歌川広重 妄想ビュー! 東海道の旅
東海道五拾三次の浮世絵で一世を風靡した歌川広重。本名は安藤重右衛門。
ゴッホら、西洋の名だたる画家たちに影響を与えたことでも知られる。
作品から「旅する浮世絵師」のイメージを持つ人も多いのではないか。
ところが、彼が旅したとされる地域は江戸周辺の関東地域、つまり武蔵国(東京都下)、房総(千葉)、相模(神奈川)、甲斐(山梨)、そして東海道では箱根あたりまでだったという。せいぜい遠くても駿河(静岡)までとのこと。東海道五拾三次は江戸の日本橋から始まって、京都の三条橋がゴール。静岡