【セルフライナーノーツ】寿司と芸者とロックンロール
12曲目です。
「寿司と芸者とロックンロール」。
これもシングルリリースの時からちょこちょこと色んなところが変わってます。
ちょこちょこよりかは変わってるかなw
やっぱりドラムの音作りはやればやるほどこだわりが強くなっていく部分です。
逆にギターはハシグチカナデリヤくんが弾いてくれてる部分は彼の出したいであろう音のベクトルを尊重します。
全くさわらないということではないけど、彼が鳴らしたい方向をちゃんと汲んで音を整理するということです。
これも昔の曲なんだけど、突き抜けるような気持ちよさがアルバムに必要だと思ってこのタイミングで収録しました。
昔ライブで演奏していた時とはグルーヴの流れがより歌に寄り添ったものに変更されています。
この曲はこのリリースのタイミングで歌詞を書き直そうか悩んで実際に一回書き直したのだけど、歌のレコーディングの直前に戻しました。
それはどういう事かというと、わかりにくく書いている部分をわかりやすく書き直したのだけど、わかりにくい部分は俺にとってはわかりやすい部分でもあって、ならばここは自分がわかりやすいのを優先してそれを懸命に伝えるやり方の方が表現者として正しいのじゃないかと思い直した、というなんか説明されてもよくわかんねーよって感じですよね。
でもとにかくそういう事です。
歌詞で細かく言うと、環境問題や日本の国際社会での立ち位置やらを取り上げて歌っているのですが、大まかにいうとそういう大切な事ももっと身近な悩みの前にはどうしようもないという事が言いたいのかもですね。
所詮はぼくらアニマルですよね。(それに抗って理性的に生きていきたいと願いこそすれど。)
いわゆるジャパニーズサムライと言っていいような立派な人が下半身をコントロール出来ずにハラキリのような大変な事になるのをこの年齢にもなるとたくさん見てきました。
心当たりのある人は気をつけましょう。
いつでも自分の等身大の一歩一歩で幸せになれるように頑張りたいものです。
さてセルフライナーノーツも次で終わりです。
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