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はじめての花屋の仕事はバケツ祭り。

高校生になった事、夏休みにバイトの許可を貰い、花屋さん、、というか花の卸しの工場ではじめての花屋さんに関わる仕事をした。確か時給は770円の8h。今ではあり得ない時給の安さ、笑。

小学生でお花屋さんになりたくて、中学生ではバスケットボールが好きになり、花屋さんという存在は好きだったけどその頃はバスケットボールに費やす日々だった。

高校生でもバスケット部に入り、とっても厳しい3年間だったけど、そこで忍耐を養われた。昔の指導は今では問題になるほどきつかった。でのその時の監督が、私やりたい事を大切にしてくれる信頼できる先生だったので、花の道に進む後押しをしてくれた。

そんなこんなで花屋さんに様々なジャンルがあるのが分からず、タウンワークで見つけた夏休みの短期バイトに応募したのだった。

そこのオーナーさんは、中肉の30代くらいのちょっとロンゲの眼鏡の男。見た目はオタクっぽく、いつもやまぶき色のTシャツを着ている人だった。

そこの工場は、ライン工場で、自動で動くレーンに下草から花を順番に置き、仏花が仕上がる構造で、パートさんが10数人くらい。

特に仲良くなる事もなかったけど、私よりちょっと前に入った優しそうな主婦の人が「ここにあるバケツを洗っていくの」っと洗い方を教えてくれた。

・・・。山積みのバケツ。天井までありそうな山積みのバケツが目の前にあった。。

運動部でもあり、ハードな練習をしていた事もあり、毎日ひたすらバケツ洗う日々。

もちろん、レーンには行けない。

ちょっと離れた隅の方で毎日毎日バケツを洗っていた。優しい主婦の人は、「いたたたっ」と、よく腰を痛めていた。今ならよく分かる、その腰痛、、、。同じ姿勢で何時間も洗うから、学生の私でも腰は痛く、手は水でふやけていた。

新入りのぺーぺーはしばらくバケツ洗う、バケツ祭りなのだと、、ベテランのパートさん達はレーンでブイブイ(死語)いわしていた。

正直花屋さんってしんど、って思ったけど、はじめての花屋さんの仕事に携われた事がうれしくて、毎日汗だくになりながらチャンコで1日も休む事なくバケツ洗いのミッションをやり遂げた。

ショップ店員さんでもバケツ洗いは必要不可欠だけど、人生で1番バケツを洗った年になった。。

忍耐力って必要だなぁ、、学生ながらに社会で働く厳しさを少し分かった時でした。

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