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パパへ贈る ファントミラージュの楽しみ方

4歳の娘と一緒に「ファントミラージュ」(以下ファントミ)の映画を観に行きました。

以前、プリキュアを観に行ったときと同様、色々と学んだ上で参戦。
子どもがファントミにハマる理由がほんの少しだけわかったように感じます。

その魅力をパパの視点から、語ります。

圧倒的なダンスと歌のパフォーマンス

ガールズ戦士なのに、めっちゃ踊って歌う。変身場面で、敵から攻撃を受けない(変身が終わるまで、敵が待ってくれる)のは、セーラームーンからお決まりですね。ただ、ファントミは変身に加えて、ダンスが入っています。ファントミは4人いますが、一人ずつコンサートのソロパートのように踊ります。もはや戦士ではなく、ダンサーです。ミュージカルです。

調べてみると、出演している人たちは、EXILEの妹分なんですね。流れてくる曲がE-girlsを彷彿とさせるのもよくわかります。オーディションに受かって、血のにじむような努力の末に勝ち取った姿が目に浮かび、キラキラするスクリーンを見ながら、胸がいっぱいになりました。

可愛いから選ばれたわけではない。よくここまで頑張ってきたね、とパパ目線で見ている自分。やはりある程度年齢を重ねてきたのだと自覚しました。

型にはならないエンターテイメント

歌と踊りだけでも、十分に楽しめる作品でありながら、ところどころでユーモアな部分が含まれています。もちろん、お笑い担当キャラもいて、多くの場面で楽しませてくれます。しかし、主役であるファントミたちが、ちょんまげをつけたり、映画撮影用の大型扇風機の前で口を開けて、変顔をしたりする。これは、プリキュア(アニメ)では実現できない世界観ですね。

私のようなパパ世代で言えば、SMAPのような印象を受けました。かっこよく歌とダンスをする一方、面白いコントもやる。自然体でどこか身近に感じられる存在。そんな魅力を感じます。

ありたい姿と決めゼリフ

ファントミには、それぞれ決めゼリフがあります。

「私のハート、ファンファンしてる!」
「完全に始まってる!」
「守りたい、大切な人を!」
「ファントミ的に、アリ!」

これだけを読んで、それぞれなんとなく、どんなキャラクターなのかわかるのではないでしょうか。(いや、わからないですね)

でも、この決めゼリフ(キャッチフレーズ)は、それぞれのキャラが何を大切にしているのかを表しています。映画の中でも、それぞれのキャラが何度も何度も繰り返し発しています。

例えば「守りたい、大切な人を!」って一日10回言っていたら、少なくとも大切な人を10回思い出します。しつこいくらいです。

「ファントミ的に、アリ!」と一日10回言ったとしたら、これはアリなのか、ナシなのかを10回判断していることになります。それだけ「ファントミ的に」という価値基準で判断することに習熟していくわけですね。もはや直感でアリ・ナシが言えるようになるでしょう。

つまり、自分が大切にしていること(したいこと)は何なのか、を言語化しているわけです(もちろん、キャラ設定をわかりやすくするためですが)少し飛躍しますが、パパとして、わが子がオリジナルの決めゼリフを言うなら、何と言ってほしいか考えてみると、なかなか面白いですよ。

私が考えるなら

「ワクワクがつながってる!」(しっくりこない)

コピーライターとか、言葉を作る人は本当にすごいです。

まとめ

「子どもが見たいから」と、義務で一緒に映画を観ることほど、もったいないと感じます。映画に限らず、子どもと過ごす時間は、一緒に楽しんで過ごしていきたいものですね。

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