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海外にチャレンジすることの意味

こんにちは。

コロナ禍の中で久しぶりに1年間ずっと日本にいて、熊本に住んで、たくさんの気持ちの気づきがありました。そんな中から1つ、私の経験を綴りたいと思います。

私は幼少期の海外在住の経験から、日本とは違う世界に興味があり(興味があったというか、海外に違和感や壁を感じなかった。)、特にサッカーの母国イングランドには憧れがありました。そこで大学院生時代の2012年に1度留学をし、もがき楽しみながらも貴重な経験を得ました。英語が全く話せない中で唐突に行ったので、生きるのに必死で、お陰で100倍速で成長出来ました…。
そして社会人になってからまた、もう一度、サッカー審判としてチャレンジしたいという熱が湧き、2018年に再度渡英しました。

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約4か月間、三勢の仕事は出来うる範囲内での業務量でリモートに変更していただき、ヤマハ発動機スポーツ振興財団や日本サッカー協会の皆様のご支援をいただきました。
イングランドでは、下記の様な活動をしました。
【日常活動】
ホームステイでホストファミリーと共に過ごす
【審判活動】
女子スーパーリーグ、女子プレミアリーグで主審
PGMOLトレーニングキャンプ&ミーティングキャンプに参加
4か月間、毎日があっというまに過ぎ去る充実度で、楽しくもありとにかく必死でした。自分で決断したことですし、たくさんの人たちの助けを借りての留学だったので、結果を残したかったからです(沢山のご迷惑をおかけした方たち、本当にすいません、感謝しています)。
フットボールの母国のフットボールへの価値観は、長い歴史の中で育まれてきており、単なるエンターテイメントスポーツでありながら生活の一部で必須な存在でした。皆さんのお陰で、多くの経験をつめたことは唯一無二でした。また、毎回のキャンプに快く参加させてくださった関係者の皆様には感謝してもしきれません。

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もう一つ、海外に出て気付いたことは、外から見た「日本」というものです。
私は日本人なので、やはり母国は誇りであり、大好きな場所です。ですが、客観的に外からみると、内向的で、全く自国を知らないなとも感じました。これはおそらく実際に体感しないとわからない感覚だと思います。自分の場所の意義を見るならば、自分の場所から離れるのが非常にわかりやすいことに改めて気が付きました。他者の良さと自分の良さ、あたりまえがあたりまえじゃない環境、様々なものを感じ取ることができました。そして自分の知らないことが多くワクワクしました。
海外に行くことが正解ではないけれど、もし海外に行きたい人がいたならば、最初の一歩に勇気をもって、そのチャンスを無駄にしてほしくないと思います。
いつかこの環境がまた変化し、自由に海外への往来ができる日に備えて、今からぜひ準備をしてください。

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想いがあれば、どんな物事にも支援してくれる人はどこかにきっといます。
想いがあるならば、表現してみることも、人生の糧になります。

余談ですが、勤め先の三勢の皆さんにイングランドのお土産でコースターを買ってきました。隣の机に置いてあるのを見ると、頑張らなきゃなって記憶を呼び戻してくれます。

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