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助っ人編集者をさがしています




編集者ってどんな仕事してるの


と飲みの席でぱっとふられて、


ちょっと待って無理

編集の仕事? 即答させる?
既存の枠組みの解体と再構築…? 小さな暗闇に光を当てる所業…? 
あ、菊池寛あたりから紐解こうか?

なんて腰を上げかけたときにはもう
場の興味はすっかり失せて
駅で痰がからんでるおじさんの痰はどこにいくのか
という話題にチェンジしてたりするものですが

まあ、諸説ともあれ
どんな哲学をもっていようと
どんな組織に所属していようと
どんなカーディガンを着ていようと
<企画があって、それを本の形にする>
ことができれば誰だって編集者じゃないか、
とふと思ったのがついさっき。
それは言い過ぎ、去年の暮れくらいから。


そこで、
サンクチュアリ出版は
<本を作って、売る>
というきわめてシンプルな営みについて、
少しだけ考え方を柔軟にしてみたのです。


つまり、

べつに、
身内だけで作らなくても、

いいんじゃないかって。


それはどういうことかというと…
ここから先は、
全国の編集者と呼ばれる方々
の心の中だけに語りかけてみます。

それは、
人間とApple製品以外なにもないオフィスで
アサインして実装してオーガナイズしてるあなたかもしれないし

縁台で立膝をつき咥えタバコで花札を打ちながら
文学作品の仕上がりを待ちぼうけているあなたかもしれないし

下の子が今年から小学生になって
やっと自分の時間ができたわカフェ行こと文庫本に手が触れた瞬間にふと校了直後に誤植を発見したあの頃を懐かしんでいるあなたかもしれないですが、






うちで副業してみませんか?




こしかけで編集やってみませんか?



今いる出版社を辞めなくてもいいです。

次の就職までのつなぎでもいい。

ちょっとくらいブランクがあってもいい。


なんなら、
サンクチュアリ出版って
どんなふうに仕事をしてるんだろう?
っていう興味本位だけでもいい。


身バレがいやだったら
偽名でもいいし、
ビデオオフでもいいし、
最後の最後までとうとう姿を現さなくたっていい。
(それはさすがに無理か)


サンクチュアリ出版で
一緒にやってみませんか?



いや、そんなに難しい話じゃないんです。



わたしたちがほしいのは、
ワクワクする企画書と、
本の入稿データだけ。


ワクワクする企画書と
本の入稿データをいただくかわりに
わたしたちはこんなものをお渡しします。


・企画が1本通ったら、前払金として「40万円」
・その本が完成したら、「80万円+印税1%」



生々しくてわかりやすい!


しかもですよ、
会社に所属してもらうわけではないので
時折忌々しげな唸り声をあげる上司よりも先に帰りづらかったり、
若い世代の見慣れぬカルチャーに対して無闇に理解を示したりするストレスもありません。



なんて良い話か!



…いや、そうでもないな!


それがそうでもない。

なぜなら
自分でいうのもなんですが
サンクチュアリ出版は
なかなか企画を通さないからです。
言い直しますが
なかなか企画が通らないからです。

年間に12本しか出さないと決めている我社は、
企画の通過基準が激辛。

わたくし含め、
社内の編集者たちが10本企画を出して、
1本通るか通らないか、くらい。
打率は1割を切ってきました。
もはやピッチャーの打率だ。

そりゃもちろん、がんばってます。
しかし企画というものは
がんばれば良いものが生まれる、
というものではないでしょう。
めぐりあわせもある。
畢竟、天命ではなかろうか。

なんて武士の面して開き直りかけてますが、


もしかしたら


地球のどこかでは

<バク売れ企画溜め込みすぎて片付かん! コンマリはよw【定期】>

みたいな常識が存在しているのに、
我々はいつしか脳内で
「企画は魔物」というイメージをつくりだし、
勝手に身を固くしているだけかもしれません。


だとしたらなに?

試してみようというわけです。



一時的に鎖国状態を解いてみます。
そして、
領海のすぐ外を回遊している黒船編集者こと
あなたの登場を待ってみることにしたのです。



そこの、腕に覚えがあるあなた。
いまはそんな気分じゃないかもしれませんが、
長い人生、ふと気が変わることだってあります。



せめて、
応募の詳細だけでも見てってください。



■応募の手順

[資格]
・商業出版の編集経験があるプロあるいは元プロの方
[応募]
こちらからお送りください

応募フォーム

□第一審査(書類選考) (企画タイトル案と著者案だけをお送りください。約1ヵ月以内に審査結果の連絡をさしあげます)
↓通過したら
□第二審査(ヒアリング) (企画について詳しいお話を伺います。複数回にわたる場合もあります)
↓通過したら
□出版契約書締結  (前払い金として40万円お支払いします)
↓締結したら
□進め方の説明  (コスト管理や、印刷などについて)
↓ご理解いただいたら
□本の制作 (定期的にミーティングはおこないますが、完全テレワークでOKです)

□本の完成 (80万円+印税1%お支払いします)



一生ネタになる、
面白い仕事をしてみませんか?



では、
ご応募、お待ちしてます。



橋本圭右(はしもとけいすけ) サンクチュアリ出版の編集長。宣伝部長。すごいなおもしろいなと思う人と、わかりやすい本を作りたい。



(画像提供:iStock.com/monzenmachi)




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