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【読書】お金の格言 ワタナベ薫 著

始めに。

 おばんでございます。サムカフェオーナーのオサムです。

外はビュービューと木枯らしが吹き、風が音を立てて遊んでいる今日この頃。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

noteでお金の本を紹介するのはこれで3冊目になります。

 お金の勉強を始めても、相変わらず僕は「お金持ち」ではありません。

「お金持ちになるために勉強しているのではない」と言えば嘘になりますが、読書を通して価値観を学び「知識肥やし」になっている点ではある意味「豊か」になっているのかもしれません。

今日は記事タイトルの書籍を読みましたので、ご紹介させて頂きます。

現実を変えるには、あなたの意識の向けどころを変え、思考を変える (はじめに より)

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著者について

ワタナベ 薫 (わたなべかおる)
1967年5月30日生まれ
株式会社 WJプロダクツ 代表取締役                美容、健康、メンタル、自己啓発、成功哲学など、女性が内面外面からキレイになる方法を、独自の目線で分析して配信しているメンタルコーチ。2006年から始めたブログ一つで一日三万人が訪問するカリスマ人気ブロガーになる。                                 20代は月10万円貧乏生活、30歳で離婚、39歳で流産という過去のつらい経験を通しての、決してきれい事じゃないメッセージが、「ワタナベ節」として20代から60代まで幅広い年齢層の女性の支持を集める。(WJプロダクツHPより)

僕はこの本で初めて著者を知りました。以前から人気のブロガーであったり、講演会なども頻繁に開催し多くの女性を集めているそうです。本書でも女性ならではの視点から「お金」について著者なりの考えが述べられており、女性に支持をされている事も納得できます。そしてこの本が著者の14冊目とのこと。

貧乏生活、離婚、流産と女性にとっては大きな試練を乗り越えた末に見出した「言葉」が彼女の魅力の一つなのかもしれないですね。

本書の構成

 本書はチャプター1(章)~チャプター5で構成されいます

チャプター1 あなたに届いた”招待状”をどう受け取る?
チャプター2 お金ほど思い通りに動くものはない
チャプター3 美しさと品性が必要な理由
チャプター4 豊かな循環に乗れる人、乗れない人
チャプター5 ワンランク上の自分、ワンランク上の人生

各チャプター毎に7~10の格言が述べられていて、それについての解説が綴られています。

いくつかご紹介します。

1-1 人から奪う人とタダで何かを得ようとしている人はいつまでたっても、豊かになれない

 「いかに与えられるか?ここに豊かさの真髄がある。」

という根拠には、豊かになってから人に与えるのではなく、今自分にある物から人に与えていくとすぐにでも豊かになれると言う。

 「人から奪う」事の例を家電量販店のサービスについて例えています。

 ある電化製品を買おうとする。店で買うよりもネットの方が断然安い。しかし、現物がどんなものかもわからないし、使い方も知りたい。 そこで家電量販店に行って、お店の人から何十分も時間をかけて、その商品についての説明を受ける。それなのにお店では買わないで、後に店舗よりも安く売っているネットショップで、その商品を買ってしまうのだ。 なにが言いたいかお分かりだろうか?買う気もないのに、お店の人から使い方の説明や特徴を聞く。本来は、もうここでサービスを受けていることになるのに、そこにはお金を支払わない。これはある意味、「奪う」事になる。(本書20p)

 たしかに、僕も同じことをした経験があります。恥ずかしながら、ラグビーのスパイクを買うときにスポーツショップで試着しただけで後でネットで買った経験があります。つまり僕も人から奪っていたのかもしれないと思いました。



2-11 自己否定している人はお金にも否定される

「あなたは自分が価値のある人だとおもっているだろうか?」なぜならお金と言うものは、「私には価値がある」と思っている人に流れ込むようになっているからだ。

 たしかにそういう視点はとても一理あると思わざる負えない。しかし「自分には価値がある」と自信を持って言える人はどれだけいるだろうか?と考えてしまった。しかし、その考えに陥って負の連鎖を招くのではなく、「自分の負の前提」を越えていく事が大切だと言っているんだろうなと思います。

そこで著者が言いたいことは。

「自分を否定している人は、他人からもお金からも否定される事になる。」

と自分を否定するのではなく、まずは自分が自分を愛することから始めよう。と語っている。

愛する事とは何を意味するか?それは自分が好きな事をする。

まとめ。

 全体を俯瞰してとても分かりやすく学びがある本だったと思いました。女性ならではの視点が逆に新鮮に感じます。しかし男性のボクがこの本を読むよりも、どちらかと言えば女性のための「お金の本」のような位置づけのようにも感じました。

 かといって、僕自身がお金持ちではないので、はなはだそんなこと言えた筋合いはないので、ご勘弁。

 いい勉強をさせてもらいました。

へばね~。

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