点検 非鉄景気 4―6月 建設用電線・軽圧・サッシ

 建設用電線 昨年実績上回るも本格回復に至らず

 4―6月の建設用電線は昨年実績を上回る水準を確保するも、本格回復までには至らないとの見方が強い。物流倉庫案件や新型コロナ禍の影響により延期されていた工事の再開などに期待感が集まるが、大型工事や住宅向けは依然として低調に推移している。代表品種のVVF(ビニル絶縁ビニルシース平形ケーブル)は、値上げ前に買いこまれており電材店などの市中在庫が積み増されている。

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