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スマホ絶対主義の今、 どう工夫すれば自分は「本を読む人」になれるのか?


編集長の橋本圭右と申します。

サンクチュアリ出版は
「本を読まない人のための出版社」
と公言してはいますが、
そこで仕事をしている側としては、
仕事として特に必要に迫られなくても、
好きで本を読みたいなーと思ってます。

でも
外で
「ひとり+隙間時間」
という条件が揃っちゃたら、
老若男女まずスマホに手が伸びますよね。
中でも、
Twitterとかプライムビデオがタップ上位で、
電子書籍はだいたい僕の中で15位くらいなんですが、
それは全然どうでもいいとしても、
スマホの吸引力に一体どうしたら抗えるのか。

先日、電車で一人客がなにをしてるか、
かずを数えてみたら
90%スマホ、5%が目を閉じている、
残りの5%が「虚空を見つめる」「競馬新聞」「参考書」「マンガ雑誌」「本を読む」のどれかでした。
スマホが増えてるのは当然だと思ってたけど、
もう「本を読んでる人」は一車両に一人いるかいないかって状態になっていることには驚きました(地域差はあると思いますが)。
みんないったい、いつ、どこで本を読んでるんだろう?

なんにしても
他ならぬぼくも完全にスマホにおしゃぶりしてる派の9割だったので
これはいかんと思い直し、
外に用事があるときは
まずは外出用の本Aを用意し、
その本のカバーとオビをはずして、
(でかいけど)無理やり上着かズボンのポケットに突っ込んで、
スマホは電源を落としてかばんの奥底へ。
仕事をしたいときは、
スマホではなくパソコンを引っ張り出す、
と両頬をぴしゃぴしゃ叩いてから、出かけることにしました。

あとはトイレの棚に本Bを用意。
トイレに入ったらこの本を最低1ページ読むまで出られない。

それから本Cは、
家のなかのそこそこ邪魔な場所に置いておく。
すると何度も何度も家族に叱られるんですが、
叱られるたびにその本の存在を思い出すので、
(寝る前にでも読もうかな)など気まぐれるきっかけになる。

というわけで、
こんな方法で、今のところ
本ABCの3冊を楽しく並行読みできています。

他にも、
明日履く予定の靴の中に無理矢理、
文庫本を突っ込んでおいたり
新品の本をバラバラに分解して、
1折(16ページ)ずつ持って出たり
「◯月までに泣こうが喚こうが捨てる本箱」を作成し、
そこにいかにも読まなそうな本を
どかどか放り込んだりしてみましたが、
うまくいった例、いかなかった例もあり、
試行錯誤しつつ今にいたってます。

本当にはまってくると
歩きスマホならぬ
歩き読書をしてしまいそうになるのですが
すると思います、
二宮尊徳は感心な子供だったというか、
薪を背負って歩きスマホをしてたんじゃないかと。

ともあれ、
ぼくは編集者でありながら、
本を読むのがとてもゆっくりで、
でも、いったん内容が頭に流れ込みはじめると、
あー、そうだ、この感じが好きで
本の仕事がしたかったんだよなーって
思い出す瞬間が、ときどきあります。


橋本圭右 サンクチュアリ出版編集長。地域限定系のファミレスにはまっています。今読んでる本は『しらふで生きる』『エディターシップ』『宝島』


(画像提供:iStock.com/recep-bg)

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