【温泉旅行編】カワガラス
週末に娘と孫に会った後、夫と温泉へ行ってきた。
天気が良く紅葉も見頃で、とてもいい日に行けて良かった。
まずはE峡で軽く朝ごはんを食べた。
鳥の鳴き声があちこちから聞こえてくる。
桜の木の上にいる鳥。
ホオジロだろうか？それにしてはお腹がやけに白い。
カシラダカ ？でも頭の羽毛は逆だっていない。
オオジュリン？でもあんなヨシ ではない木のてっぺんで囀ったりするのだろうか。
以前バードウォッチャーの方が、鳥は側面を撮影した方がいいとおっしゃっていたのを思い出した。今回下から見上げるような状態だったからなぁ。
公園をぐるっと散策する。
上空には「ピーヒョロロ〜」とトビが飛んでいる。二羽で交互に鳴いているようだった。
アオサギが一羽飛んできて対岸の岩の上に降りた。
木立から「ヒッヒッヒ」のような鳴き声。
ジョウビタキのオスだ。木のてっぺんで羽を繕ったり、周囲を見渡している。
他にも確認はできなかったけど、激しく木を突く音がした。
孫のMちゃんはどんどん大きくなっていく。
私がしていたように、娘がミルクの量や時間などをきっちりノートに書いているのを見て切なくなった。
違う自分になりたくてもがいていたあの頃。
娘に何かしてあげたくてもできないのが歯痒いが、それより若い人を信じることの方が大切なのかなって最近は思う。大丈夫。
娘夫婦や、夫が寛大な人たちで本当にありがたい。
若者はすごいんじゃないかと思った出来事があるんだけど、
先日、自転車で右側通行している年配の男性がいた。そして普通に左側通行で走ってくる若い男性に「ゆっくり走れ！」と自転車を止めてまで説教をしていた。私はそれを見てとても嫌な気持ちになり、年配の男性が間違っていることを言おうとした。けれど若い男性は丁寧に謝っていた。
それでハッと気づいたんだけど、第三者の私のこの気持ちが争いを生んでいるんじゃないかと思った。自分の正義を主張したいというこの気持ち。
私の危なっかしい運転でG温泉へ。
周辺の景色は、柿色。とてものどかだった。
夫が山や木々の色を見て「〇〇（私）の絵具のパレットみたい」と言ったのに驚いた。
到着して少し散歩。ホテルの前にはH川が流れていて、鳥たちの声が聞こえてくるのでウズウズする。けれど疲れてしまったので、温泉に入って爆睡。
温泉は素晴らしかった。サウナもあったし、特に露天風呂が気に入った。
夕飯には普段食べられないようなものをたくさん食べて満腹。
翌朝、5時に露天風呂に入っていると、外から鳥の鳴き声が聞こえてくる。慌てて支度をして、体がポカポカの状態で鳥見に出かけた。
ハクセキレイ、キセキレイ。
そしてカワガラスがいた！以前、別の川でチラッと見たことはあったけど、じっくり観察できたので嬉しかった。
「ビィビィ」と鳴いている。ムクドリよりちょっと小さいくらいかな。
ぽってりしたまぁるいボディで、色は黒（陽が当たってきたらこげ茶）。
翼は短く、セキレイのように尾は長くないけど、ピンと跳ね上がったように見える。
上手に潜って、虫か何かを捕らえて食べていた。
ホテルに戻って、朝食を食べて（朝ごはんなのに、大好物のケイちゃんが出てきた！）チェックアウトして、道の駅などをゆったり見て、お土産を買いつつ帰ってきた。
私は、朴葉味噌や朴葉寿司、ケイちゃんをゲット。
夫は、干し柿にする柿や、栗きんとんを買っていた。
そして、SAで荻野屋の釜飯を買って帰ってきた！一度ローソンで買った荻野屋監修のおにぎりセットがうますぎて探してたんだけど見つけられなくて、本物が食べれて満足。
いつも穴蔵のような暗い工場でコツコツ働いている夫も、リフレッシュできたみたいで良かった。
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