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【ゼナーク0枚】世間とは別のアプローチで『オカケン』をリペア【趣味デッキ回】

「最強のデッキ」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?

全てをケアできるマジック?速く安定したループを持つサガ?

僕が考える最強は何でもできるデッキ!

ビートにコントロール、しまいにはループまで。それこそが姿を消してなお、根強い人気を誇る「オカルトアンダケイン」

この「何でもできる」という要素を残してリペア出来たならば…。と思う一方で両手両足を失ったこのデッキでは流石に難しいですよね

何でもできるリペアなら。

そう。すべてを再現する必要はない。大好物だけを抽出して楽しいデッキを作るのが今回の目的

そこで再現したのが以下の2つ

⚫︎ 安定した全ハンデスプラン
⚫︎ ランデスループによるフィニッシュ

唐突なビートを始めとするプランの切り替えという点は残念ながら見逃して、今回はオタク好みな陰湿フィニッシュ部分を再現してみました

「勝てるデッキ」とは言えるものではないですが、興味のある人はぜひ覗いていってください 

※ 下線の引かれた《カード名》はタップすることでカード画像を見ることができます。テキストを確認したい際などにはご活用ください

■ デッキリスト

このデッキ自体は2022年の春頃から製作し始めていましたが、ここでは執筆時のリストを紹介します
(より改良した最新リストを記事後半で公開しています)

ゼナーク?そんなの入れたらもはや別デッキだし入れないよ

このデッキは主に以下のカードで構成されています

⚫︎ 墓地・手札を整えるカード
⚫︎ 強力なクリーチャーとそれを蘇生するカード
⚫︎ 上記の札を使い回すカード
⚫︎ その他サポートカード

各カードの解説については後述するとして、ひとまずメインの動きは以下の通り↓

4ターン目までに墓地・手札にパーツを用意

ファウン》で足りないパーツを揃える

アンダケイン》で《ラビリピトを蘇生
オカルト》を踏み倒し全ハンデス!

フォールクロウラー》で有限ランデスループ

山回復ループで相手のLOを待って勝ち!

一見このコンボは《アンダケイン》が殿堂のこともあり要求値が高いように見えますが、
前弾の《ファウンテイン》を採用して以来、再現性を高めることに成功しました(詳しくはカード解説で)

一応解説しましたがこれだけでは、ほとんどの人があまり理解出来ていないと思うので、ここからは様々な観点からより詳しく紹介していきます

■ カード解説

ここでは各カードの採用理由や主な用途を解説します。これを読めば細かな動きをある程度理解することができます

▶︎ 初動

コンボを支えるカードたちで、主に2ターン目から3ターン目にかけて使用します。主に墓地と手札を整えるカードが中心となっています

《戦略のD・H アツト》×4
《【問2】ノロン⤴︎》×3、《戯具 ドゥゲンダ》×3

⚫︎ それぞれほぼ同じ効果で計10枚の採用。
⚫︎ アツトのみ任意効果となっており優先度が高い。
⚫︎ 2コストで墓地手札を整えられるカードとして他にも《エマタイ》などが候補に上がるが《オカルト》などで場の数を必要とするため、生き物であるこちらの方を採用している。
⚫︎ これらを3回プレイすることで《ファウン》の条件を達成できるため、2ターン目から4ターン目にかけて何度も使用することが多い。
⚫︎ 多色である点には注意。1ターン目はこれらを使用するため、できれば多色マナをチャージしたい。 


《伊達人形 ナスロスチャ》×2

⚫︎ 初動としてだけでなく《ファウン》からの蘇生先としても頻繁に使用する。
⚫︎ 初動しての側面はザロスト》を落とすことで墓地肥やしとしての役割がある。
※《ザロスト》の蘇生により《復活の儀》を達成できるため3枚肥やしとして活用できる。
⚫︎ 《ザロスト》が無い場合では《イワシン》や《ジョイダム》が落とし先の候補となる。特に《ジョイダム》は以降のターンで墓地から召喚し《デドダム》を召喚する動きが強力。場合によっては《ザロスト》よりも優先する。
⚫︎ 《ファウン》からの蘇生時では主に《アンダケイン》を落とすことになる。詳しくは《ファウン》の項で解説。
⚫︎ 盾確認ができる点も地味ながら強力である。特にループパーツや殿堂カードの枚数は確認が必須。


《終焉の開闢》×3

⚫︎ まずは初動として下面の解説。
⚫︎ 前述の《アツト系》や《ナス》とは違い、手札が減らない点が優秀で、主に先攻3ターン目に使用する。
⚫︎ 回収するカードは基本的にコンボパーツや単色マナとなるカード、4ターン目に使うための《アツト系》など。
⚫︎ 殿堂以前はよく見られた動きだが、効果で墓地を肥やした際にイワシン》が落ちた場合には、それを回収することで墓地に置かれた時の効果をもう一度使うことができる。
※この時の墓地増加枚数は5枚になるため《ファウン》を速やかに召喚できるようになる。積極的に狙いたい。


▶︎ 中継ぎ

コンボの再現性を初動と共に支えている枠です。初動とは違い下準備なしで使用することは難しいですが、その分強力な動きを可能にします

《天災 デドダム》×4

⚫︎ 後述する《ジョイダム》と《ファウン》から蘇生する最強のカード。
⚫︎ 墓地蘇生で使用する性質上、基本的には《アツト系》などで意識して墓地に落としておきたい。
⚫︎ デッキに自然文明が4枚しか採用されていないため、素の召喚は基本的に難しい。
※デドダムを2枚引いた際には1枚をチャージすることで色を確保できる。そのため青単色や他の多色と合わせて3ターン目に召喚することが稀にある。
⚫︎ 詳しい使い方は下の蘇生札の項で紹介する。


《罪無 ジョイダム垓》×3

⚫︎ 2・3ターン目にそれぞれ生き物をプレイできていれば、4ターン目に召喚することが可能。
⚫︎ なお上の裏返しではあるが《終焉の開闢》スタートでは使用が難しいため注意。
⚫︎ ムゲンクライムで召喚すると場に4体並ぶため、ジョルジュ》と非常に相性が良い。この動きは後述する《ファウン》に次ぐ強力な動きとなっている。
⚫︎ 主な蘇生先は《デドダム》と《ナス》。
⚫︎ 《デドダム》を2マナで使用するという破格のスペックは【アンダデドダム】の面影があり、筆者のお気に入りポイント。以前と同様にオカルト》で何度も繰り返し使うことで、青黒基盤とは思えない量のマナブーストを行うことができる。
⚫︎ 《ナス》蘇生では効果でアンダケイン》落とし→《オカルト》踏み倒しと動くことで、アンダケインに簡単にアクセスでき、コンボの導入としても使用できる。


《深淵の噴髄 ファウン=テイン》×4

⚫︎ このデッキのメインエンジン。基本的には4ターン目にこのカードを着地させることを第一目標とする。
⚫︎ 初動のカードをうまく組み合わせ、墓地6枚をいち早く目指す。基本的には4ターン目の第一アクションで条件達成可能。
⚫︎蘇生先としては《デドダム》と《ナス》のセットが特に強力。ナスで《アンダケイン》の用意、デドダムでアンダ召喚用の黒マナの用意をすることで、タイムラグ無しで自身をフシギバース元にして《アンダケイン》を召喚可能。
⚫︎ また蘇生先として《デドダム》×2というパターンも強力。2コストで召喚し2マナ用意するため実質0コストとなる。その後《オカルト》でファウンとデドダム2体を破壊→《破壊の儀》で回収することで再度同じ動きをできる上振れも存在する。


▶︎ コンボパーツ

当時の動きを再現するために以前と同じカードを多く採用しています。新たに採用した《ジョルジュ》が注目ポイントです

《煉獄の悪魔龍 フォーエバー・オカルト》×3

⚫︎ 主な用途は《アンダケイン》や《ジョイダム》の蘇生系クリーチャーとその蘇生先の使い回し。
⚫︎ ラビリピト》の全ハンデスは基本的にこのカードを使用する。
⚫︎ 《破壊の儀》と相性が良く前述したように《ファウン》を実質場から回収する札としても使用できる。
⚫︎ このデッキに搭載しているほとんどのループではこのカードを使用するため、手札キープには気をつけたい。


《ジョルジュ・バタイユ》×2

⚫︎ 召喚条件が少し厳しくなった《オカルト》。基本的にはオカルト同様の役割を持つ。
⚫︎ 出た時に墓地を倍増できるため、《ナス》に頼らずとも《アンダケイン》へ容易にアクセスできるコンボ導入札としても使用できる。
⚫︎ フシギバースで使用しても場に残るため、繰り返しバース元として使用できる。
⚫︎ 離れる時の置換は山回復できるため、回収したいカードを戻すことで墓地回収としても使用可能。
⚫︎ 《オカルト》同様にループで多用する。ゲーム中に1回は何としてでも使用したい。


《追憶人形 ラビリピト》×2

⚫︎ 本デッキのメインフィニッシャー。4ターン目の着地を目指す。
⚫︎ 《アンダケイン》以外でアクセスすることは、ほとんどないため基本的には優先して墓地に置く。
⚫︎ 全ハンデスを起動するカードは《オカルト》《ジョルジュ》《ファウン》《オブザ》の4種。いずれも低コストで使用できるため、着地=全ハンデスとなるケースが多い。


《フォール・クロウラー》×2

⚫︎ 《ラビリピト》に次ぐフィニッシャー。主に全ハンデス後の詰み盤面を作る際に使用する。
⚫︎ 《ラビリピト》と同様に優先して墓地に置く。
⚫︎ デッキ唯一のマナ回収札であり、2枚マナに埋まると、マナに干渉できなくなるため要注意。
⚫︎ 全盛期の有限ループは裁定変更により不可能となったが《ジョイダム》などを使用することで再現が可能。

▶︎ パワーカード 

デッキからは独立した強さを誇るカードです。今回はデッキコンセプトを全面に押し出した構築のため一種の採用ですが、採用候補カードの多くはここに分類されます

《龍装鬼 オブザ08号》×3

⚫︎ 《ラビリピト》や《フォール》で干渉できない相手の場に触ることができるカード。
⚫︎ コスト軽減効果はデッキの性質と噛み合っており、基本的には1・2コスト程度で召喚できる。
⚫︎ しょうがなくビートプランをとる際には《ドギラゴンX》にチェンジすることができ、アタッカーとしても優秀。


▶︎ 殿堂カード

全盛期にはフル採用されていた4種のカードが殿堂入りしてしまっています。(全盛期の恐ろしさを改めて感じますね。) いずれかが絡めば不可能を可能にできる神のカードの集まりです。強力な故に語ることは少ないです

《一なる部隊 イワシン》×1

⚫︎ ゼロから墓地を+1する能力は《ファウン》の着地に大きく貢献する。例として《アツト系》→《終焉の開闢》と動いたとき本来は4ターン目の開始時点では墓地が5枚だが、このカードが絡むことで6枚となり条件を達成できる。
⚫︎ 後述するループパーツにも含まれるため盾落ちの確認は必須。
⚫︎ 数少ない水単色としても使用。


《暗黒鎧 ザロスト》×1

⚫︎ 《復活の儀》を最も簡単に達成できるカード。そのため若干のタイムラグこそあるものの、ゼロから墓地を+2するカードとして使用する。例として《アツト系》×2と動いたときこのカードを墓地に置くことができていれば、4ターン目開始時点で《ファウン》の条件を達成できる。
⚫︎ 本デッキで唯一の盾に干渉できるカード。盾落ちの影響を受けやすいデッキのため、盾落ちがある場合には早めにアクセスしたい。
⚫︎ 地味ながらもブロッカー能力は非常に強力。零龍デッキ御用達の【墓地の儀カウンター】を支える。
⚫︎ ゼロコストで登場するため《ジョルジュ》の条件達成にも大きく貢献する。


《暗黒鎧 ダースシスK》×1

⚫︎ 手札を1枚消費するものの、ゼロから墓地を+3するカードとして《イワシン》や《ザロスト》と同様に活躍する。
※《イワシン》または《ザロスト》のどちらかと共に3ターン目までに使用できると、《ファウン》の3ターン着地の上振れが存在する。これにより最速3ターン全ハンデスも可能。
⚫︎ 破壊できるのは一体だが、小型の《オカルト》のような使い方も可能。
⚫︎ 自分の手札を大きく消費するため手札の儀》との相性が非常に良い。


《盗掘人形 モールス》×1

⚫︎ 《オカルト》などが必要とする場の数を補いつつ、手札に必要なパーツをゼロコストで回収する。
⚫︎ 主な回収先は《オカルト》《ジョルジュ》《ファウン》《シスK》《オブザ》など
⚫︎ 実質一面増やすことができるため破壊の儀》では積極的にこのカードを回収したい。


《不敵怪人 アンダケイン》×1

⚫︎ 殿堂ながらもデッキコンセプトとなっている本デッキの顔。
⚫︎ 主なフシギバース元は《ファウン》《オカルト》《ジョルジュ》《オブザ》。一回り小さいが《ジョイダム》なども候補となる。
⚫︎主な蘇生先は《デドダム》《ラビリピト》《フォール》。デドダムとフォールは前述した通り、《オカルト》などを使って使い回す。
⚫︎ あらゆる動きの根源となっているため、盾落ちを確認したら、気合いで殴るプランに切り替えましょう。また《ザロスト》で運ゲーするのも一つの手です。


▶︎ 外部ゾーン

超次元、GR、零龍についてそれぞれ解説します

⚫︎ 超次元ゾーン

殴るプランはあまり見据えていないため使う頻度はかなり少ないです。簡単な紹介だけしておきます

《蒼き覚醒 ドギラゴンX》×4

⚫︎ ビートプランをとる際には貧弱な打点を補うことに貢献する。
⚫︎ チェンジ元は《オブザ》と《オカルト》の2種。
⚫︎ 殴り返しとしても使うことができ、その際には次ターン以降フシギバース元としても運用できる。


《時空の禁断 レッドゾーンX》×4

⚫︎ 厄介なブロッカーなどを越えながら殴る際には使用する。
⚫︎ 侵略元は《オカルト》のみと少なく《ドギラゴンX》と違い打点が増える訳ではないため、使う頻度は少ない。


⚫︎ 超GRゾーン

現在の構築では《手札の儀》でしか触らないため、基本的には同じ役割のカードで固めている。また全盛期と違い殴るプランをあまり見据えていないことから、殴れないブロッカーも採用している

《防護の意思 ランジェス》×2、
《甲殻 TS-10》×2、《ブレイン・テンタクル》×2

⚫︎ すべてブロッカー。
⚫︎ 墓地の儀》だけを残し、ブロックした際に達成し卍誕してカウンターする動きを可能にするために最大枚数採用。


《超衛の意思 エイキャ》×2、《バツトラの父》×2

⚫︎ それぞれ擬似的なブロッカー。
⚫︎ 《エイキャ》はシールドセイバーを持ち、【墓地の儀カウンター】も可能。
⚫︎ 一方で《バツトラ》は確実に攻撃を受け止める一方で墓地に行かないため、少し相性が悪い。


《全能ゼンノー》×2

⚫︎ トップSA負けを無くすカード。
⚫︎ 受けが薄いこのデッキでは攻撃から身を守る貴重な存在。


⚫︎ 零龍

滅亡の起源 零無

何もないところからリソースを作り出す何で許されているのか分からない最強のカード。デッキを回していれば勝手に条件を達成していくため、特に意識することもないですが、それぞれの儀について簡単に紹介します


手札の儀

⚫︎ このデッキでは一番達成しづらい儀。
⚫︎ 主に《ラビリピト》による全ハンデスで達成する。
⚫︎ ゼロコストのカードを連続で使い自分の手札を無くすことでも達成できる。
⚫︎ GR召喚によって気持ち程度の守りを用意できる。


墓地の儀

⚫︎ いつでも簡単に達成できる儀だが、最も達成することが少ない儀でもある。
⚫︎ 条件達成直後ではなく、相手の面が広がったタイミングで達成することで急に卍誕を狙うことが主な使い方。
⚫︎ 前述した通りいわゆる【墓地の儀カウンター】で多様する。
⚫︎ 達成時の効果でメタクリを除去ることもでき、デッキスロットの圧縮につながっている。


破壊の儀

⚫︎ 達成時の効果が最も強力な儀。ゼロからリソースを作ることができる。
⚫︎ 主に《オカルト》《ジョルジュ》によって達成し、後続を確保することに貢献する。
⚫︎ 回収するカードは基本的に《モールス》と同じ。


復活の儀

⚫︎ 達成しやすく効果も強力なコスパ抜群の儀。
⚫︎ 《ザロスト》《ファウン》《ジョイダム》《アンダケイン》で達成することができる。
⚫︎ 《アンダケイン》や《ジョイダム》は自身を墓地から出したときに達成することで、蘇生先の選択肢を上2枚から作ることもできる。
⚫︎ 条件が揃えば何も考えず達成しがち。

■ 各種ループについて

このデッキで使うことができるループルートについて紹介します。それぞれのカードの性質を理解することで新しくループを作ることも簡単なので、必要に応じて自分で作るのも良いでしょう

▶︎ 有限ランデスループ

おなじみの【アンダフォール】です。裁定変更により以前のものに条件が加わっていますが、その強さは健在です

【初期盤面】
:《オカルト》《任意のクリーチャー(以下”任意”と呼称)》
:《アンダケイン》《フォール

【ループルート】
① 《オカルト》を対象にフシギバースし《アンダ》召喚
② 《アンダ》の効果で《フォール》蘇生
③《フォール》の効果で《オカルト》をマナ回収
④ 《アンダ》《フォール》《任意》を破壊し《オカルト》を召喚

【最終盤面】
:《オカルト》
:《アンダケイン》《フォール》《任意》
➡︎ 「闇1マナを払い《任意》を一体破壊するごとに1ランデスできる」

【補足】
⚫︎ 場のクリーチャーを一体ずつ必要とするため間にジョイダム》召喚《デドダム》蘇生を挟むことで、《任意》の頭数を1マナで2体増やすことができる。

▶︎ 山回復ループ①

山の枚数を6枚に常に保ちながら毎ターンランデスを行うことができます。かの有名な【ジョバンニスコール】にイメージは近いです

【初期盤面】
:《オカルト》《ジョルジュ
:《アンダ》《フォール》《オカルト》
:闇単色カード
:上から《オブザ》《イワシン》《任意×3》《オカルト》《オブザ》
マナ:3マナ(闇マナが最低1枚)
※ターン開始時点

【ループルート】
① ターンドローで《オブザ》を引き単色をチャージ
② 《終焉の開闢》で3枚墓地を肥やし《イワシン》を回収
③ 《イワシン》の効果で1枚引き《イワシン》を捨てる
④  2回目の《イワシン》の効果で《オカルト》を引き、《任意》を捨てる
⑤ 《ジョルジュ》を対象に《アンダ》をフシギバース
⑥ 《ジョルジュ》で上から《イワシン》《任意×3》《オカルト》《オブザ》の順で山札に戻す
⑦ 《アンダ》で《フォール》を蘇生し単色カードをマナ回収
⑧ 《オカルト》《アンダ》《フォール》を破壊して《オカルト》召喚
︎「4マナ払って相手のマナを1ランデスしつつ、次ターン開始時に初期盤面へ戻る」

▶︎ 山回復ループ②

①のループパーツが揃っていない場合のループです。とは言え使いやすい方を使ってもらえれば大丈夫です

【初期盤面】
:《オカルト》《ジョルジュ
墓:アンダ》《フォール》《ジョイダム》《アツト系》《オカルト》
:闇単色カード
:上から《オブザ》《任意×5》《オブザ》
マナ:6マナ(闇マナが最低4枚、水マナが最低1枚)
※ターン開始時点

【ループルート】
① ターンドローで《オブザ》を引き単色をチャージ
② 《終焉の開闢》で3枚肥やし《オカルト》を回収
③ 場の2体をタップして《ジョイダム》を召喚し《アツト系》を蘇生、山上2枚を墓地に置く
④ 《ジョルジュ》を対象に《アンダ》をフシギバース、置き換えで上から《任意×5》《オブザ》の順で山札に戻す
⑤ 《アンダ》で《フォール》を蘇生し単色カードをマナ回収
⑥ 《オカルト》《アンダ》《フォール》を破壊して《オカルト》召喚
⑦ 《ジョルジュ》を対象に《アンダ》をフシギバース。置き換えは使わない
⑧ 《アンダ》で《フォール》を蘇生し《ジョルジュ》をマナ回収
⑨ 《アンダ》《フォール》《ジョイダム》《アツト系》を破壊して《ジョルジュ》召喚
➡︎「7マナ払って相手のマナを2ランデスしつつ、次ターン開始時に初期盤面へ戻る」

■ 追記ゾーン

気が向き次第追記していくかもしれません。紹介して欲しい内容などのリクエスト待ってます!

▶︎ 4ターン全ハンデスまでの動き方

4ターン目にどうやって全ハンデスを目指すのかを書けていなかったので紹介します

大まかな流れは以下の通り↓

① 4ターン目までに墓地を6枚用意する。
② 《ファウン》で《デドダム》と《ナス》を蘇生し、コンボの準備をする。
③ 《アンダケイン》で《ラビリピト》を蘇生後、《オカルト》を召喚し全ハンデス。

ここからは流れを順番に解説します。


《アツト系》などのカードを使い、4ターン目の《ファウン》召喚に向けて6枚以上の墓地を用意します。

2、3ターン目は各カードをそのまま使うだけで問題ないですが、4ターン目には墓地肥やしのパターンがいくつかあるので紹介します。

※前提として4ターン目は《ファウン》召喚用のマナを残せるように動くものとします。

⚫︎ 《アツト系》で2枚肥やす。(通常パターン)
⚫︎ 手札から《ジョイダム》をムゲンクライムし、《デドダム》蘇生で《復活の儀》達成で2枚肥やし。
⚫︎ 墓地から《ジョイダム》《デドダム》《復活の儀》で1枚肥やし。
⚫︎ 上に加えて《オカルト》で計4枚肥やし。
⚫︎ 《ジョイダム》《アツト系》《復活の儀》手札からなら3枚、墓地からなら2枚。
⚫︎ 《ジョイダム》で何か蘇生後《ジョルジュ》踏み倒し。(最強パターン)

まとめると4ターン目は《ジョイダム》を使いこなすことで、効率的に墓地を肥やせるということです。


4ターン目の第一アクションまでに墓地を6枚以上用意できたら、いよいよコンボの導入です。

ここでは蘇生先として最も強力な《デドダム》と《ナス》の組み合わせを例として挙げていますが、コンボの条件を整えられるのであれば他の蘇生先でも構いません。

またそれぞれの役割は以下の通りです。

⚫︎ 《デドダム》…《アンダケイン》を召喚するためのアンタップマナを用意する。既にアンタップマナが残っている場合には、他のカードと差し替え可能。
⚫︎ 《ナス》…殿堂により1枚しか採用できない《アンダケイン》を確実に墓地に落とす。既に見えている場合には他のカードと差し替え可能。


《ファウン》をフシギバース元に《アンダケイン》を召喚し、墓地肥やしの過程で用意できているであろう《ラビリピト》を蘇生します。

その後《ファウン》によって横並びした盤面を破壊して《オカルト》や《ジョルジュ》を踏み倒し、《ラビ》の全ハンデスを発動させます。

このタイミングでこれらのパーツを揃えられるように、マナ埋めや手札キープには十分気をつけましょう。

〈7月16日追記〉

▶︎ 採用候補

デッキの弱点を補強するものやサブプランとなるカードを中心に選定しました。デッキ内のカードと同じ形式で紹介します。


《終止の時計 ザ・ミュート》

⚫︎ 現在の構築では採用していない受け札。
⚫︎ 4ターン目を迎えることができれば、全ハンデスと零龍卍誕による全破壊を狙うことができるデッキの性質と確実にターンがもらえるこのカードとは、数ある受け札の中でも最も相性が良い。
⚫︎ 3ターン目に使用する手札の減らないルーターとして使用できる。
⚫︎ ただし肥やせる墓地の枚数は1枚のみであるため《ファウン》用の墓地を用意する手段としては不十分であり、初動の枠を減らしての採用は難しい。
⚫︎ 【ジョイダム‐ジョルジュ】進行では肥やしの枚数は気になりにくいため、その動きを軸とした構築にする際には積極的に採用したい。


《邪眼の始祖 ロマノフ・アルファ》

⚫︎ 初動枠や《ファウン》からの蘇生先としての候補。
⚫︎ 役割としては《終焉の開闢》の生き物版といったところで、《ジョイダム》や《オカルト》といった場に依存したカードを多用するこのデッキとは《終焉の開闢》よりも一見すると相性が良い。
⚫︎ ただし実際の使用感としては「墓地進化」ということもあり、2ターンの進化元を落とす必要があり、本来蘇生するために落としたカードをやむを得ず進化元にする展開が多くあり、初動としては若干使いづらい面も見られた。
⚫︎ 一方で4ターン目以降の《ジョイダム》や《ファウン》からの蘇生先としては《デドダム》とも引けを取らないスペックであり、ピンポイントで手札に欲しいカードがある場合には中盤から後半までかなりの活躍を見せる。
⚫︎ 採用するならば2,3枚がちょうどよいと考える。


《ビックリーノ》

⚫︎ 主に《ザロスト》の2枚目以降として使用し、デッキ速度を補うためのカードとなる。
⚫︎ 2ターン目《アツト系》で捨てこのカードを蘇生→3ターン目《ジョイダム》《デドダム》蘇生→《ジョルジュ》と動くことで、本来4ターン目に行う、全ハンデスを始めとするビックアクションを3ターン目に起こすことができるようになる。
⚫︎ ただしこの動きは《ジョルジュ》まで絡まなければ4ターン始動と左程変わらない展開となるため、採用する場合は上のパターンに寄せる必要がある。
⚫︎ また最速着地以外は腐り札になりかねないため採用は慎重に検討するべき。


《鬼ヶ邪王 ジャオウガ・ゼロ》

⚫︎ 《アンダケイン》が不在の際のサブプラン候補。
⚫︎ 水単色3枚を除きデッキのほとんどが闇文明で構成されているため、踏み倒し条件は容易に達成できる。
⚫︎ 横並びするこのデッキとは相性が良く、このカードが除去されない限りは過剰打点を組むことは容易であろう。
⚫︎ ただし使いたいときに手札に持ってくる必要があるため、採用する際は《ロマノフアルファ》のような墓地回収カードと併せて採用したい。
⚫︎ 自身がWブレイカーであるため、Tブレイカーの《ジョルジュ》や《ドギラゴンX》とともに打点を組むのが理想。


《飛翔龍 5000VT》

⚫︎ メタクリの除去+5ターン目までの時間稼ぎが主な役割。
⚫︎ 《墓地の儀》で溶かすことのできない《とこしえ》などの除去が主な役割。
⚫︎ クリーチャーメインのこのデッキであればコスト軽減に困ることは基本的に少なく、中盤以降では動きのついでに召喚ということもできる。
⚫︎ また4ターン始動がメインの動きとはいえ、5ターン目始動となるとさらに安定した出力が出せるため、出すだけで多くのデッキに1ターンもらえるのは優秀。
⚫︎ しかし自分の動きを進めるわけでもないため、想定する環境に合わせて採用を検討したい。


《龍頭星雲人》

⚫︎ サブプラン候補その2。
⚫︎ 2ハンデスすれば1ターンもらえるだろうという安直な考えから候補に上げたが、考え直してみると強力なドロソが蔓延る現代DMにおいては怪しい気もする。
⚫︎ 本来《アンダケイン》召喚で使う予定だった1マナを使うことで簡単に召喚できる。
⚫︎ 下面がトリガー呪文なので盾確認しておくことで、ブロッカー無しの状態から【墓地の議カウンター】が可能。


《無量大龍 トゥリナーツァッチ》

⚫︎ 以前フィニッシャーとして採用していたため紹介。
⚫︎ 全ハンデス・全ランデス・全破壊後に《ジョイダム》などでゆっくりと面を伸ばしながらエクストラウィン条件達成に向けて盤面を形成する。
⚫︎ 基本的にはループフィニッシュで良いため、今後採用する機会は限られるだろう。
⚫︎ おまけとしてシステム能力をもっており、以外にもこれらが稀に活躍する。


《∞龍 ゲンムエンペラー》

⚫︎ サブプランその3。
⚫︎《ザロスト》が殿堂の今では4ターン着地が見据えづらいため優先度は低くなるが出るとたいてい勝つのでサブプランの際には、なんとかして5ターン目まで耐え凌ぎ着地を目指す。
⚫︎《零龍》と共存できないところが玉に瑕で、【墓地の儀カウンター】の返しに使えないのがただ残念。


《13番目の計画》

⚫︎ デッキを45枚にするカードでこのデッキで採用することを度々検討している。
⚫︎ 人によって見解が分かれるカードではあるが、個人的にはこのデッキとは一長一短あるものの相性の良いカードであると考察している。
⚫︎ 詳しい内容は後に追記しようと思う。

〈7月20日追記〉

▶ 45枚構築の考察

45枚の構築案

詳しくは後日更新予定です。

▶︎ 最新構築

⚫︎《ドゥゲンダ》3→4
⚫︎《デドダム》4→3
⚫︎《ロマノフ》0→2
⚫︎《モールス》1→0



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