美しい未来のためにできること
未来がある
と信じて生きるのはとても素敵なことだと思う。
明日がある。
一ヶ月後がある。
一年後がある。
10年後には、こうなっていたい。
100年後の世界は、こうなっていてほしい。
遠い未来を描くほど、自分自身のことからは遠く、広い視野になっていく。
大きな希望が、どんどん膨らんでいく。
気が遠くなるような未来でも、私たちは自由に想像することができる。
その遠い未来を可能にするのは、一瞬先の自分の行動だ。
一つ一つの意思決定や選択が、明日をつくり、一ヶ月後をつくり、一年後をぼんやりとでも方向づけ、周りの世界に少しずつ、まるで波紋が広がるように、影響を与えていく。
私がつくる明日は、どんな色で、どんな形だろう。
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私は毎朝、道端に咲いている花の写真をインスタグラムのストーリーズに投稿する。花の写真を「美しい」と感じる人もいれば、毎日よく飽きないな、と思う人もいるかもしれない。
道端の花が教えてくれるのは、どんなことが世界で起きていようと、たとえあなたの気分が最悪だろうと、最高だろうと関係なく、ただただ季節はめぐり、生命は続いていくということだ。
花は健気に淡々と、未来があることを疑いもせず、種の着地した場所でたくましく根を張り、成長していく。
ときには、その存在に救われる人もいるかもしれない。思いがけず、心奪われる人もいるかもしれない。
花の価値は、誰か一人に決められた一定のものではなく、その花と出会うことができた人の心の中で、それぞれに育まれていく。そこには正解も不正解もなければ、優劣もない。
自由だ。
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私が花の写真を投稿するのは、その「自由さ」を忘れずにいてほしいから。
どんな場所にも、あなたの心を動かすものは存在していて、あなたは「自由に」感じていいのだ。
あなたが「感じること」を許可していれば、それこそ世界はその美しさを存分に見せてくれる。道端の花に美しさを見出すことができれば、どこにいたって豊かさを感じられるのだ。
どんなに辛い時でも、世界は美しさに満ちている。誰もが自分の感性を信じ、世界の美しさを愛せるようになった時、真の平和が訪れる。
私はそう信じているから、今日も明日も、変わらず花の写真を撮りつづける。花の生命力と、その先に続く美しい未来に敬意を評して。
あなたの未来が、きっと美しいものでありますように。
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