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[#2]サンドイッチを毎日インスタグラムに投稿したモチベーションと想定外の効果

こんにちは。
世田谷でサンドイッチ屋をやっています。
趣味で始めたサンドイッチ作りから脱サラしてサンドイッチ屋を開くまでを
書き始めましたが、
今日はお店を始める大きなきっかけにもなったインスタグラムについて
お話します。

1. インスタを始めたきっかけ

前回も少し触れましたが、
最初は毎日のサンドイッチ作りのモチベーションのために
写真のコレクション的な意味で、
あくまで自己満足で、毎日会社のデスクで食べるためのサンドイッチを
投稿するようになりました。
なんというか、あれですよ、ずらーっと自分が作ったお弁当が並んでるアルバム見ると
がんばったなー自分すごいなーっていう気分に浸れるじゃないですか。
それをしたかったんです。
なので、ずらーっと写真が並べられるようになるまではやるぞ。
というモチベーションです。

2. タグ付けを始める

自分のサンドイッチの写真がまだ十分に集まっていない頃に
他の方のサンドイッチの写真が気になって
#サンドイッチ を検索して漁るようになりました。

わーこんなサンドイッチも美味しそう。
え、こんなのもありなんだ。
あー、この角度で撮ったりすると美味しそう。

などと自然とたくさんのインプットを受けるようになりました。
そこで私も #サンドイッチ のタグを付けてみます。

それならば英語の #sandwich
野菜をいっぱい使うから #野菜 #vegetable #vege  
なんかも付けてみようってことになってきます。

すると明らかな変化が訪れます。
いいねとフォロワーが増え始めたのです。

そりゃそうですよね、タグ検索がきっかけで
フォローしている人以外の投稿を見るようになるわけですから
タグ付けをするようになってから、
ぐっと私の投稿を見てくれる人も増えたわけです。

3. たくさんの人に見てもらいたい、もっといいねが欲しい

前よりも多くの人に見てもらえるようになってくると
欲が出てきて、もっとたくさんの人に見てもらいたい、いいねが欲しい、
という気持ちになってきます。

じゃあどうしたらいいか。答えはひとつです。

クオリティを上げること。

私の投稿でのクオリティとは、すなわち
サンドイッチの完成度です。

自己満足で始めたサンドイッチ作りやインスタへの投稿が
たくさんの人の目に触れられるようになって
他の人も楽しめるような、美味しそう、ワクワクする、と思ってもらえるような
サンドイッチを作りたい!!

というように意識が外に向くようになりました。

4. フォロワーやいいねが増えていくことの楽しみ

フォロワーやいいねが増えると認められたみたいで嬉しいのです。

いいねが多いと、そのサンドイッチが美味しそう、食べてみたい、と褒めてもらえているような気持ちになります。
フォローしてもらえると、私のサンドイッチの写真のコレクションを見た上で
もっと見たい、次のサンドイッチも楽しみ、と言ってもらえているような気分に。

5. インスタにはまったことでの効果、後に繋がる考え方

いいねを欲しがる若者みたいに思う方もいるかもしれませんが、
私もこの時点でこの状況を客観的に見ていて、
いいねを増やしたい = サンドイッチのクオリティを上げる
フォロワーを増やしたい = 継続的な投稿が不可欠 = 毎日サンドイッチを作る

というように結果良い方向に自分を誘導できているなと。

ですが、同じようなサンドイッチばかりでは飽きられてしまって
フォロワーは容赦なく減っていきます。

飽きられないように、ワクワク感を持続できるような
アイディアを考えるようになります。

サンドイッチの見た目のワクワク感もそうですし、
中身の具材の意外性などです。

ただ毎日ランチに食べるのは自分自身なので
“美味しい”ことは大前提。
奇抜で”映える”だけではダメなのです。

そのようなサンドイッチ作りとインスタ投稿を続けることで

美味しくてワクワクするようなサンドイッチを
飽きられないように変化をつけて
且つ、自分のスタイルはぶらさずに
継続して作り続ける。

ということに繋がったのです。

今思えば、この考え方はお店をやっていく上でもとてもとても大事なことで
この当時は、インスタのフォロワーさんや未来のフォロワーさんが相手でしたが
現在では、お店のお客様や未来のお客様に相手が変わっただけ。

上記は、お店をやっていく上で、根底の大事な考え方だと思います。

それがインスタグラムで鍛えられていたんだなぁと。
インスタグラムに感謝です。


今日はこの辺にして、
次回は脱サラをしてサンドイッチ屋になろうと決意する話をしようと思います。

では。


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