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生活に花を。

まだコロナ騒動が始まる前、月1で開催されるキガリマーケットにてパクチーの苗を入手。あまりにもひょろひょろしていて、多分すぐにダメになるんだろうな…と思いつつ庭の隅に植えてみた。

それから3か月、くたっと倒れかけた一本の枝だった苗は、しっかりと根付いて太くなっただけでなく、枝分かれしつつ育ちに育ち、花まで咲かせた。強い香りからは想像できないような、小さな可愛い白い花が沢山咲く。

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もさもさと育つので、ドサッと料理に使っても、へっちゃら。ちまちまと使うのではなく、強引に沢山使えるのが、家で育てるのの良い点だなと実感。

定期的に庭の隅でパクチーを採っていると、坊は花が気になるようでちぎっていた。ありゃ。花の部分は食べないんじゃないかな…と思いつつも、なんだか嬉しそうに花を持っている少年が可愛い。そういえば、彼はほとんど花に触れていないので、パクチーでお花デビュー。

それからというもの、庭に行く度に花を採りたがるようになってしまった。持って帰ってきては、なんだか嬉しそうに持ち歩いて遊んで、いつの間にか忘れられてソファーの上にくたびれていたり、時には見せびらかした結果モシャッと猫に食べられたり。

それならばと、ちょっとおしゃれな瓶に入れて、テーブルに飾ってみたことも。食卓にお花があるのは”丁寧な暮らし”な気がして、心が躍った。

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…のは私だけで、触れなくなってつまらない坊。花を狙う猫。

お洒落ー!と思った数分後には、瓶落下事件を想定してキッチンカウンターへ移動する羽目に…それからカウンターで数日間は元気に咲いてくれている。

試しに置いてみただけとはいえ、食卓に花があるって素敵だな。

私はガーデニングは好きじゃないし、土や虫とは極力遠ざかっていたいタイプなのだけど、もう少し庭に花があっても良いのかな。カラフルな色の花をたまーにでも食卓に飾ったら素敵。

でもそれなら食べられる野菜がいいかな、と花より団子。乾季が終わったら色々植えてみよう!

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