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みずべの美術館🏖

この度、周南市ではみずべの夕べ(周南市で行うミズベリングイベントの一部として、8月8日(日曜)に「みずべの美術館」を開催いたしました!

この企画は一体どのようなものかと言うと、子どもたちとみずべの清掃を行い、ごみを拾い、集めたゴミや漂流物でアート作品を作成し、みずべに展示することで、みずべを美術館にみたてる企画となっております😄!!

周南市の水辺の魅力を発信したい。そんな思いから生まれた水辺のイベントです。

この企画の初めての舞台となるのは、ふぐはえ縄漁発祥の地である周南市粭島!!

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これはたった1回きりのイベントではなく、粭島からスタートして市内の海岸、水辺などを巡回することで、継続的なイベントとなっていくものです😄

周南市独自のミズベリング事業として、全国に周南市の水辺の魅力を発信すること、また乾杯イベントと同時開催を予定し、作成したアート作品を動画にして、作品を鑑賞しながら乾杯を楽しむことで、乾杯をするだけでは伝えきれない、ミズベリングの本質である「水辺と共存できる住みよいまちづくり」に興味関心を持ってもらうことが目的となっております。

まとめると、みずべの美術館とは…

→周南市の魅力・海や港や、島などの水辺をきれいにし、水辺の魅力を発信していくイベント

→ミズベリング事業の一環「水辺の新しい可能性の開拓」

→SDGsの取り組み「海の豊かさを守ろう」

という自然とより良く共存していくための新たな取り組みとなっているんです👏!!

ここで、実際に行われた当日の様子について、お伝えします😄🎤〜!

8月8日(日) 当日の流れ

集合場所:粭島「ふぐはえ縄漁発祥の地 フグのモニュメント前」に集合
時間:9:00〜12:30(予定)
参加者:・鼓南小学校生徒さん9名
    ・鼓南をよくする会のみなさん
    ・明治安田生命「地元の元気応援
                 プロジェクト」より参加頂いたみなさん
    ・周南市シティプロモーション
               「SHUラボ」メンバー
ワークショップ講師:学校教育課 高下正明さん
     (ラボ、コンタンポラン主宰、周南美術連盟会長)

①朝、9時フグのモニュメント近くの海で清掃活動 →海岸(テトラポット・砂浜の2ヶ所に分かれて活動)


②朝、10時 大島市民センターに行って、集めたごみ・漂流物で作品作り

③お昼、12時 清掃した海に戻って、みずべに作品を並べて、みずべの美術館として作品を鑑賞。

以上のスケジュールで進めていきます!

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当日の朝は、真っ青な空が広がり、入道雲のような大きな雲も見える、とってもいい天気でした☀!

集合場所の粭島への道を進むと、空の色を写したかのような真っ青な海が見える!!あー、とても夏らしい雰囲気にわくわくが止まりませんっ!!

日焼け対策もばっちりに準備してました!紫外線って、知らない間に降り注いでますよね〜!日焼け止め、UVカットのライトパーカー、つば広の帽子…ここまでやっても、焼けてしまう…完璧に焼けない方法があれば教えてほしいです笑

外での活動で、清掃中は、汗が額や鼻に水滴となって出てくるくらい、暑かったです!まだ風があるだけ良かった!感染対策もあるため、マスクは着用、適宜、休憩を取りながらの活動でした!

私は砂浜の清掃をしました!砂浜には、どんなごみがあったのかというと、海から流れ着いた、発泡スチロールや、ビニールごみ、プラスチックのキャップや瓶の破片、ペットボトルなどなど!

小さなものから大きなものまであり、この人工物があることで、海に住んでいる生物や、海からの恵みをいただく私達にまで影響が出てくると思うと、ゴミを捨てるときにも出来る限り適切に処理しないといけないなと改めて思いました!

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見つけたもので、ビックリしたのは、ゴルフクラブを入れるケース、ガスボンベのようなものです!これには子どもたちだけでなく、大人のみなさんも驚いていました!

清掃中に、特に気をつけていたのが、子どもたちの水分補給と休憩です!

子どもたちは、みんな集中して、休憩を忘れて、清掃活動に取り組んでいました!参加していた大人たちはそれぞれに「一旦、汗拭いて、木陰でお茶を飲もっか!」「疲れたなとか暑いな〜と思ったら、休もうね!」と声掛けを行い、みんなで安全に気をつけて活動していたのが印象的でした!

子どもたちも大人からの呼びかけに、無理をしすぎない、休憩を取る!など、バランスをとって作業が行えました!

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清掃活動の途中で、ハプニングもあったんです!!それは、ハチがどこからか、ブワっと現れたこと!大人も子供もびっくり!!

1匹、2匹ではなく、数十匹はいて、大人たちはとっさに「ハチがいる!離れてっ!!」と伝えたり、ハチが子供の近くにいる場合には、じっとしておくこと、少しずつハチが現れたところから離れることを的確に指示していたので、対処することができました!刺されなくて良かった!ひと安心!

自然界ではこのような危険なことも起こりますが、的確に対処していくことも大切だなと思いました!子どもたちもすごく怖さもあったと思うけど、この経験から危険を察知する力が備わっていくのではないかと思いました!

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前半の清掃活動が終わり、みんなで大島市民センターに向かいました!

後半では、みずべで集めたゴミや漂流物をアート作品にしていくワークショップを行いました!集めたゴミなどは、そのまま使うのではなく、きちんと消毒を行い使用していきます!

ワークショップの講師には、高下先生をお招きし、「海を感じて」をテーマに作品を制作していきました!
ごみをただくっつけるだけでなく、ジャンク(ごみ)に新しい命を吹き込むことがアート!

何だか深いですよね〜!

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子どもたちが針金やホットボンドを使って作業するので、スタッフがそれぞれ配置について、見守りながら、時にサポートしながら、制作しました!

作業を見ていて思ったのは、子どもの感性って、凄い!!

アイディアがすごく面白いんですっ😂!!
作ったものを空中に浮いてるように見せるには!?とかシーグラスに色を塗ってみたり、私には流木としか見えなかったものが、とっても勢いのあるイルカにみえていたり!!

大人の既成概念では、発見できない見え方が、子供の目には見えている!!本当にすごいなと思いました!!

そして、みんな楽しそう!目がキラキラしている! 

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それを見ていた親御さんやボランティアスタッフからも、「残っている材料を使って、自分たちもやってみたいです!」という声があり、急遽、大人組も自分たちの作品作りをしました!

下の写真は、タコ🐙太陽!とシーグラス魚!SHUラボスタッフも子どもたちにアドバイスをもらいながら、作ってみました!

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「図工って、いつぶりだろ〜!」と楽しそうに、話されていたり、「ここをこうしたらもっといい感じになるんじゃない?」とアイディアを出している姿は、子供も大人も関係ないなと思いました!みんなが真剣な目をしていました😂

作品が出来上がってから、発表も行いました!初めて、人前で発表する子もいて、緊張しているけど、どうにか自分の言葉で伝えようとしているところが、みんなかっこよかったです! 

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最後に出来上がった作品をそれぞれが持って、きれいにした砂浜に飾って記念撮影を行いました!

晴れていたので、作品とみずべの砂浜、海と空の青が合わさって、すごく素敵だなと感じました👌!

暑い中ではありましたが、このような活動が安全を考慮して行われ、今後も大人、子供、幅広い世代の人と関われるイベントして広がっていくといいなと思います!

子どもたちにとっても、コロナでなかなか思い出づくりが難しい時代ではあるので、この1日が夏の思い出のひとつになってくれたら嬉しいです!

以上、みずべの美術館のイベントレポートでした😄👏






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