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私と伴走してくれた料理本たち

主婦と生活社 料理編集スタッフの方が発案された ”私の好きな料理本リレー”が回ってきました。 
料理本に関わる編集者、デザイナー、カメラマン、スタイリスト、料理研究家などが好きな料理本、おすすめの料理本を紹介しています、という流れのようなのですが、ただの家のごはんしか作っていない私がいいのかな。。と思いつつ投稿します。

バトンを渡してくれたのは、システムエンジニアの傍らマクロビオティックパーソナルシェフとしてもご活躍の石原 真紀子 (makiko ishihara)さん。彼女のインスタにはロジックに裏打ちされた栄養バランスのとれた美しいお料理と器の数々にうっとりです! https://www.instagram.com/mackeysdeli/

私からは以下の6冊をご紹介させてください。

1.小林カツ代『小林カツ代のおかず大集合』(だいわ文庫)

一番使い倒した料理本で、自分自身のものはボロッボロの1冊です。この本との出会いはとても思い出深く、私が20歳の時に母が急死した後、我が家の食事事情を心配してくれた母の友人が私にプレゼントしてくれたものでした。こちらと「野菜のおかず大集合」とをセットで頂き、ここに書かれた肉じゃが(料理の鉄人に勝利したレシピ)を延べ何百回!作ったかわかりません。忙しい女性に手早く美味しく、栄養バランスのとれた料理を作って欲しい、というカツ代先生の思いを受け取り、私の中に根付いていると思います。

2.桐島 洋子『聡明な女は料理がうまい』(文春文庫)

カツ代先生の本を見て毎日のご飯作りに奮闘していた女子大生が、次に買った料理本はこれでした。こんなタイトルに憧れていたんですねえ(笑)料理本といっても分量が書いてあるわけではなく、エッセイのような内容です。ワーキングマザーの大先輩であり、自分らしく大胆に人生を歩む桐島さんの料理にまつわるエピソードは爽快かつ豪快。食べることを大切にしながら、大事な人と人生を軽やかに生きて行く勇気を、この本からもらったものでした。

3.土井 善晴『一汁一菜でよいという提案』(グラフィック社)

料理って大変。。と思う人には気持ちが楽になるオススメの一冊。肩肘張らず、忙しい時はごはんと具沢山の味噌汁と漬物があればそれで十分、と語られます。私も多忙な時は豚汁とご飯と納豆、という時も。毎日多くのおかずを揃えようとしてストレスに感じる位なら、時には食卓はシンプルで良いのです。そういえば福岡伸一先生のセミナーに参加した時、隣席に土井先生がご夫妻で座られていて驚いたことがありました。料理と同じように佇まいが美しいお二人だったのが印象に残っています。

4.上田 淳子『フランス人は、3つの調理法で野菜を食べる。』誠文堂新光社

こちらはほぼジャケ買いです(笑)ホットクックを買った時に、レシピがホットクック向けに参考になると聞いたこともあり購入。少ない材料で加工しすぎないシンプルな方法で美味しい野菜料理が作れます。

5.大橋 由香『ストウブで無水調理』誠文堂新光社

ストウブ料理の著書多数、私の住まいの近隣でストウブ料理のカフェを経営されている大橋さんの著書。
大橋さんのカフェ はるひごはんhttp://haruhigohan.com
ストウブの使い方は少しコツがいるので、こちらのカフェのメニューを参考にしたいなと思って書籍を購入。ポトフは本当にお店と全く同じ味が再現できて感激でした!豆乳生姜豚汁など他にも美味しいメニューが沢山!ホットクックでも代用できるものありますが、やはりストウブもいいんですよね。。カフェを訪問できる日が待ち遠しいですが、今はこちらのレシピでおうちごはんを楽しんでいます。
https://amzn.to/3dltz9d

6.山本 ゆり『syunkonカフェごはん 7 この材料とこの手間で「うそやん」というほどおいしいレシピ』宝島社

ベストセラーなのでご存知な方も多いかと。数冊このシリーズを買いましたが、読むだけでも面白いのでついつい買ってしまうという。。そして簡単で美味い。元々料理が苦手だった山本ゆりさんが如何に簡単に美味しく作る気になれるかを考えて作れているレシピなのがいいところ。Twitterでもレシピは見れますが、レシピがまとまってると便利なのでオススメです!


私からバトンをお渡しするのは、くるみさんこと、西村 紀子 (noriko nishimura)さん。多忙なお仕事とNPO運営のかたわら、料理本も出されています!私もくるみさんのチョイスが楽しみ!

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