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インナーチャイルドセラピーを受けてみて #1


私はカウンセラーのスクールで心理学を勉強しています。

スクールには「インナーチャイルドセラピー講座」という特別講座があり、今年の10月から1年かけてこの講座を受けることにしました。



インナーチャイルドセラピー講座を受けて感じたことや、心がどのように変化していくかについて、シリーズでお伝えしていこうと思います。


自分のインナーチャイルドと向き合うのが苦手な方、インナーチャイルドと向き合う様子を客観的に見たい方へのヒントになれば嬉しいです。

私自身、自分の心や思考がどのように変化していくのかがとっても楽しみです。


インナーチャイルドの基礎的なことはブログにまとめているので、そちらも読んでいただくと、より理解しやすくなりますよ。



インナーチャイルドセラピーを受けようと思ったワケ

まずは、この講座を受講しようと思った理由からお話します。


私のブログや今までのnoteを読んでくださっている方はご存じだと思いますが、私は感情より思考で物事を選択してしまうタイプ。


以前noteで、自己肯定感を高める方法を間違えていたことについてお話ししましたが、これも頭で考える性格だからこそ陥っているものでした。


「お母さんを怒らせないように、いい子にしておくべき」

「母親なんだから子どものためにしっかりしないといけない」


このように、いつも周りの目や評価を気にして生きていた私は、だんだん誰を生きているのかがわからなくなりました。


本当の私ってなんだろう?

純粋な私の気持ちはどこにあるんだろう?


このような疑問が私の中に溢れ、自己信頼度が下がっていくのを感じていました。

それと同時に、もっと自分の思いや人生を大切にしたいという気持ちが芽生え始めてもいました。


そのような時、インナーチャイルドセラピー講座が開講されることを知り、自分のインナーチャイルドと向き合う旅に出ようと、参加することにしたのです。



インナーチャイルドセラピーの目的とは?

人は、自分の内側に2つの存在があります。

・生まれた時から持っている子どものような無垢な自分(インナーチャイルド)

・生きていく中で身につけた知識の集合体のような大人な自分(インナーアダルト)


インナーチャイルドが、インナーアダルトに愛されていると感じる時は喜びや情熱が溢れます。

しかし愛されていないと感じると、不安や恐怖、悲しみでいっぱいになり落ち込みます。



人と一緒にいても孤独や寂しさを感じることってありませんか?

このような時は、インナーチャイルドとインナーアダルトが断絶している状態になっているんです。



本来、自分の中に沸き起こった「悲しい」「不安」といった感情は、インナーアダルトが癒し、前を向くためにお世話をする役割を持っています。

しかし、生きる中でトラウマとなった過去の経験や知識が影響し、インナーアダルトが苦痛の体験や責任から身を守ろうとしたとき、本当は和らげてほしい不快感情を無視してフタをするのです。

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その結果、不快感情が喉に刺さった小骨のようにわだかまりとして残り、生きづらさへと繋がってしまいます。


わだかまりとして残っている生きづらさや、癒しきれていない不快感情によって傷ついたインナーチャイルドを癒す作業が、インナーチャイルドセラピーです。



●セラピー後の理想的な状態
インナーチャイルドがインナーアダルトに愛されていると感じ、愛ある関係ができた時、あなたの内側で絆が結ばれ、自己一致した状態になります。

これを、インナーボンディング(内なる絆)が結ばれた状態といいます。


この状態を目指して、傷ついたインナーチャイルドをケアしていくのです。


まずは2つの存在に気づくことが大切!

第1回の授業では、インナーチャイルドセラピーを受ける理由や目的について勉強しました。

他の参加者の中には、マイナスの感情を上手くコントロールできるようになりたい方や、周りの目を気にせずに自分らしく生きたい方など様々でした。


自分の中で内なる絆を築いていくには、インナーチャイルドとインナーアダルトの存在に気づかないとはじまりません。

第2回からは、この2つの存在に気づくワークにうつっていきます。


私はインナーチャイルドに気づけていないので、インナーチャイルドを見つけるワークを通して、どのような気持ちが現れるのか不安な部分もあります。

一時的に症状が悪くなるかもしれません。


しかしそれも、自分としっかり向き合って回復に向かっているからこそ現れる好転反応の一つ。


セラピーを受ける中で自分のことが嫌になったり不安が大きくなったりするかもしれませんが、悪化してる自分のことも優しく受け止めながらインナーチャイルドと向き合っていきたいです。


次回は、第2回の授業を受けて、インナーチャイルドの存在にどのくらい気づけたかについてお伝えします。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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