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pythonでのプログラミングの始め方(2) - 道具を揃えよう

道具を揃える

プログラミングは、よく車の運転と似ていると言われます。
毎日運転していると、だんだん上手くなっていくというわけです。
私も、本当にそのような感じだと思います。

というわけで、まず、「毎日」とは言わずとも「日常よく運転している」状態にしなくてはいけません。

それで、そのために必要な事は、思い立った時に、すぐにプログラミングが開始できるような環境を整えておくことだと思います。

入門者の頃は、ただでさえ難しいのに、開始時に色々と障害があるようではとても上達はできないと思います。

今回は、このようなことを踏まえながら、 Python で実際プログラミングができるように、環境を整えていくことについて書きたいと思います。


前提(windows10で構築)

ここでは、 Windows 10を使用することを前提としています。
マックを使用される場合は、テキストエディッタについての部分を、 Mac 用のものに読み替えて読んでください。

まず必要なものですが、

Python の本体
テキストエディタ

この二つです。
もちろんどちらも無料で導入できます。

Python のインストール

まず Python をインストールしていきます。
Python のインストール方法は、こちらを見てください。

手順が詳しく書かれています。


インストールが終わったら、次に進みます。

テキストエディッタのインストール


プログラミングをするにはテキストエディッタが必須です。
テキストエディッタでわかりやすいものは、 Windows の「メモ帳」です。
「メモ帳」でもプログラミングは出来るのですが、非常に簡単なソフトのため、プログラミングに使うのに必要な機能が含まれていません。

例えば、「文字コードを変更する。」、「タブ・インデント機能を使用する。」「文字列を置換する。」
こういった機能が欠けています。
したがって、プログラミングするためには、メモ帳よりももう少し高機能なテキストエディタを使う必要があります。

こちらのページに、現代の様々なテキストエディッタのことが書かれています。


実は私は、今まで、 terapad を使ってきました。
このノートを書くにあたって、色々テキストエディッタについて調べてみましたが、どうやら terapad はかなり古いようです。
とても皆様にお勧めすることはできません。

それで私は、いろいろある中で、Mery を使用することにしました。
(私ももう terapad を使うことはやめて Mery を使うことにしました。)

もちろん他にも良いテキストエディッタがたくさんあると思いますが、とりあえず入門者にとっては簡単なものがいいと思います。

Mery はアイコンが現代風でwindows10になじみそうです。

いいなと思った「Notepad++エディッタ」はアイコンが派手でテキストファイルが並ぶとチカチカしてしまいます。

それでここではMeryを使うことにします。

Meryのインストール方法については、
こちらを見てください。


プログラムを作成してみる

Python、Mery  がインストールできたら、もう Python でプログラミングすることができます。

早速一番最初のプログラムを書いてみましょう。

まずはじめに、プログラムを収納するフォルダを作ります。

デスクトップのところで右クリックをして、フォルダを新規作成してください。

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名前は「test」で構いません。


このフォルダの名前で悩んでいるようでは、プログラミングが進みませんので、いつも「test」など、簡単な名前をつけるようにしておけばいいでしょう。
後で取っておく際には、フォルダの名前を、 「Python_test1」などのように変更しておけばいいと思います。
いつもフォルダは「test」という風にしておけばすぐに作れると思います。

作成したフォルダを開いたら、エクスプローラーのウィンドウの上の辺りの表示という部分を押します。

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ファイル名拡張子
隠しファイル

こちらの2つにチェックボックスにチェックを入れてください。

それではこのフォルダの中で Python のプログラムを作っていきます。
もう一度、フォルダの中の空白の部分で右クリックをしてください。

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「新規作成」から、「テキストドキュメント」をクリックします。
新しいテキストが作成できたら、名前の部分をクリックして、名前を変更します。

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1.py
と変更してください。 

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「拡張子を変えるとファイルが使えなくなります。」といったと言った注意が出ると思いますが OK を押してください。

この py というのは、 Python の拡張子です。


py がついているものは、 Python プログラムですので、ダブルクリックをすると、 Python プログラムとして実行されます。

コマンドプロンプトからの実行

プログラムの実行について

プログラムを作った後の実行の方法ですが、

py のファイルをダブルクリックで実行するという方法
コマンドプロンプトから、名前を入力して、実行する方法
テキストエディタから実行する方法

があります。


作成したプログラムをダブルクリックで実行した際は、実行終了後、コマンドプロンプト画面が消えてしまい、何が表示されたかわかりません。

完全に作り終わったものを実行するのにはよいのですが、作っている最中のプログラムだと、これでは困ります。

コマンドプロンプトから実行すると、実行中に、
Print 関数や、色々な情報が、表示されるため、はじめはそちらを使います。

最初のプログラムを書いてみる

まず最初のプログラムを入力していきます。
作成した1.py のファイルを右クリックしてください。
そして「送る」という項目から 「Mery」 を選択します。

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そうすると1.py のファイルがMery で開かれます。
こちらにプログラムを書いていきます。

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こちらに

print("Hello World")

と書いてください。(全部半角です。)

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書き終わったら「フロッピーディスクのアイコン」を押し、プログラムを保存します。

こちらを、 今回だけは、コピーペーストせずに、一字一句、キーボードで打ち込んでみてください。
これが「Hello World」のプログラムです。

「Hello World」と言う、文字列を、

Print 関数を使って、表示します。

コマンドプロンプトを使い実行

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通常プログラミングには、コマンドプロンプトを使います。

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こうしたコマンドプロンプトのようなものを、シェルと言ったり、ターミナルと言ったりします。
シェル(linux)、コマンドプロンプト(windows)、ターミナル(mac)でしょうか?

要は「ユーザからのコマンド入力を受け取りコマンドを実行するためのプログラム」です。

このターミナル・コマンドプロンプトは、プログラミングにとっては絶対欠かせないもので、 このターミナル・コマンドプロンプトに入門者の方は早く慣れることが大事です。


ちなみに昔は、コンピューターが Windows になる前は、この黒い画面に色々なものを打ち込んでいました。


後にこのようなものを使わなくても良いように、GUI(グラフィカル・ユーザー・インタフェース)が発明されたわけですが、プログラミングでは、この黒の画面を使って行きます。

ちなみに、最近では、テキストエディタの中に、ターミナルが組み込まれているものが多くなっています。


いちいちコマンドプロンプトを起動したりしなくてよく、テキストエディタから直接実行できるため、トライアンドエラーをする際に、非常に便利です。


最初の最初では、かつて多くのプログラマーが経験したような、この黒い画面を使って、実行をしてみましょう。

慣れた後は、簡単な方法をやって行けば良いでしょう。


コマンドプロンプトを立ち上げてください。

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このようになっていると思います。
先ほどの1.pyのファイルのプロパティを開けて、フォルダの場所をコピーします。(1.py上で右クリックしてプロパティを選択。)

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プロパティの場所の値をコピーします。

そして、次のように、コマンドプロンプトに打ち込んでください。
(コピーしたパスはコマンドプロンプトの黒画面の上で右クリックをするとペーストできます。)
(「cd」を忘れずに。)
cd」は、カレントディレクトリ(現在作業中のディレクトリ)というコマンド(命令)です。

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エンターを押します。

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上の画像のようになると思います。

この状態で、

1.py

と入力します。

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このようにファイル名を入力しエンターを押すと、作成したプログラムが実行できます。

それでは enter を押してみてください。

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うまく「Hello World」が表示されましたでしょうか。
もしうまく表示されたようでしたら、プログラマーデビューできました。
パチパチパチ!おめでとうございます。
これで皆さんもプログラマーの仲間です。

うまくできなかった方はいないでしょうか、
スペースが全角であったり、ダブルクォートが全角であったり
プリントのスペルが間違っていたり…
そのようなちょっとした理由で、エラーになったりします。


一般にプログラムは、クオート・ダブルクォートで囲まれた文字列以外は
すべて、半角で打ち込むことになります。このことを覚えておきましょう。

コピペせずに、一字一句打ち込んだほうが、プログラミングを達成した実感が湧くと思います。

この入力すらめんどくさいという人もいると思います。

もちろん後になるほど、プログラミングをする際は、コピペを多用していきます。

いつもこのように、ゴリゴリ書いていくわけではありませんのでご安心ください。

いずれは、 Web 上に公開されているプログラムをコピーしてきて、テキストエディタに貼り付け、変数や数値、ちょっとしたテキストなどを、少しだけ修正するだけで、あとは enter すれば、プログラムが簡単に動く。
そのようになっていきます。
最初は、体に覚えさせるために、テキストエディタで、ゴリゴリと書いていった方が、上達が早いと思います。


理屈が分かったら、その後はどんどんコピーペーストをしながら、進めていくことができます。

このような手順になっていくと思います。

テキストエディタから実行する方法

プログラムの実行には3つ方法があると書きました。

py のファイルをダブルクリックで実行するという方法
コマンドプロンプトから、名前を入力して、実行する方法
テキストエディタから実行する方法

この3番目の「テキストエディタから実行」をするために
Mery を設定します。
下のページに従って、Meryを設定してください。

少し複雑でしたが、できたでしょうか?

出来ましたら、今度は、Meryを立ち上げて、
Mery画面の左側の新規作成のボタンを押してください。

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無題-1と書かれたタブができたと思います。
こちらに次のように書き込んでください。

a= "good"

print(a)

できましたら、メニューの「ファイル」 > 「名前を付けて保存」 を押します。
デスクトップ > test フォルダを選んで、
2.pyと名前を付けて保存します。

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コードの色が変わり、pythonのプログラムとして認識されているのがわかります。
これは a という変数の箱に、「good」という文字列を入れたものを
print関数を使って表示する。
というプログラムです。

それでは、先ほど作ったコンソール実行のボタンを押します。

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そうするとコマンドプロンプトが現れ結果が表示されると思います。

プログラミングするときの流れ

ここまでプログラミングについて2種類の方法についてやってみました。

プログラミングの手順1

まず、デスクトップにtestフォルダを作る。
testフォルダの中に、1.pyファイルを作る。
1.pyファイルをMeryで開く。(ダブルクリックではなく、右クリック > 送る から)
コードを書く。
コマンドプロンプトを開いてcdコマンドで作業フォルダに移動する。
コマンドプロンプトに1.pyを入力して実行。
結果をみてトライ&エラーを繰り返し完成していく。

プログラミングの手順2

Meryを立ち上げて、コードを書く。
それをtestフォルダに2.pyとして保存。
コンソール実行のボタンを押す。
結果をみてトライ&エラーを繰り返し完成していく。

どちらでも構いませんし、2つが混ざったやり方もあるでしょう。

このような感じでプログラムを作っていきます。

これで道具がそろいました。
あとは、どんどん書いていくだけです。

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双子座 A型 地方在住。スローライフを目指しています。 最近、ミスチルの2000年以降のアルバムを集めて聞いています。こんなにいい曲がたくさんあったのかと驚嘆。