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【事前評価】26弾クイックピック注目カード【デュエプレ】

ごきげんよう。三賀です。

今回はデュエプレ第26弾「天魔命導」に収録されるカードのうち、クイック・ピック(以下「クイピ」)で注目のカードをいくつかご紹介します。

クイピのランキング入りを狙いたい人、ミッションでクイピを仕方なくやるけどやるからには勝ちたい、という人はぜひ参考にしてください。


なお、事前評価点数は三賀(クイピ最終2回)とあくせら氏(同6回)が協働でつけています。
評価基準は大雑把に以下のようになっておりますので、話半分に見てもらえれば有り難いです。

※シーズン前半のカラーピック(テーマでない)を前提に点数付けを行っています。


悪魔龍 ダークマスターズ

今弾の高レア枠の目玉カードです。

かつての《ガチンコ・ジョーカー》や前弾の《復讐 ブラックサイコ》然り、中コスト帯の複数ハンデスには戦局を大きく傾ける力があります。

それらと比較するとこちらはコストこそ重いですが、非進化クリーチャーなので扱いやすい点、そして捨てさせる枚数が3枚と多い点が優れています。

先攻で3→5→7とマナ加速の末に出せれば、相手が2枚手札を消費しているだけで手札を0枚にできます。

適切にプレイできればゲームを決定づけるほどの強さを持つので、高レア枠で見えたら積極的に取りたいカードです。

事前評価点数:80点


ドギラゴン一刀双斬

レア枠の呪文です。
3つの効果から選べますが、特に「5000以下のクリーチャー2体を破壊」の効果が強力です。

クイピはリソースゲームになりがちなので、1枚で相手の複数枚のカードに干渉できる札は貴重です。
ゲーム中盤あたりで相手の小型〜中型クリーチャーを2体破壊できれば、テンポ面でもカード枚数でもアドバンテージを取れるでしょう。

また、カードプール上に侵略者も多く存在しており、前弾に引き続いて《轟く侵略 レッドゾーン》とその取り巻きも存在感を放つことが予想されます。
したがって、「侵略者2体を破壊」のテキストも使う機会がそれなりにあるかもしれません。

なお革命2に関しては、都合よくトリガーする確率は高くないのでオマケ程度、発動したらラッキーと捉えてもよいでしょう。

事前評価点数:55点


扇動の面 ウルーセ

こちらはコモン枠の中でも特に優秀と思われるカードの1枚です。

《ガントラ・マキシバス》のように自身の攻撃時にマナ加速できるだけでなく、すでに場に出ている他のクリーチャーの横に置くだけで、その攻撃時に効果を発動できます。

相手のシールドを削りながら5コストや7コストの強力なカードに繋げば、テンポ面で大きく有利を取れるはずです。

特にビートダウン系のカラーにおいて、先攻で出せたときに効力を発揮すると言えるでしょう。

このカードを含め「初めて自分のクリーチャーが攻撃する時」の能力を持つクリーチャーは各文明に存在していますが、特に自然の《ウルーセ》と光の《ビッケス》が優秀だと睨んでいます。

事前評価点数:60点


メガ・ショック・ドラゴン

コスト4パワー6000、Wブレイカーのコマンド・ドラゴンという破格のスタッツと種族を持ちます。

また、出た時とターン開始時に自分のシールドを回収するため、手札を最低1枚、生き残れば2枚3枚と補充することもできます。


このように書くと強そうに見えますし、実際通常環境なら強い使い方もいくつか思いつきそうですが、クイピではそうは問屋が卸しません。

クイピ(特にカラーピック)においては、重い高レアやトリガーを嫌でもデッキに入らなければならない都合上、ピックをひたすら前に寄せて「シールドを割られる前に倒す」などという戦法は取りづらいです。

基本的にはシールド(と山札)をライフとして扱って、盤面のクリーチャーを軸に殴り合うことが多いです。
そのため、シールド回収は場合によっては自滅行為にすらなります。

しかもこの《メガ・ショック・ドラゴン》、自ら減らした盾に驚いて勝手に革命2を発動し、盾をつつかれるだけで勝手にショック死します。

プレイするのは危険なカードと言えるでしょう。

事前評価点数:20点


暗黒鎧 ヴェイダー

墓地肥やしとドローを兼ねるシステムクリーチャーで、VRとしてはやや地味な効果です。

通常環境では闇単のデッキでの活躍を期待されるカードですが、お察しの通りカラーピックでは非常に価値の低いカードとなります。

クイピの初期山札は20枚しかないため、デッキアウトによる敗北には常に注意する必要があります。
そんな中で、山札を毎ターン削るカードをプレイするのは自らの寿命を縮める行為に他なりません。

さらに、クイピでは(呪文コントロールのテーマでもない限り)デッキ内のクリーチャー比率が高くなりやすいです。
つまり、ヴェイダーは毎ターン2枚山札を削る可能性が高いということです。倍の速度で寿命が減ります。酒とエナジードリンクです。

おまけに攻撃できないブロッカーなので、打点として貢献することすらできず、自爆もままなりません。
確実に《ブラックサイコ》などに進化できる状況でないとプレイするのは危険ですし、そのような限定的な状況を想定してわざわざ高レア枠を消費する価値はこのカードにはないでしょう。

事前評価点数:15点


極まる侵略 G.O.D.

ある意味今弾随一の大物です。

まず、クイピにおいて9コストは重すぎます。
手札を維持しなからマナ加速をし続けるのは難しく、《フェアリー・ライフ》のようなただのマナ加速カードを使っていると手札が枯れて動けなくなってしまいます。
一方で、プレイするカードを減らして手札を大事にキープしたとて、無事に9ターン目を迎えられるわけでもありません。

そんな事情もあって、9コストのカードは《暴龍事変 ガイグレン》など1枚でゲームを破壊できるクリーチャーでもない限りピックしづらいのが現状です。

それにも関わらず、《G.O.D.》は自身に加えて進化元と踏み倒し先で、最低3枚の9コストを要求してきます。
まともに扱えるはずがありません。

とはいえ、前弾と今弾にはテーマとして「九極侵略」が実装されていますから、9コストの光のクリーチャーも多数収録されています。
そのカード群のスペックが優秀であれば、カラーピックだとしてもそれらを多めに取り、《G.O.D.》に寄せたデッキを組むのも一考の余地があります。

ということで、光の9コスト獣をいくつか見てみましょう。

話になりません。
《G.O.D.》はピックしないようにしましょう。

事前評価点数:9点




付録

協力 あくせらさん(@ax_9846v)

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