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サンガの2022年を総括するブログをまとめたよ

2023シーズンに向けたキャンプが始まりました。

「編成決定のお知らせ」が公式リリースで出たように、ストーブリーグ含めて2022シーズンが完全に閉まりました。良いタイミングなので、サンガに関するブログで2022シーズンを振り返る記事をここにまとめます。

同じスタイルを2年継続し、実際にJ1の舞台で戦ったことにより得られた実際の手触り。これこそがまさに何にも代えがたいデータであり、このデータに基づいて将来を考えられることに価値があります。

残留 is King。J1で戦い続けられるありがたみを噛みしめながらまとめました。それではどうぞ。

①忍耐の一年。”京都スタイル”は道半ば ー京都サンガ 2022年の雑感ー

エジミウソン@ejimiuson11

シーズンの最初から最後まで一括してのレビュー。現状認識の正確さと、正確な認識に基づく問題や課題の考察がステキだと感じました。箇条書きなのにひしひし伝わるストーリーと想い。

②2022京都サンガF.C.シーズンレビュー~到達地点=36~

京右衛門@kyoemoon 氏

横風向かい風の難しい逆境の中で、目標であるJ1残留を勝ち取れたのは素晴らしいこと。成長の手ごたえはある。一方で物足りなさもある。全体の所感として全く違和感なく、同じ意見な方も多いのでは…と感じます。
私も「次へとつながる36」になると信じていますが、果たして。

ちなみに、個人的MVPに選出されている白井は年間スプリント数で1位との発表がありましたね。MVPは上福元以外なら白井でしょう。

2022年 京都サンガ シーズンレビュー ~勝っても負けても大事なのは次の試合~

とめ@はんなりサッカー@tome_beta 氏

私もよく使っている、FootBallLABのデータを交えながらの考察。
武器である「ハイプレス」が抱える問題は、私のnoteでも考察したとおりです。
人や相手によって質のブレ幅が大きい点、とはいえコロナに振り回された中で最低限の結果が得られた点で評価が難しいと。分かります。
来季に向けての改善策も同意見です。

④「曺貴裁のサッカー=京セラフィロソフィー」、だから京都は曺貴裁を解任しない。 〜2022年京都サンガレビューその①〜

n@nks137

経営やガバナンス面で分析する数少ないブログ。
「サンガのサッカー≒京セラフィロソフィー」のくだりは、昨季で一番の発見でした。
サポーターから曺貴裁監督に寄せられる絶対的な信頼に対して一石を投じる。信頼を超えて全権委任になっていないか、今なっていないとしても将来は大丈夫なのか。

余談ながら
過去の反省として挙げられているN将起用のくだりは、何年経って見ても色褪せない”Don't think! Feeeeeeel!”感を保っていますね。アタマイタ…

曺貴裁京都の歩みとは。正体不明の「成長」と見えた限界 〜2022年京都サンガレビューその②〜

n@nks137

上記の続編。
「サンガは組織力勝負でコレクティブに戦っているイメージだが、実は個人に依存した属人的なサッカーなのでは」との問題提起。
この点実は、私が分析したデータでも裏付けが取れています。自分たちで崩せないがゆえに、失点に直結するようなミスを犯してくれるチームにしか勝てない。これをどう乗り越えるかが来季に向けての明確な課題です。

⑥成長しないクラブ 〜2022年京都サンガレビューその③〜

n@nks137

またまた上記の続編。
集客面の指摘については、初のJ1×サンガスタジアムな点を考慮されておらずどうなのかなと感じました。一方で他の手厳しい評価については共感です。きちんとした「成長」が見られるのはいつになるのでしょうか。

⑦2022サンガに足りなかったもの(シーズン振り返りnote①)

これは何と素晴らしいnoteでしょうか
デー京こと私が書いたnote。

結果に近い数字とデータを基に
・走力、特にスプリントに支えられたこと
・攻撃面では「ハイプレス×ショートカウンター」を武器に戦ったこと
・一方でそれ以外に武器がなく、攻撃面に課題山積みであること
をまとめています

⑧2022サンガに足りなかったもの(シーズン振り返りnote②)

⑦の続編。
2022シーズンで分かったこと。走力で戦うチームは、走力だけに頼るとジリ貧になる、です。

「走力」を活かして戦うためにも、走力に上乗せすべき武器は何か。理想のモデルにサガン鳥栖を置き、比較することで武器を探します。

15年前は勝ち点12が転がり込んでくる、ボーナスステージだった鳥栖。気付けば目指すべき先になってしまいました。追いつき追い越されるどころではありません。
差が広がるか再度追い越せるか。ここからの3年にかかっています。

さいごに

ポジティブ評価・ネガティブ評価で分けようと思いましたが、辞めました。あまり意味がないなと感じたからです。

語り口が何であれ、サンガが抱えていた問題と来期に向けてクリアすべき課題の認識は、どのブログもおおよそ一致していました。
スタイルを継続することの大きな意義を感じます。

「現在地」がどこか。何が自分たちの「問題」か。クリアすべき「課題」は何か。
いろんな角度から見た人の意見でも、同じモノがあります。共通項をヒントに今期の戦いを考えましょう。

※こんなブログもあるよ、って話あれば教えてください。情報お待ちしてます!

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