アタシのお気に入り(22) 本

今回のアタシのお気に入りは
「森茉莉」の本たちです

が!!!!


森茉莉の本たちが
どれだけ お気に入りなのか
表現力も語彙力もないから
ずいぶん迷ったわー

けど。

アタシは本当に森茉莉の本から
大事な事を いっぱい いっぱい受け取って
アタシという人となりを作ってくれた と
言ってもおかしくはないから

やっぱりここに書こうと思ったん

で、森茉莉。

ご存知の通り
文豪、森鴎外の長女であり
究極のファザコン?で
究極の お嬢様であります

森茉莉の存在は
コラムニストの中野翠さんから知りました

「裸の王様を裸だ!と言える人」
「あんな悪口を書けるばあさんになりたい」

辛口の中野さんが言う森茉莉って
どんな人やろ?と めちゃ興味を持ち
本を買い求めたのは、20代後半か30代前半

最初に買った単行本は
何故かなくしたけど「私の美の世界」

そして「贅沢貧乏」

まだ自分の「美意識」なんて言う
しっかりしたものはなく

ぼんやりとした
こんな感じが好き、に

しっかり輪郭付けしてくれたのは
紛れもなく森茉莉のエッセーからだ

森茉莉は
強烈な美意識で生きてる人やもん

パリ、 料理、お洒落、
美しいもの、醜いもの、人の心、、、

なにより
今の生き方?の本に出てきそうな

「自分を愛する」とか
「頑張らない」とか
「嫌な事はしない」とか

明治生まれの森茉莉は とっくに やってて
(生まれつき、とも言えるけどね)

そんなのも彼女から教わった


そして
「言ってはいけません」と
教えられた悪口は

自分が思った、感じたままであれば
「悪口」には ならないのだな と

それが森茉莉の「悪口」やもんなぁー

と、森茉莉の事を書き出すと
止まらへんし まとまらへんのです 笑

とにかく

この変人のばあさんに
一歩でも近づきたい!と思った
若かったアタシは

いまだ
このばあさんを追いかけております

道は遥か、険しいけど。 笑

そんなアタシの お気に入りです

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ちなみに
森茉莉の小説は読んだことありません!
あしからずー

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