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武井俊輔国会議員(宮崎1区)が記者会見を行ったことの示す意味と今後[追記あり]

このnote記事は下記note記事を受けての続報になります。

私は上記記事において、武井俊輔衆議院議員(宮崎1区選出=自由民主党)が2021年6月に起こした当て逃げ事件とそれに付随する当該車両の車検切れ自賠責切れの事実において「有権者に対し何ひとつ説明もせず頬かむりして逃げている」「説明責任を果たしていない」と指摘しました。

しかし、昨日(2021年9月11日)の武井議員本人のFacebook投稿によれば、数日前に県政記者室で記者会見を行ったという投稿がアップされております。

先日、県政記者室において記者会見を行い、1時間半にわたり、各社の記者の方から様々なご質問を頂きました。 目下の話題である総裁選に関することに加え、 私の政治家を目指した理由、目指すべき社会像、好きな言葉など政治家としての初心を再確認させて...

Posted by 武井 俊輔 on Thursday, September 9, 2021

ここで武井議員が記者の前に話した内容は

・自民党総裁選に関すること
・自身が政治家を目指した理由、目指すべき社会像、好きな言葉など
・6月の自動車に関する不祥事について改めてお詫びと説明
・衆議院議員としての3期目での成果(住吉道路、SSH等)

の4点ですが、ようやく事故のことを自分の言葉で公然と喋ってくれたことについては、遅すぎるキライはありますが、評価したいと思います。

これがSNSやnoteを含めたインターネット上での意見、批判の結果、彼が「やはり記者会見しよう」または「記者会見しなければならない」と考えを変えた結果であるならば、良き流れかなとも思いました。

事故後に地元に帰って後援会に説明する際に、合わせて記者会見しておけばここまでマイナスイメージはつかなかったと思いますが、やむ得ませんね。

ただ、議員が述べているSSH(スーパーサイエンスハイスクール)については、宮崎県立宮崎北高等学校宮崎県(正しくは宮崎県教育委員会)の間で下記のような問題がおきているので、一概に良いこととは思えないような気がしています。

記者会見の内容の詳細はわかりませんが、これでこれまで行われてこなかった「有権者への説明責任」は(内容はどうあれ)果たされた形ととなりました。

残る懸念(問題)は「政治家としてのケジメの付け方」かなと。
このことは、宮崎3区選出の古川禎久衆議院議員も指摘されていました。

今回の記者会見の内容はわかりませんが、もし本当に有権者にお詫びと反省、謝罪の意思があるなら、次期衆院選は無所属で立候補して、有権者の判断に委ねるのが道理であり、ケジメの付け方だと考えます。

もし自民党に籍を置いたまま公認を得て立候補すれば、彼の謝罪や反省の真意を問われることになりかねません。そのことは分かっていると思いますが。

いずれにせよ、これまで何一つ説明せず、道路脇に立って起き上がり小法師のように無言でペコペコ頭を下げ続けてきた武井議員でしたが、今回の記者会見は、県政記者室で行われたものとはいえ、有権者に対して説明責任を果たした1つの行動であることは評価すべきだと思いました。

最後に、武井議員に関連するSNS上の批判的な投稿、コメント、ツイートなどを行っているアカウントを片っぱしから「アンチ」と片付け、ブロックしまくるやり方は、この記者会見云々の話とは別物として、政治家としてあり得ない対応であることを付記しておきます。

[9/19追記]どうやら記者会見ではなかった模様

9月14日、日本維新の会から次期衆院選に立候補予定の外山イツキ氏のTwitterでこのような投稿がなされていた

彼は野党候補なので与党で現職の国会議員である武井議員は敵です。だから「外山が武井を悪くいうのは当然だ」との意見もあるので、そこは同意です。

しかし、1つだけ疑問があります。
それは、武井議員が本当に「記者会見」を「自ら行い」、上記の内容を説明したのであるならば、地上波や地元紙でニュースになるはずです。

しかし、地元である宮崎日日新聞社、MRT宮崎放送、UMKテレビ宮崎いずれもニュースになっていないようです。

これらの事実と上記の外山氏のツイート内容を総合すると、武井議員が言っている記者会見というのは、あくまでも外山氏の言うところの「横顔取材(候補者の人柄を記事にするもの)」であり、ついでに当該事件にも触れただけの乗っかりに過ぎなかったと思われます。

これは普通の感覚では「記者会見を行った」とは言えないでしょう。

私の推測が正しければ、武井議員はどこまで有権者をバカにするのか。相当に舐めてるとしか思えません

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