キャベツ丸ごと使い切り！　家庭のおでんが御馳走になる、『浅草おでん大多福』のキャベツ巻きのレシピ

創業100年を超えて、今もなお多くの常連客に愛され続ける老舗おでん店『浅草おでん大多福』。季節ものを除いても30～40種あるという多彩なおでん種のなかでも、1、2を争う人気メニューが、キャベツ巻きだ。一見洋食のロールキャベツのようだが、こちらはあくまでキャベツが主役。挽肉の旨味とおでんのお出汁をたっぷりと含んだキャベツのおいしさは、一度食べたらやみつきになること間違いなし。常連さんの中には、キャベツ巻きばかりを何度も注文するお客さんもいるのだとか。

今回は、そんなキャベツ巻きの美味しさの秘密と、失敗しないキャベツの巻き方について、6代目若旦那の舩大工海斗（ふなだいく かいと）さんに教わった。普段のおでんに加えるだけでグッとお鍋が華やかになり、お出汁も美味しくなるのでおすすめだ。キャベツの破れや煮崩れを防ぐコツも聞いたので、ロールキャベツ作りで失敗したことのある人も、恐れずにチャレンジしてほしい！

『浅草おでん大多福』のキャベツ巻きの作り方

＜材料(作りやすい量・キャベツ1玉で8個程度)＞
キャベツ・・・1玉
タマネギ・・・170g
合いびき肉・・・170g
かんぴょう・・・200～240㎝程度
ごま油・・・大さじ1
塩・・・適量
コショウ・・・適量
おでんつゆ・・・適量

＜下ごしらえ＞
かんぴょうは袋の表記通りに水で戻しておく。玉ねぎ（みじん切り）と合いびき肉は、ごま油で火が通るまで炒め、塩こしょうで軽く下味を付けておく。