さんじはん

邦楽好きな大学生です。邦楽をより楽しむために歌詞を考察しています。他の音楽好きなみなさ…

さんじはん

邦楽好きな大学生です。邦楽をより楽しむために歌詞を考察しています。他の音楽好きなみなさんと仲良くなりたいですし、一緒に楽しみたいと思っています。Twitterも稼働→@sanjihann フォロー宜しくお願いします。

最近の記事

SUPER BEAVER - 「らしさ」

この曲はアニメ「ばらかもん」のOP曲としても話題になった。「自分らしさってなんだ」そんなテーマのこの曲を今回は考察していく。 「こども」から「おとな」へ自分らしさってなんだ? 「人とは違う」で差をつけろ コンビニの雑誌コーナー 表紙に太字で書いてあった 自分らしさってなんだ? こどもの頃は気にもせず 気に入らなければ怒って 好きなものを好きだと言って 僕らは変わっていく 守りたいものが変わっていく 理解されない宝物から 理解されるための建前へ おとなになるほど 後悔する生

    • あいみょん - 「ハルノヒ」

      クレヨンしんちゃんの映画の主題歌でもあるこの曲。あいみょんはこの曲を「野原一家(しんちゃん一家)の始まりの歌」をテーマに作曲したと述べている。今回はこの「ハルノヒ」を考察していく。 ひろしのプロポーズ北千住駅のプラットホーム 銀色の改札 思い出話と想い出ふかし 腰掛けたベンチで 僕らは何も見えない 未来を誓い合った 「野原一家始まりの歌」ということで、ひろし(しんちゃん父)がみさえ(しんちゃん母)にプロポーズする場面から始まる。北千住駅のプラットホームは実は、原作でひろ

      • 神はサイコロを振らない - 「夜永唄」

        僕が神サイをきちんと初めて知った時の曲。切ないメロディが耳に残るこの曲を今回は考察していく。ちなみにThe First Takeでも歌われているので、是非そちらも聴いてみて欲しい。 悲しい失恋ソングどうして心ごと奪われて でもまだ 冷たいあなたを抱き寄せたいよ 金木犀の香りが薄れてゆくように 秋が終わり消えていったあなた こうして心ごと閉じ込めて あなたが弱り切った僕から離れないように 沈黙さえも二人を繋ぎ止めていた 時を止めてこのまま この曲は「僕」から離れていった「

        • King Gnu - 「白日」

          この曲は弁護士ドラマ「イノセンス」の主題歌で、大ヒットとなったKing Gnuの人気曲だ。この「白日」には「曇りのない太陽」という意味があり、弁護士ドラマの主題歌ということもあり「罪」というテーマが関わってきそうだ。 あとから気づく「罪」、前に進む「僕」時には誰かを 知らず知らずのうちに 傷つけてしまったり 失ったりして初めて 犯した罪を知る 戻れないよ、昔のようには 煌めいて見えたとしても 明日へと歩き出さなきゃ 雪が降りしきろうとも 誰かを傷つけたり失ったりして初め

        SUPER BEAVER - 「らしさ」

          Novelbright - 「ツキミソウ」

          高音で爽やかな歌声が特徴的なバンド「Novelbright」。The First Takeでも歌われたこの曲を今回は考察していく。ちなみに「ツキミソウ」の花言葉は「無言の愛情」「移り気」「虚ろな愛」など。ここから、失恋ソングだということがわかる。 過去の苦い思い出出会いと別れ 繰り返す度 心をすり減らす 記憶をかき分けた先に 滲んだ思い出が待つ あなたを知らない世界の方が ずっとマシだったと笑う いつしかすれ違う日々の中で 本音隠しながら気づかないふり 恋をする度に過去

          Novelbright - 「ツキミソウ」

          YOASOBI - 「怪物」

          この曲はアニメ『BEASTARS』のOP曲だ。このアニメは草食動物と肉食動物が共存している世界が舞台で、主人公の狼・レゴシの学園生活が描かれる。この曲も『BEASTARS』の世界観を元に作られており、今回はこれを前提として考察していく。 「偽り」の世界あぁ 素晴らしき世界に今日も乾杯 街に飛び交う笑い声も 見て見ぬフリしてるだけの作りもんさ 気が触れそうだ クラクラするほどの良い匂いが ツンと刺した鼻の奥 目を覚ます本能のまま 今日は誰の番だ 笑い声が飛び交う素晴らしい

          YOASOBI - 「怪物」

          SHISHAMO - 「明日も」

          ポジティブな曲が聴きたくなって久しぶりに聴いた。個人的には夏に聴きたくなるガールズバンド第1位の彼女たちのこの曲を考察していこうと思う。 「僕」が楽しみにしている「ヒーロー」月火水木金 働いた まだ分からないことだらけだから 不安が僕を占めてしまう 時々ダメになってしまう 月火水木金 働いた ダメでも 毎日頑張るしかなくて だけど金曜日が終われば 大丈夫 週末は僕のヒーローに会いに行く ダメだ もうダメだ 立ち上がれない そんな自分変えたくて 今日も行く どんな人にと

          SHISHAMO - 「明日も」

          Vaundy - 「怪獣の花唄」

          若き天才Vaundy。今回は印象にも残りやすい、「怪獣の花唄」を取り上げる。 どこかに行ってしまった「君」思いだすのは君の歌 会話よりも鮮明だ どこに行ってしまったの いつも探すんだよ 思いだすのは君の歌 歌い笑う顔が鮮明だ 君に似合うんだよ ずっと見ていたいよ どこかに行ってしまった「君」を探す場面から始まる。主人公は「君」がいなくなっても思い出すくらい「君」の歌がとても好きで、とても印象に残っているのだろう。 でも最後に見たいのは きっともう君の夢の中 もう一度

          Vaundy - 「怪獣の花唄」

          マカロニえんぴつ - 「恋人ごっこ」

          Vo.はっとりの声に魅了されて聴き始めたマカロニえんぴつ。今回は「恋人ごっこ」の歌詞を考察していく。 「恋人」にはなれなかった「恋人『ごっこ 』」という曲名から、彼らは本当の恋人ではないことがわかる。そして曲はサビから始まる。 「ねえ もう一度だけ」 を何回もやろう そういう運命をしよう 愛を伝えそびれた でもたしかに恋をしていた 恋をしていた 「ねえ もう一度だけ」というのはまあそういうことなんだろう。直接的に書かないでここまで伝えられるのはさすが。「愛を伝えそびれた

          マカロニえんぴつ - 「恋人ごっこ」

          Awesome City Club - 「勿忘」

          最近とてもよく聴いているこの曲。耳に残るサビのメロディーもさながら、歌詞もとても作り込まれている。今回はこの曲の歌詞を考察していこうと思う。 「勿忘草」が由来この「勿忘」という曲名は「勿忘草」が由来となっている。春から夏にかけて青や紫の花を咲かすことが特徴である。特筆すべきは下記の花言葉である。 ・「真実の愛」 ・「忘れないで」 この花言葉そのものがこの曲のテーマなのだろう。 ちなみにこの曲は映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソングであり、恋愛ソングであることは

          Awesome City Club - 「勿忘」

          BUMP OF CHICKEN - 「天体観測」

          自分が最初に歌詞で感銘を受けた歌手がこのBUMP OF CHICKEN。最初のnoteで、考察するならこのバンドだと決めていた。彼らの曲の中でも際立って有名なのがこの「天体観測」。もちろん解釈は人それぞれだが、自分なりの考察で書いていきたい。 「君」は誰なのかこの曲は「僕」と「君」の2人の物語だ。この歌詞を純粋に読んでいくと、「君」は「僕」の友達か恋人だと考えられる。また一方で、細かい歌詞のニュアンスを読みといて、「君」とは「もう1人の僕」だと考察する人もいる。 もちろん

          BUMP OF CHICKEN - 「天体観測」

          あいさつ

          これから好きな邦楽の曲の歌詞を考察するnoteをどんどん書いていこうと思います。このnoteを他の人に読んでもらって、一緒に感想を言い合ったり、共有したり、楽しんでいきたいです。