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7月11日第4節 VSジェフ千葉 マッチレビュー

千葉0-1栃木
栃木:矢野(34分)

今季初勝利です。


やっと勝ちました。徐々にチームとして上がってきてますね。中々珍しいスタイルの栃木ですが選手たちもやることが徐々に整備されてきていて動きに明確な意図が見えるものが増えてきています。その中で堅守千葉を破ったのは大きいです。
森が中央で溜めて瀬川の上がりを待ちサイドに展開、瀬川からのクロスに矢野が頭で合わせたのが決勝点になりました。

サイドバックの守備のタスク

去年の後半栃木が怒涛の追い上げを見せていた時の栃木の武器の一つは瀬川の縦突破でした。しかし、今季瀬川からのクロスは多いもののガンガン前に出て行っているか?というとそうでもないんですよね。
そんな印象をもっていたので瀬川、大島の動きを中心に試合映像の確認をしました。

千葉戦守備基本

千葉がボールを持った時FW(矢野、榊)SH(明本、森)がハイプレスを掛けるスタイルは変わらないのですが後ろの部分、栃木の最終ラインを見ると基本的には4バックのラインを崩さずに守備を敷いています。千葉のSHが大外に構えているときはSBがしっかりとマークする、SHが中に入った場合はマークを受け渡しSH(佐藤、岩間)がチェックします。

千葉戦SBの守備タスク

栃木がボールを奪ったときですが森、明本は一気に前に出ます。しかしSB(瀬川、大島)は4バックを組んだまま千葉のSHの動きを確認しながらポジション移動を繰り返します。例えばSHが中に絞った時はSBが一気に前に出ます。(得点シーンはこの形でした)SHが大外で受けた場合は引いた位置でバックパスのポジションを確保しながら状況に合わせてインナーラップを伺います。

千葉サイド攻撃

現時点で瀬川や大島の動きを見ていると攻撃のタスクは前4人+αが実行。4バックライン+ボランチ一人が守備タスク優先で試合を進めている、という印象です。

4-2-4という中々珍しいスタイルの守備を繰り出しながらここまで3失点と安定感を残しているのはSH+榊のプレスバックはもちろんですが守備のブロックが徐々に締まってきているのも堅守の一役を買っていると思います。

次節は首位の大宮ですが難しいゲームになるのは当然ですが連勝したいですね

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