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#有①.【私が「これはペットロスの症状だ」と意識した瞬間とは~ペットロス】

こんにちは!

15年以上【犬の保育園】の先生を行っている尚ちゃん先生と申します。

前回は#146.【私が愛犬にかけるのを止めた言葉とかけ続けた言葉~ペットロス】

今回からしばらく、ペットロスについてのテーマがメインとなります。

少し重い内容になるかと思いますが、
ペットロスカウンセラーとしての話
また

通常投稿では語れない私の実体験も赤裸々に話をしていきますので、
有料にさせていただきます。

ペットロスは、他人や社会的には
理解されがたいグリーフだということをお話しました。

さらに、ペットを失った当事者さんご自身も、
「ペットを失ったくらいで・・・」
「しっかりしなくちゃ・・」
「もう、何か月もたったのに」

と悲しみをうまく外に出せなかったり、
悲しみや死を悼む時間を取らないまま、
感情に蓋をすることで蓋をした悲しい思いが行き場を失い、

心身を病んでしまうことがあるのです。


自分自身も経験がありますが、集中力が落ち、
何もしたくないのに何かしていないと落ち着かない。

ふと力が抜けると、同時に急に疲れや眠気が襲ってきたり、
在りし日のあの子のことを思い出して涙が出てきてしまう・・・・

これはまさにペットロスの状態💦

自分でもおかしいなと感じるほど、涙もろくなっていたり、
感情的になりやすかったり・・・・

その一方で「しっかりしなくては」と
むやみに笑顔を作ろうとしたり

「普通」にふるまうことを心がけたりすることがありました。

人には「通常」を守ろうとする防衛本能があります。

ペットロスの根本には
愛する存在を失った「喪失の哀しみ」があり、

その上に揺れ動くさまざまな7つの心のフェーズがあります。


自分の心が壊れてしまわないように、
「愛する存在のとつぜんの喪失」に直接、
目や心を向けないように、
こうしたさまざまな感情のフェーズ、
局面で心を防御することは、

人間の防衛本能なのです。



さらにこうした局面を経ることで
ペットを失った悲しみからの再生が果たされてい行くのです。

これはペットロスケアの講座で学んだことではありますが、
人間同士の「喪失」にも大いに当てはまるものだと思います。

大切にしていた愛すべき存在の喪失は、
相手が人でも動物でも、
根本的には変わらないところがあると思うからです。

ですから大切な存在を失った相手に寄り添う場合には、
相手の方がこうした感情・状況の局面のなかで

揺れ動いているということを、理解する必要があります。


こうした感情は常に一定のものではなく、

平常でいるようで、ふとした表紙に抑うつ状態に陥ったり、
かけられた言葉を認めず、受け入れられなかったり、
そこから怒りを覚えたり、自責の念に駆られたりする場合があります。

愛する人を失った場合では、
周囲もその思いや状況におおいに共感したり、
悼む習慣や社会的通念がありますが、

動物ではその共感や通念は個人差が大きいため、
場合によってはペットを失って悲しんでいる相手にとって
追い打ちをかけたり、誤解を生じさせたりしてしまう場合があるのです。

後半では、実際の私の体験から

この「哀しみの局面」の私にとって、

「他人からの言葉」がどのように響いたかを
例に取ってお話してみたいと思います。


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