見出し画像

私が情シスになった日を思い出した話と決意表明

半分騙されたような形で足を踏み入れたITの世界、どっぷりはまった瞬間のことを思い出しました。オンラインイベントで発表すると決めたらふと思い出したので、その記録とアウトプットを始める決意表明です。

自己紹介

はじめに、簡単に自己紹介させてください。

1981年生まれ。中学生の息子が二人います。
20年ほどいろいろな業界でITサポート職をしています。
「仲間のやりたいこと(Will)とやるべきこと(Must)を一致させる」がわたしのMISSIONです。個別最適と全体最適も叶えるためにITを使った課題解決を仕事にしています。

私が情シスになった日

20年前。ネットを繋ぐとピーヒョロロロロって唸りだして電話代が膨大にかかった頃の話。

本社内でのみ活用してたグループウェアをグローバル展開することになった。既存サービスの引き継ぎしつつ広げる案件だから、事前の調整からテストからまぁ大変だった。切替作業は一週間位泊まり込みだった気がする。

で、ようやく稼働。
海外メンバーに現地から使ってもらった。出張で日本にくる日の本社会議をセッティングしてもらった。会議メンバーと会議室の予定を見て、空いてる日時をおさえてもらった。
アメリカ東海岸から。

あちらが「確定」した瞬間にこっちの予定も反映された。この瞬間に虜になった。まるで隣にいるかのようにつながってることに興奮した。
こっちが夜中であちらは朝でも「その隙間時間にセットするかね?」って一緒に笑ったのが分かった。距離がなくなった。

地球のどこにいても関係ない。きっとすぐに顔が見れるようになる、声が聞けるようになるって夢を見たらもうITの世界にはまってた。

思い出した日

なんでこんなこと思い出したかというと、この半年、いろいろなオンラインイベントに参加させてもらうようになって感動してるから。

20年いわゆるほぼ1人情シスでやってたのに、たった半年でたくさんのお仲間とつながることができた。似たようなことに悩んで同じことで喜ぶ人たちがいた。先日の大きな地震ではリアルの知り合いはいない地域なのに本気で心配した。お会いしたこともない方たちからたくさんの感情(1人だから喜ぶ事案なのか怒る事案なのかも知らなかったの)と学びをいただいている。

距離も、年代も、過ごしてきた環境も関係なくベストを願い合える同志が一緒に笑ってる。部屋が散らかっていようと背景すら関係なくなってる。

夢見たことが形になって身近なところまでおりてきた。それを実感したらこの未来を願ったあの日を思い出した。

決意表明

人見知りで、石橋を叩きすぎて壊して渡れなくなるタイプの人間だから、イベント参加と言っても見てるばかりでまだなにもやれてなかったけど、今日、心が一歩動いた。わたしもオンラインイベントで発表者になるって決めた。

やって当たり前と思っていた自分のノウハウでも実は世の中の役に立てることがあるらしい。20年も続けていられたんだから何かあるかもしれない。あるのなら、たくさんの学びをくれたお仲間に返していけるようになりたい。

アウトプットをすると自分が成長するらしい。わたしは半径10メートルの人たちにITで幸せになってもらいたいと願っているんだけど、成長して少しでも強くなれたら12メートルくらいはいけるようになるかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?