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山の下市と、松浜市に行ってみた

人込みは苦手だけど賑わいは大好きなコトについて

市が立つ。この日本語の響き、好きです。

今日も、近所で市が立ちました。漁港のある松浜市です。

出店者は年配の方が多かったけど、お客さんはファミリーが多くて、ちょっっとビックリしました。

そして、田舎というか、地方都市あるあるで、みなさん野菜はあまり買わないのですよね。

たぶん、これは、じいちゃん・ばあちゃんからお裾分けがあるからだろう、と我が家は推測しました。何を隠そう我が家も野菜は余っているので、手が伸びません。

特に決め打ちで市に向かったわけではないですが、果肉たっぷりの桃をまずはお買い上げ。

さんかく「いくらですか?」
じいちゃん「1,000円だね」
さんかく「うーん、高いなあ」
じいちゃん「一個おまけしてやる」
さんかく「よし!買った」

5個1,000円だった桃が、6個1,000円になり、1個当たりの単価が下がり大満足でした。モモは夕食後にいただきますが、たぶん美味しいし、なによりじいちゃんとのやり取りが楽しかった!

市の醍醐味のひとつですよね。お店の人とのやり取りって。べらぼうに値切ろうとは思わないけど、おまけとか、値引きとかがあるのが、ネットでは体感できない、足を運んだからこそ味わえる面白さ。

桃のじいちゃんのところを後にして、市場をぷらぷらと。和菓子屋のじいちゃんに呼び止められ、いただいたのがアンがしょっぱい大福。甘党のボクにはあまり馴染まなかったけど、名物らしく美味しくいただきました。

ボクは試食に弱く、もらったからには何か買おうかな、と思ってしまう性質で、水ようかん400円を購入し、500円で支払おうとしてお釣りをもらうのが面倒くさいから80円の「最中も!」と言ったら、1個ではなく5個も入れられ、「押し売りじゃんかあ!」とイラっとしたものの、すぐさま350円の大福と我が子に90円のお菓子をサービスしてくれたので、「まあいいかな」って。

水ようかん400円+最中5個400円(+大福5個入り350円+我が子へのお菓子80円)

最中を強引に買わされるも、結局は30円も得していました。これも市ならではのやり取りかなと。うちの妻は「あのお店、商売が成り立っているのかな」と心配そうでしたが、たぶん市でのスペシャルサービスなので問題ないでしょう。

漁港があるだけに鮮魚店にも足を止めましたが、次に寄るところもあったので見送るコトにしました。サンマ、太刀魚、サケ、甘えびなどなど。土曜日だったら晩酌用に買うのですが、ボクは日曜日は飲まないので次回のお楽しみにしておきました。

今回の松浜市ははじめて行ってみましたが、予想以上に活気があり、出店する人も多く、新潟弁が飛び交っている空気感も好きになりました。

山の下は若手と年配層が絶妙にミックス

松浜市もあれば、山の下市というのもあって、これは若手と年配の方がミックスされた市で、道を挟んで右側は年配の方、左側は若手という具合に、それぞれが出店しています。

松浜は昔ながらの市ですが、山の下はちょっとカジュアルな、オシャレな要素が感じられます。それは、若手のキッチンカーの影響が強く、でも市の伝統と格式を壊さないようにしているから、それほど違和感を感じません。

松浜も同じようにキッチンカーが数台出店していて、こちらも調和していました。若手と年配層の混在具合が、どちらも絶妙だなと思いました。

おそらく実行委員の方が考えながら出店者の配置を決めているのかなと想像してみたり。まだまだ落ち着かない日々が続きますが、市が立つってやっぱりいいなあって。

ぶらぶらしながら会話して、やり取りして、おまけしてもらって、好きなモノをつまんだり、買ったり。とにかく、ボクは歩きながら何かを買ったり、足を止めるのが好きなので、また市が立てば山の下も、松浜も、それ以外の地域にも足を運んでみようと思っています。

おもいのままに。続けます。今日も呼吸ができた。ありがとう!

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