心のブレーキかかってない?つまずいた時に前へ進む方法
このまま進んで大丈夫かな?選ぶ道を間違えてないかな?
毎日必死に頑張っているはずなのに、ときどき自分が前に進めているのか分からなくなることはありませんか?
考えれば考えるほど分からなくなって。
「ほかの道もあるんじゃないかな?いったん、やめて考えよう」
と今いる場所から降りてしまうことを考えているとしたら。
もしかすると、あなたの心にブレーキがかかっているのかもしれません。
今回は、日常の中でつまずいた時の心の状態と前に進む方法についてお話したいと思います。
あなたも自分の気持ちと向き合って、心をラクにしてみませんか?
心のブレーキとその要因について
心のブレーキがかかる要因は2つあります。
・急いでいる時に感じる「焦り」や「不安」
・失敗したくない気持ち
まず、心のブレーキとは何なのか。
人は問題が起こると、それをどう解決しようか考えます。
ところが、結論や解決を急ぐ気持ちが「焦り」や「不安」となり、次の行動にブレーキがかかってしまうことがあるのです。
しかも、悩みや迷いは目に見えないので、自分の行動にブレーキがかかっていることにも気づきにくいです。
そうならないために、私がお話したいのは自分は心のブレーキを踏んでいないか、または踏まないように意識することです。
ここは心がけの部分になりますが。
例えば、他の人と比べて自分は劣っているという気持ち。
これは、挑戦や失敗を否定するような言葉から、自分は人より劣っていると思い込んでしまっている可能性があります。
家族や友人に「続けてもむだだと思う」「もうやめたほうがいい」と言われて、自信を無くしてしまう。
その言葉が不安や焦りとなって助長されてしまうのです。
このような周りからの言葉に影響されることは私もあります。
「この道を選んでよかったのかな」「結果が出なかったらどうしよう」など、不安な気持ちが出てきてしまうんですよね。
そんな時に私がおすすめしたいのは、「お試し期間を設けてみること」です。
心が折れそうになった時、周りの言葉に傷ついてしまった時は、今日できたこと、これまでに感謝されたエピソードでもいいです。
続けていたからこそできたこと、よかったことに目を向けてみてください。
この気持ちの切り替えはブレーキを踏まないことにもつながります。
こちらの記事でも、ブレーキを踏まずに過ごすヒントを載せています。
心のブレーキがかかるもう一つの要因
何かを決める、前に進もうとするときには、一番いいやり方を探したい。
できるだけ失敗したくないと思いませんか?
これも心にブレーキがかかる要因です。
失敗したくない気持ちがあって、進んでいる道の先であれこれ考えてしまう。
成果を求めて集中するあまり、悩みや不安を抱えたまま進むので、気持ちもしんどいし、ゴールが長く感じてしまうのですね。
この状況だと、あなたのベストな力が発揮できていないかもしれません。
悩んだり不安になったりするのは、問題と真剣に向き合っているからですが、考えているうちに真剣になりすぎていたという時。
私が皆さんにお伝えしているのは、「結果の形は選べないけど、そこまでの行動は自分で決められる。だから、道のりも楽しんでみない?」ということです。
こう考えると、少しだけ気持ちがラクになりませんか?
たまには気分を変えて、リラックスの時間をとりながらゆっくり進む日があってもいいのです。
前に進めているか分からなくなった状態=見えないものが多いとき
前に進めているか分からなくなるのはどんな時かというと、見えないものが多いときです。
見えない部分が多いと、人は不安な気持ちになります。
人が不安な気持ちになるのはどうしてでしょうか?
私なりに考えて書き出してみました。
・不安な気持ちの元に気づいていない
・成果が見えないことへの焦りがある
・自分なんてまだまだと思ってしまう(自分に厳しい)
・人に言われた言葉がたまたま心に刺さった(人からの影響)
これ以外にもいろいろな要因があると思います。
私は小さい頃、母の前で少しウトウトしながら勉強していると「それじゃテスト失敗するよ。」とよく叱られていました。
その後も自分なりにいろいろ挑戦して頑張ったつもりでしたが、「それじゃ、次も頑張ろうね!」の一言で、どこか寂しく落胆した気持ちでした。
私はきっとまだまだなんだ。
どうしたら親に認めてもらえるのか焦りや不安で、いっぱいになっていたのかもしれません。
このような不安な気持ちを抱えた時、あなたならどうしますか?
自分に自信がなくなった時、自分の心と向き合うのは大切ですが、考えすぎて苦しくなったことはないでしょうか?
漠然とした悩みや不安を感じる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
一人で考えすぎて苦しくなったら外で気づきを探す
自分の中に答えを探しても分からなかった、浮かばなかったことはありませんか?
混み入った話になればなるほど、客観的に自分を見つめ直して判断するのは難しくなります。
ですが、身近に相談できる人がいない場合。
気づきを促してくれるものを自分の外に探してみるといいかもしれません。
例えば、本を読む。
じっくり自分のペースで読めますし、気になったところを何度も読み返せるのがいいですよね。
今回は私が読んだ本の中から、気づきをもらえた1冊を紹介します。
「成長マインドセット 心のブレーキの外し方」
著:吉田行宏 発行元:クロスメディア・パブリッシング
この本は今回のテーマ、心のブレーキについて書かれています。
読んでみての気づきは、自分の心を縛っていたのは紛れもなく自分自身だったんだなということです。
詳しく知りたい方は一度読んでみてください。
心のブレーキは踏まずに進んでみよう
ここまでお読みいただきありがとうございます。
最後に今日のお話のまとめです。
・心のブレーキは成果を求める「焦り」や失敗したくない気持ちから。
・辛いと感じたら、お試し期間を設けてやってみる。
・結果だけでなく道のりも楽しもう。
・考えすぎて苦しくなったら、自分の外に気づきを探してみる。
大人になると、自分の行動を自分で決めることができます。
個人が尊重される社会になり、いろんな選択の幅も広がったからこそ、判断に迷うことは誰しもあると思います。
この世界の全てを知っている人はいません。
だからこそ、あなたが今大切にしたいことを選んで、それに向かって全力投球できるような言葉がけができたらと思い、今回心のブレーキについて書きました。
そして、不安や焦る気持ちは、裏を返せば「自分を変えたい!もっと素敵な明日にしたい」という気持ちの表れだと思っています。
その気持ちが出てきたら一人で抱え込まず、自分の外からぜひ新しい「気づき」や「ヒント」を取り入れてみてください。
長くなりましたが、あなたの日々の暮らし方が少しでもラクに、ハッピーになりますように。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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