたいの漫才のネタの時間だけ測ったので、ネタのタイトルじゃなくてネタ時間だけ。
一回戦は11分14秒くらい 対 13分30秒くらい。
13分のネタの価値で、この勝敗が決したときに既に開始から40分過ぎていて、スタッフさんにそれを知らされた国ちゃん大笑いする。

二回戦は5分50秒くらい 対 8分40秒

前者の6分くらいかかったネタを国ちゃんは「4分くらいでできた」と述べており、今年のM-1に不安がよぎる。

この辺で12本やっていたのでは時間が足りなくなる現実を受け入れ、最初より2本減らし、合計10本にするためネタを書いた紙片を二つ減らす。

三回戦は 4分40秒 対 6分20秒
偶然にもオチがほぼおなじネタ同士の対戦になり、前者は国ちゃんもM-1でやった気がするネタで、確かに分数もM-1仕様に仕上がってたが、後者のネタに負ける。

第四試合のカードが判明した途端「これはすごい対戦!」と国ちゃん爆笑。
4分きっかり 対 11分
前者はM-1でもやったネタなのでバッキバキに仕上がってた!
後者のネタは音楽と照明をフルに使ったポストモダン漫才みたいなネタで、このためにプロの照明と音声さんをわざわざ雇ったんだなと納得。
途中、照明に浮かび上がったステージに一人静かに立ち尽くす伊藤ちゃんがとてもよかった。
なぜかM-1ネタをくだして後者の勝利。

ネタが終わりセンターマイク付近の床が滑りが悪いことに気づいた国ちゃんが、M-1の会場がツルツルでよかった!ムーンウォークできでラッキーだった!ととてもM-1ファイナリストの感想とは思えないことを述懐。
伊藤ちゃんがまた国ちゃんに大丈夫か聞くけど、国ちゃんは疲れも見せず、楽しく最終試合。

最終試合は 4分40秒 対 3分40秒
予定時間は2時間なのに、このあたりで1時間30分くらい経っているので、短いネタの対戦になる。
前者のネタが勝利し、勝ち残ったネタでトーナメント戦、優勝は第4試合の勝ちネタに決定。

前回のネタ決定戦で優勝したネタで去年のM-1を勝ち上がったので、今年の勝負ネタになるかもしれないと国ちゃんも期待、やるからにはネタに登場するある人も加えてネタをしたいと希望を述べるも「優勝したらお呼びしましょう」とたしなめる伊藤ちゃんに「僕は一番あなたのことを知ってます、優勝したらなおさらあなたはそんなことしません」と言い放つ。

最後のあいさつの後、国ちゃんが「いさやまくんも呼べばよかった」という言葉を残して映像切れておしまい。
なかなかカロリーの高い2時間だった。

2時間2000円と普段のトークライブより多少高い値段を設定したことをご本人たちはとても恐縮していた様子だったけど、ちゃんとした舞台で凝った演出で漫才をみれたので大満足だった。

ただあんだけ「大丈夫?」と国ちゃんを心配してた伊藤ちゃんなのに、国ちゃんが去年のネタだからうろ覚えかもしれないけどご了承いただいて、と最初に断りいれてたら「お客さんにとっては知ったこっちゃない。高いクオリティでお見せしましょう」とクールに言ってたのがおもしろかった。

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