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PRはエモいほど人に伝わると思う理由〜バリアフリーeスポーツの広報を経験して考えてみた

広報PRをやっているとメディア掲載数に一喜一憂しがちです。
想いや熱量を総量として、どれだけ世の中に伝えられたかが大事だと思っています。つまり、PRはエモい方がいいのだと思っています。

はじめに

こんにちは。代々木で動画制作や広告代理業をやっている、株式会社パンダビジョンの佐野篤です。

僕は本業とは別に障害者の社会参加、就労支援を目的におくeスポーツ団体「ePARA」の広報担当も兼務しています。

コロナ禍においても、オンライン大会を中心に活動を続けており、社会人のバリアフリーeスポーツ(障害者も含めたeスポーツチームのこと)の頂点を決める「第1回 ePARA CHAMPIONSHIPの後半戦も明日に迫っています。

ここで、今回の宣伝活動についてまとめてみます。 

エモいプレスリリース

 上記のリリースは開催1週間前に配信。メディアパートナーを務めていただいている、朝日新聞社の「GAMEクロス」編集長に前半戦の総括と後半戦の展望をコメントいただきました。

結果的として、ゲームニュースメディアを中心に数媒体取り上げていただきました。

当初の予定になかったのですが、ePARA の大会(鉄拳7)に全盲のプレーヤーが参戦することを知り、僕の方からお願いして出すことになりました。

「障害者と感動」という括りのエピソードは世にあふれていますが、実際に関わっていくと必ずしもそうではなく、色々と感じることもあります。

ePARAという障害者eスポーツの団体に広報として所属していても、障害者の現実について深く知ろうとしてなかったようにも思います。

今回の2名の全盲プレーヤーの参戦の記事を読んでとても感動しました。本気でゲームに挑む本人の姿勢や、Discordを使い「声」で状況を知らせてサポートする「仲間」たちのことを思って、胸が熱くなり、少しでも多くの人に知ってもらいたいと考えたのです。

エモいプレスリリースとは、まず何が凄いのか、何を伝えたいのか、当事者として理解した上で、作成・配信するプレスリリースのことです。

今日の朝(11/21)、プレスリリースを送信しました。マスコミの皆様に想いが届きますように!

エモいSNS

ePARAのアンバサダーに就任いただいた、アイドルグループ仮面女子の猪狩ともかさんの応援動画を収録し、Twitter・Facebook・YouTubeで展開しました。

ご本人RTもいただき、たくさんの反応がありました。具体的には言えませんが、ePARAのTwitterフォロワー数は470人ほどなので、とても大きな数字です。

皆さん拡散のご協力ありがとうございました!

生配信情報の告知ツイートです。少しでも多くの人に目が止まるよう、限られた文字数で情報を盛り込みつつ、出演者やゲーム会社に向けた@ツイートをさせていただきました。

とてもありがたいことに「鉄拳7」公式、猪狩ともかさん、風次さんからも引用RTをいただき、本当にたくさんの人に届くツイートとなりました。

エモいSNSとは、Twitterの中の人が応援団長となってファンのみんなを巻き込み、盛り上げていくことです。

エモいPRとは

広報PRにおいては、○○PR術といった方法もネットでよく見かけます。

テクニックよりも、誰かの想いが言葉に込められていないと、マスコミであってもSNSの世界でも人の心に届かないのだと思っています。

大手マスコミには、5月のタイミングでは多くの露出に成功しました。同じようにマスコミの皆様にご案内をしたつもりが、今回はなかなか厳しい結果でした。それでも、Twitter上での盛り上がりに関しては、今回が前回を上回っていると感じます。

広報担当者は、場合によっては目標設定に追われてなかなか一つの案件に集中できないこともあります。それでも、何がこの案件のコアなものなのか、どんな想いで誰に届けたいか、しっかり考える必要があります。

メディアの取材依頼をしても、よほど大きなネタでない限り、記事掲載は水ものと言ってよいです。そのため、自社でコントロールしやすいSNS、オウンドメディア、出演者による告知協力のお願いはしっかりやっておくのが良いなと思いました。

また、ゲーム会社との関係性も大事です。 前回のCODMでは複数回、アクティビジョンさんにRTされたことはとても嬉しかったですし、今回も鉄拳7公式アカウントにRTしていただき、Tweetが伸びました。

拡散力ももちろんですが、「公式」のお墨付きの大会なんだとゲームファンに認知してもらいやすいです。

広報担当者自らがSNSでの盛り上げ役として頑張ることも大事です。広報担当者であり、チームの応援団の一員にもなるように心がけています。

結論としては、テクニカルな方法に走りすぎず、きちんと想いを語ること、想いを届けようとすることが大事です。つまり、PRはエモい方がいいんです。

お知らせ

明後日11月22日に、私が広報担当として参加している、バリアフリーeスポーツ「ePARA」のオンラインイベントが開催されます。

株式会社愛しとーと
ビーウィズ株式会社
BASE株式会社

この3社のご参加に加えて、ePARAの4チームで、社会人バリアフリーeスポーツの頂点を決める戦いが行われます。

今回は、力強いご協力をいただいております。

後援(メディアパートナー):「GAMEクロス」(朝日新聞社)
後援:東京都eスポーツ協会
協力:株式会社メジャメンツ

当日11月22日の13時からYouTubeで生配信しますので、ぜひとも応援をよろしくお願いします。

生配信時間:13時~17時予定
実況:裏切りマンキーコング 風次
解説:S.H.O.W(Extractor)
アンバサダー:猪狩ともか(仮面女子)

当日参加するチームの意気込みや、見所については、 GAMEクロス(朝日新聞社)の記事をご確認ください。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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会社名:株式会社パンダビジョン
代表取締役:佐野篤
設立日: 2019年6月3日
所在地:東京都渋谷区代々木
コーポレートサイト:https://panda-vision.co.jp/
お問い合わせ:info@panda-vision.co.jp


こんにちは、株式会社パンダビジョンの佐野と申します!サポートをご検討いただき本当にありがとうございます😭