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マレーシア在住18年、画家・イラストレーター。南国の自然をテーマに絵を描いています。h…

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マレーシア在住18年、画家・イラストレーター。南国の自然をテーマに絵を描いています。https://www.sanae-y.com/

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ボルネオ島の北部、シルク島で水上生活を体験 ④ 〜コタキナバルで展覧会〜

シルク島での体験ブログ、やっと最終回です! 二泊三日のシルク島での水上生活は、思い出すと、本当にそんなに短かったのかなと不思議に思うくらい濃い体験でした。 前日に食べたヒレシャコガイ の殻。 持って帰りたかったけど、重すぎて無理なので、船を待っている間にスケッチしました。 写真を撮っていると猫が来て、貝殻に残っていた貝柱をパク。 本当は生で食べてみたかった私は、ちょっと猫を羨ましく思いました。 いよいよ島の皆さんとお別れのとき。 桟橋から見送ってもらいました。

    • ボルネオ島の北部、シルク島で水上生活を体験 ③

      シルク島の水上で迎えた朝。 昨夜引いていた潮は再び満ちていて、海の彫刻、「Arca Dayung」の7本のオールが美しく立っていました。 島の方が作ってくれた朝ご飯のミーゴレンには、昨日のシャコ貝らしき食感のものが、入っていました。 今日も海の水は透き通っています。 私達が寝ている間に出発した、釣りのボートが戻ってきて、なんとなんと、推定20キロの、大きな魚を釣って帰ってきました。まだ7時半! その場で魚を豪快に捌く、ドクターザイミ。 そのあと、島から少し離れた無

      • ボルネオ島の北部、シルク島で水上生活を体験 ②

        島で初日のランチ。 マレーシアは、熱い国だからか、食材にたっぷりソースがかかっていることが多いのですが、こんな風にシンプルな味付けが嬉しい。海から新鮮な食材が手に入るからなんでしょうね! その日は午後からアクティビティがありました。 アーティストグループのPerupaが集めた寄付で購入した発電機、芝刈り機、ソーラーランプ、祈りのマット、お祈りの服、コーランの他、メンバーからのプレゼントも手渡されました。 島にあるスラウ(イスラム教徒のお祈り場所)に、ミニ図書館を作るた

        • ボルネオ島の北部、シルク島で水上生活を体験①

          もう半年前になりますが、2022年6月にマレーシアボルネオ島の北にある、シルク島でのアートキャンプに参加しました。 マレーシアのアートグループ Perupa と パハン州のアートグループ SILKの企画です。 そのアートキャンプの体験をもとに、16人のアーティストが作った作品の展示が、コタキナバルのギャラリー、GALERI AZMAN HASHIM, UMSで行われます。期間は2022年12月5日から2023年2月28日まで。 ずっとこの体験について書きたかったのですが、

        ボルネオ島の北部、シルク島で水上生活を体験 ④ 〜コタキナバルで展覧会〜

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          ランカウイ、ナショナルアートギャラリーでの絵本イラスト展に出展中です

          10月末まで、ランカウイナショナルアートギャラリーにてマレーシア絵本のイラストレーション展覧会「TEPOK AMAI-AMAI」が開催されています! そこに、今年、マレーシアのoyez!booksから出版され、私がイラストを担当した絵本、「サヤンサヤン」のイラストも展示されています! 9月に行った時は、まだ準備中で残念ながら自分の作品が見れなかったのですが、最近インスタにアップされていました! 現在この絵本は、クアラルンプール、シンガポールの紀伊國屋書店、BukitJa

          ランカウイ、ナショナルアートギャラリーでの絵本イラスト展に出展中です

          「私は世界一幸せ」と思った理由

          私はマレーシアで画家、イラストレーターとして活動していて、普段は家事をしながら楽しく絵を描いて暮らしているのですが、最近ちょっと落ち込むことがありました。 それは、数ヶ月前にイベント会社の人から、マレーシアでも歴史の長い日系企業で、かなり地位の高いマレーシア人の方への絵のプレゼントの企画があると私に連絡がありました。 私はぜひやりたいですと返事をしていたのですが、その後連絡がなかったので、もうその話はなくなったと思っていたら、突然連絡があり、私に決まったみたいなので、直接

          「私は世界一幸せ」と思った理由

          人間との距離が近い動物園@ランカウイ

          2泊3日で、家族とランカウイ旅行に行ってきました。 今月は毎週飛行機に乗ってたのですが、家族4人揃って飛行機に乗ったのはかなり久しぶりなので、ワクワクでした! 1番楽しかったのが、ランカウイワイルドライフパーク(Langkawi wildlife park)。 チケットを買って入るとまず家族写真を撮られます。出る時にはプリントしてあって、欲しかったら買うシステム。鳥を手に持たせてくれて、記念撮影。今回はとてもいい写真が撮れていたので買ってしまいました! 入り口で、動物

          人間との距離が近い動物園@ランカウイ

          シンガポールの幼稚園で、出版記念イベント

          コロナ後初めて、マレーシアからシンガポールへ。 マレーシアで今年6月に出版された、絵本「サヤンサヤン」の出版記念イベントが、シンガポールの幼稚園CHATSWORTH PRESCOOL で行われました。 絵本の作者で、現地フリーペーパーの編集長でもある麻美さんと、幼稚園のマイ先生、イッチー先生達がほとんど準備をして下さったので、私はのんびりお客さん気分で参加。 到着すると、なんと、絵本に登場するマレーグマさんたちが、立体になってお迎えしてくれました!!! ホリデーウイー

          シンガポールの幼稚園で、出版記念イベント

          3年ぶりのマレーシア出国と、シンガポール空港での忘れ物

          シンガポールで、絵本の出版記念イベントがあり、3年ぶりにマレーシアを出ました。2泊3日の予定だったけど、ちょっとしたパフニングがあり、1日滞在が延びました。 というのも、ボーディングタイムになって、荷物検査の時、携帯がないことに気づき、「トイレに忘れたのでは?」と聞かれてトイレやお土産屋さんを探したけれど無い。 とりあえず、飛行機に乗るしかないか、でも今年買ったばかりのアイフォン、高かったのに・・・!!どうしよう〜 ふと、さっきまで一緒だった友達が荷物持ってくれたりした

          3年ぶりのマレーシア出国と、シンガポール空港での忘れ物

          クアラルンプールでブックフェアに出展中です。(あと4日)

          もう、記事を書くのが遅いんですが、、、(反省) クアラルンプールのGMBBモールで行われているブックフェア、「Stories + Art = Picture books」にイラストレーターとして参加しています。 山内麻美さんと作った新作絵本「サヤンサヤン」が出版されました! 6月26−27日には、GMBBモールのブックフェアにて、出版イベントをさせていただきました。 ブースのデコレーションは、それぞれのイラストレーターに任されており、中央に影絵のようなドリアンツリーの切

          クアラルンプールでブックフェアに出展中です。(あと4日)

          ボルネオ島のマレーグマを守るためのチャリティー展覧会に参加しました。

          マレーグマは、世界一小さいクマで、体長は100~150cmくらい。 東南アジアの森に住んでいます。 優しい性格で、大人しいため、体の部位を利用するために密猟されたり、違法でペットとして飼われたりして、数を減らしています。 そんなマレーグマを保護して、森に返せる状態になるまで守っている団体が、BSBCC(ボルネオ保護センター)、サバ州のサンダカンにあります。 その創設者であり、センター長のウォンさんと、友人のアーティスト、アリス・チャンさんが企画した展覧会、「Health

          ボルネオ島のマレーグマを守るためのチャリティー展覧会に参加しました。

          締め切りには追われているけど、時間には追われていない

          朝、ふと、思いついた言葉。 「締め切りには追われているけど、時間にはそんなに追われていない状態。」 これって理想かなと。 締め切りに追われているのは、私にとってはやることがあるのでいいことです。 例えばコロナの真っ最中は、イベントも展覧会も全部中止や延期になったので、何も製作できず、ずっとダラダラとNetflixで子供と日本のアニメを見たり、主人と韓国ドラマを見続けてしまったりしてしまっていました。 今年に入ってからマレーシアも規制が緩和し、コロナの間に延期されてい

          締め切りには追われているけど、時間には追われていない

          ユソフ・ガジャさんの追悼展覧会

          カラフルなゾウの絵で有名な、ユソフガジャさんを偲んで、追悼の展覧会が行われました。 画家、作家、トラベラー、イラストレーター、ストーリーテラー、アート起業家、マレーシアナイーブアートの巨匠、国際絵本審査員、子供シアターの俳優、児童文学作家、ナイーブアートの指導者、子供の本ライティングとイラスト制作ワークショップのコーチ (←Google翻訳と主人の協力により訳してみました) たくさんの肩書きを持ち、「マレーシアのナイーブアートの父」とも呼ばれている偉大なアーティストです。

          ユソフ・ガジャさんの追悼展覧会

          体調不良から復活。ラマダン始まりました。

          金曜日の朝は普通に朝日記を書いていて、昼は同僚とイラストの仕事のやりとり。夕方、熱があるみたいに身体がだるく、熱い感じがして、仕事の途中だったけど「寝ます」宣言をして寝たまま、なかなか起き上がれないでいました。 熱は無いけど頭の中も身体も熱くて背中もヒリヒリ。 こんなに痛いのは初めてで、痛いという噂の「帯状疱疹」かしらと思って、寝ながらスマホで調べたり。このままずっと痛かったらどうしようと不安になるばかり。 マレーシアは今ラマダン月のため、家族は断食中。私は体調悪いので

          体調不良から復活。ラマダン始まりました。

          素敵なWebマガジンStay Saltyで紹介していただきました!

          noteを始めて約8ヶ月。自分の活動の記録として、SNSでは書ききれなかったことや、文章を書くことに慣れるためにブログを書き始めました。 そんなにたくさんの人に読まれることはあまり期待せず、なんとなく気が合いそうな人や同じような価値観を持つ人と出会えたらいいなという想いで。 すると、noteで出会ったALOHA DESIGHN の木ノ下さんから、これまでの経緯やマレーシアでの画家活動についてWebマガジンに書いてくださいと依頼があり、50歳の誕生日を目前に、今までの人生を

          素敵なWebマガジンStay Saltyで紹介していただきました!

          クアラルンプールでマレーシアハーブの個展を開催中です♪

          ブキビンタンのGMBBモール3階にて、今日から個展が始まりました。 一年前に参加した、パハン州のアートキャンプ「ジャングルでハーブを見つけて記録する」というイベントの後、教えてもらったハーブをスケッチし、集めたものです。 正面に飾ってあるのは1.5 x 3mのコットンリネンにプリントした、タペストリー。大学で一緒に彫刻を勉強した友達がデザイン、日本で印刷。 マレーシアハーブのテキスタイルができたらいいなという夢を叶えてくれました。 額に入れて展示してあるのは、1年で描い

          クアラルンプールでマレーシアハーブの個展を開催中です♪