見出し画像

サヨナラは通過点 過小評価されてる最高な邦楽アルバム10選 4/10

『#過小評価されてると思う私的に最高な邦楽アルバム10選』第四回は元乃木坂46の橋本奈々未さんが出演していた番組、阿南亮子さんによる『恋する文学』のサウンドトラックです。あんまり私は乃木坂及びアイドルには詳しくないんだけど何かの拍子で『恋する文学』かなり前に観た。結構番組自体のクオリティーが高かった。取り扱う小説も村上春樹、渡辺淳一、桜木紫乃他とかなりド渋なチョイスでした。それぞれの小説に出てくる舞台を訪ねて文章の一節を朗読する。ありそうでなかった番組。北海道の雄大な自然美もさることながら彼女自身の美しさも際立つ。それら絶頂な映像美の裏で流れる音楽がまた素晴らしい。舞台、出演者、音楽が完璧にマッチしている番組なので皆さんも一度観てみては。

さて、アルバムを紹介しよう。このアルバムに入っている曲、捨て曲なし。こんなにも素晴らしい音楽が収録されていながらほとんどと言って良いほど認知されていないのは悲しい。そう思ったので紹介します。ちなみにAmazon限定であるので下記のリンクより購入できます。​1760円以上の価値があるので是非買ってあげてください。

収録曲は以下の通り

1.羊と鋼の森
2.「恋する文学」メインテーマ
3.センテンス
4.ライブラリー〜オープニングタイトル〜
5.ナナミ
6.ナナミ〜対話〜
7.栞
8.栞〜ファームイントント〜
9.ノルウェイの森
10.ホーム
11.メインテーマ〜仔羊と出会う〜
12.パラグラフ
13.レター
14.陽だまり
15.メインテーマ〜純子〜
16.キンセンカ
17.エンディングテーマ

基本的にはピアノとストリングスというシンプルではあるが奏でられる楽曲は遥かに奥深さがある。どれも素晴らしい曲ですが『メインテーマ』『栞』『レター』『エンディングテーマ』は一際輝きを放っている。号泣必至です。アルバムを通して聴くとなぜだかこの世界観から離れたくなくなりもう一巡というのを繰り返してしまうほどアルバムとして完成度が高いです。

CDのジャケット写真は番組にも出演されていた木村伊兵衛賞を受賞した写真家・岡田敦氏が手掛けています。こちらの写真もまた美しい。そしてライナーノーツも入っています。阿南亮子氏が文章を書いているのですが番組の裏テーマを告白しています。なるほど、と思いました。

以上。

是非是非皆さんも聴いてみてください。バイバイ。

この記事が参加している募集

私のイチオシ

是非、ご支援のほどよろしく👍良い記事書きます。